生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

天使か、悪魔か

2005年12月24日 | 第2章:心理療法の基本
<あなたは私の太陽だわ、君は私の薔薇の花>が数年後<あなたは悪魔だわ、君の実態は魔女だ>と錯乱して泣き騒ぐ二人、そして<有難う、有難う>と感謝しつつ、天使のように優しい看護婦さんの手を握りながら息を引き取る元何とかの老人。これも人生の一こまです。さて<私は天使かなあ、悪魔かなあ>と悩む人は美しい自問自答をなさっている人々です。この自問自答こそ、自分の心につながりを持とうとしている美しい人々だと、かねがね、私は思います。夫婦、親子、職場、逃げ出したくても逃げ出せない<わたしとあなた>の人間関係が天使のように美しい関係はそのままで良いのですが、辛い針のムシロの日々、心のつながりを持ちたくても持てない関係を楽にさせる方法がこの自分の心につながりを持とう、とする知恵です。自問自答を美しくすればする程、周囲が悪魔の世界でも、誰からも侵害されない自分の心の中で、美しい自問自答をすれば、心は穏やかな天使の世界を保持出来ます。その方法を明日、また一緒に考えていきましょうね。
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