風薫る道

Who never feels lonely at all under this endless sky...?

ピーターパンの舞台を歩こう

2008-10-29 12:43:17 | 倫敦うるるん滞在記

"But who is he, my pet?"
"He is Peter Pan, you know, mother."

(『Peter and Wendy』 J.M.Barrie)



イギリスはレッド・ツェッペリンやローリング・ストーンズを生み出したロックの国であって、シェークスピアやディケンズを生み出した文学の国であって、そして、なんといっても数々の名作を生み出したファンタジーの国でもあります。
ハリー・ポッター、指輪物語(ロードオブザリング)、不思議の国のアリス、くまのプーさんとあげればきりがなく、ロンドンからちょっと足を伸ばせば今も変わらず残る舞台となった景色に出会うことができます。

さて、今回はロンドンが舞台のこのお話。
『ピーターパン』。
ピーターパンとティンカーベルが住んでいるのはロンドンの中心地にある広大な公園、ケンジントンガーデン。
ウェンディ一家が住んでいるのは、そのケンジントンガーデンから少し北のノッティングヒルの住宅街。
すべて徒歩で周れるので、一日あればピーターパンの見どころはすべて周れてしまうのです。


まずはKensington Gardensから。
ジョニー・デップ主演の『Never Land』もここで撮影されました。
彼が座っていた形のベンチもあちこちにありますよ^^



Kensington Gardensの一角にあるピーターパンの像。
公園内の地図にも書いてあるので、すぐにわかります。
ところでここを訪れるなら、『リヴィエラ』の場合と同じく絶対に秋・冬をおすすめします。イメージにぴったり。
逆に夏はイメージが崩れるのでお勧めしません。。


Kensington Gardensから北のBayswater Roadを一本はさんだところにある、作者J.M.Barrieの家。


漱石の家と同じく、ここにもブループラークがあります。
(・・・って、今気づいたけど、私、漱石が一番長く住んだ最後のクラッパムコモンの下宿先の写真、あげてなかったですね。すっかり忘れてた。近いうちにあげ・・・られればいいなぁ・・・)


バリーの家からてくてくと北西へ歩いて行くと、ノッティングヒルの高級住宅街のど真ん中、その名もKensington Park Gardensという通りにウェンディ一家の家のモデルとなったデイヴィス家があります。
ここの屋根裏部屋の窓からピーター達はネバーランドへと飛び立ったのですね^^
雑雑としたポートベローマーケットから一本奥に入っただけとは思えない、イメージ通りのとても素敵な通りです。


にゃんこ^^
とても人懐こくて、ずーっと後ろをついてきました。

以上、ピーターパンを巡る旅でした^^
あ、番外でもう一つ。
ピーターパンやウェンディの気分を味わえる一番のアトラクションといえば、これ!
そう、London Eyeです。
お値段はちょーっと(かなり?)高めですが、その夜景の美しさは抜群!
乗る価値アリですよ。
旅の思い出にぜひどうぞ^^
よく長時間待ちと言われますが、私が乗ったときは5分待ちくらいで乗れました。





テムズ川とビッグベンを見下ろす。

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