しばし羽を休めた枝が
細すぎて折れるかと思えても
それを感じながら
いざとなれば飛べばよいと
気楽に歌い続ける
鳥のようであれ
(ビクトル・ユゴー)
詩の訳は、『喜びの泉 ターシャ・テューダーと言葉の花束』より。
2007年にこのブログでご紹介した詩の再掲です。
昨日書いたオダサクについての記事に通じるなと思ったので。
大好きな詩です
人間って歳を重ねていくほど、生活はややこしくなるけど、考え方はどんどんシンプルになってくるように思います。
若いときは自分の生活はシンプルだけど、頭の中は単純なことを色々こねくり回して複雑に考えていたような気がする。
だから今若い人達で死を考えている人がいるなら、「とりあえず生きていた方がいいよ」と言いたいです。
自分の目から見える世の中の姿というのは、歳を重ねるごとにどんどん変化していくものだから。自分も変わるし、世界も変わる。
また私達は自分や世界の全てを知っているわけではない。私達が認識しているものなんて、全体のほんの一部。
だから、今見えている世界の姿が数年後も同じように見えているとは限らない。
人間や世の中というのは、結構いい加減なものです。