散 歩 B L O G

歩くことが唯一の趣味ですから。

森ノ宮

2023-06-10 | Weblog

気にしなければどうということはない。しかしカレーの辛さ1000倍というのは常軌を逸してるのでは? 東京では辛さ70倍までしか記憶がない。35倍でさえ辛いというより痛い感覚だったが、70倍ともなると記憶がとぶ。トビマス、トビマス(©︎コント55号)……1000倍なんて、1000倍なんて。

ここは新大阪である。新幹線を14:39に下車して駅1階のいなたい飲食店街へ進入。カウンター数席のモジャカレーがガラ空きでバイトのお姉さんが賄い食べてるのを見てもう閉店かなと思いつつ、店に首を入れて「やってますか?」と聞くと「どうぞ」というので席につき、ビーフカレーを頼んだ。「お肉があと少しなのでビーフカレーできません」といわれてカツカレーに変更したら、あと少しのお肉が端にオマケされたかも。

はるばるカレーを食べにきたわけではない。遅めの昼ごはん後に環状線の森ノ宮駅までJR西日本で移動して、森ノ宮ピロティホールという建物を探す。レモン色だとは思わなかった。アクセスを事前にネットで調べたとき、ホール建設の際に縄文遺跡が出てきたので保存のため高床式ホールにしたという記述を読んで俄然、ここに興味が湧いてきた。

こういう展示がホールの高床の下にあるのだろう。ピロティホールのピロティとは、ざっくり高床のことを指す。2階以上の建物で1階が柱で支えられ外部空間になってるようなやつは大体ピロティで、弥生時代に米をネズミに食われないよう工夫した高床式倉庫なども広義のピロティらしい。どこまで遺跡を大切にしたネーミングなんだろう、森ノ宮ピロティホール。

残念ながらピロティ下の遺跡展示は公開日が限られているようで、遠路はるばる東京から大阪くんだりまで訪ねてきたのに見学すること叶わなかった。くんだりっていうなよオレ。それにわざわざ貝塚が見たくて森ノ宮まできたわけではない。カレーも貝塚もついでにすぎない。森ノ宮ピロティホールにやってきたのは観劇のためだ。感激できるかもしれない観劇のためにすぎない。

東京で新緑の季節にあえてインドアで観劇するかするまいか躊躇しながらアウトドアを優先してるうちに上演期間が終了した『舞台・エヴァンゲリオン ビヨンド』を、全国的にほぼ梅雨だから地方のインドアで見届けようと考えた。それで大阪の初日にきたのだった。にもかかわらず舞台の感想をひとことも書かずにブログを終えるというね。これ「散歩ブログ」だから。

 

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