親不知といえば奥歯のことで、あぁ抜くと痛いやつかと思うけど、
北陸の海岸も親不知。この写真は親不知だ。
ちょうど関西が梅雨入りしたころで、まだ親不知は晴れていた。
本数の少ないローカル線で、糸魚川から2駅か3駅。
糸魚川では翡翠がとれて、縄文人がそれを加工したり交易したりで
豊かに暮らしていたと聞き、ちょっと見に行きたくなったわけ。
そう思って糸魚川に行ったところ、駅のホームに翡翠の原石が
転がっていた。これ、当日モバイルツイッターでアップしたら、
なんか調子おかしくて5回も6回もTLに出ちゃった写真。
糸魚川からタクシーで10分(約1300円)のところにある立派な施設、
フォッサマグナミュージアムの庭にも転がってる、翡翠の原石。
フォッサマグナミュージアムは、地質学的な? 鉱物学的な?
展示が充実していて、翡翠がどういうモノかよくわかった
けどもう忘れた。少し覚えているのは、金銀よりむしろ
神聖にして高貴なモノだったんだっていう驚き。
あと、非常に状態のいい化石が多くて、胸を打たれた。
ミュージアムを出て、森の中をさ迷うと、翡翠を扱っていた縄文の
遺跡があった。公共施設のメッカらしく、すぐそばの野球場から
少年野球のバッターを呼ぶ場内アナウンスが響いてくる。
のどかだなあ。だれもいない。
こういう、いかす縄文式土器がある博物館も、貸し切り状態だ。
フォッサマグナミュージアムとの共通券で入るのがオトク。
あと、帰りのタクシー代は、行きの領収書をミュージアムで
渡すとタダになる券をくれる。(片道分で往復できる)
その森で、なぜかドラちゃんが石になっているのを見た。
そこから親不知にいくと、翡翠にちなんで、いいものが見られると
いうから期待して各駅停車に乗り、わざわざ道の駅まで歩いた
けど、正直いって無駄足だった。海がきれいでよかった。
道の駅から鉄道の駅に歩いて戻ると、次の列車がくるまで
1時間半も待ちぼうけ。PHSの電波も入らず、モバツイで
つぶやくこともできないから、沈黙して待った。
それから1か月あまり梅雨が続いて、やっと関東も梅雨明けして
夏になった。家族を連れて、京浜急行で三浦海岸にきた。
とくにすることもないから、モバイルでブログを更新してみた。
iPhoneとかじゃなく、Willcom 03だけどネ!