散 歩 B L O G

歩くことが唯一の趣味ですから。

小倉

2013-05-25 | Weblog
仕事のような遊びのような用事のために宮崎県の延岡で2泊もして、用も果たしたので小倉まで北上してきた。
どんなところだろうと駅前に出ると鉄郎がいた。


銀河鉄道999の星野鉄郎

よく見ると鉄郎だけでなく、かたわらのベンチには家族連れといっしょに、メーテルが腰かけているのだった。


左端に座っている姿勢のいい女の人がメーテル


残酷な子供たちの餌食になるメーテルと鉄郎

なにをされても辛抱している鉄郎やメーテルとは少し距離を置いて、クールに佇んでいる傷だらけの男はあれだ。
宇宙海賊のキャプテン・ハーロックだ。


小倉の駅前は、すごいなあ

――男には、危険をかえりみず、負けるとわかっていても戦わなければならない時がある。死ぬとわかっていても
戦わなければならない時がある。

それにしても、どうなってるんだ小倉? 松本零士ゆかりの地らしいとスマホで検索してみたら、少年期から思春期
を過ごして漫画家デビューしたという。そして、これらの銅像はサブカルの総合デパート“あるあるシティ”の開業を
記念して昨年できたというではないか。なんにも知らなかった……。


あれがその“あるあるシティ”にちがいない

サブカルの総合デパートとは、一体全体どういうことだろう? 渋谷「109」に中野「ブロードウェイ」のテナントが
ごっそり移転してきた感じとか??


この雰囲気……当たらずといえども遠からず

中に入ってみると、アニメグッズ専門店、漫画古書店、カードゲーム専門店、コスプレ専門店などなど謎めいたショップ
がぎっしり。秋葉原のラジオ会館みたいといったら、余計わからなくなるだろうか。


フィギュアっぽいものが積み上げられていたり


ポスターっぽいものが連日無料配布されてたり


ああいうの着て集まったりしてるんだな……


カツラもどこで買うのかと思ったらここか~


碁会所みたいな感じでカードゲームやってる


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。


「抱けばいいと思う」ってね


こちらのコーナーは立ち読みOKです


「少女漫画の世界展」やってるのか……


メ、メ……メーテル!?


こんなところにいるわけがないか……


そとにはやっぱり、「痛車」がとまってる

とまあ、小倉にはきっとほかにも見どころがあるにちがいないけど、サブカルの総合デパート“あるあるシティ”
の印象だけが強く頭に残ったのだった。
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桜島

2013-05-16 | Weblog
鹿児島には来たことあっても、桜島には行ったことない。遠くから(近いけど)見るだけ。「何もないよ」
とみんないう。「フェリーでうどん食べることになってるよ」とみんないう。桜島の見どころ、うどんだけ?
それも往復のフェリーの……?


そんなばかな!

「温泉宅配いたします」って書いてある。どういうこと? 温泉宅配って……フェリーのうどんが名物とか
温泉宅配とか、鹿児島って不思議なところ。


宅地内降灰指定置場

灰をゴミに出すとき、指定の置場があるんだ。。。すごいな。その灰は桜島から降ってきてる。ちょっくら
フェリーで渡ってみるか、あの桜島へ。


市電を水族館前で下りて、少し歩くとフェリーのりばが見えてくる

「赤字解消に向けて、年間あと2往復のご乗車をお願いします  鹿児島市交通局」って書いてある……。
どういう計算なんだろう、年間あと2往復って。


フェリーのりばからも桜島が、すぐそこに

桜島を地図で見ると、大隅半島と地続きになっている。「島じゃなくて半島じゃないか」と思ってしまうが、
だいたい100年前(大正3年)に噴火して地続きになったので、それまでずっと島だったらしい。西郷隆盛
が生きていたころは、桜島も島だった。


運賃後払いです そのままご乗船ください

すごいシステム。いくらかと思ったら150円だった。すぐ着いちゃう。うどん食べてる時間ない。
フェリーというより渡し舟。「24時間運航」って書いてあったのは本当だろうか? もしものときのため
なのかな……大正3年の貴重な経験を生かして。


じゃーん! 昼間は10分間隔、夜は1時間間隔

桜島についてみたら、たしかに何にもない。ちょっと神社に寄ったりしてから、乗合バスを乗り継いで
島のほぼ反対側にある「埋没鳥居」というところへ。途中、海がきれい。


埋没してる……

噴火したとき、灰に埋もれてしまったという。たしかに、いまもパラパラ灰のような砂のようなものが天から
降ってきている。パラパラ、パラパラ音がして


葉っぱにもこのように灰が積もってる


あそこから降ってくる
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北緯31度11分

2013-05-11 | Weblog
指宿枕崎線に乗って頴娃大川という駅を目指していると、途中の無人駅で大勢の人が待っていた。

「1日3本くらいしか列車がないから混むのかな……?」

それなら他の駅でも人が待っていそうなものだから、へんだなと思ってホームのようすをみる。


なにやら記念撮影してる人々

開聞岳を望むこの西大山駅は、JR日本最南端の駅らしい。それで、みんなクルマで乗りつけて
シャッターを切っているところへ、たまたま列車が止まったらしい。


ホームより駐車場が立派という話も  (見切れマン)

「2分停車します」って放送があったのは、「降りて記念撮影どうぞ」の意味だったのか。

ご丁寧にも、最北端、最東端、最西端、最南端の駅の案内がホームに掲げてある。


佐世保は行ったことあるけど稚内と東根室はない

2分なんて、こうしているとあっというまだ。ドアが閉まりそうなので急いで列車に飛び乗って
ガタガタ揺られていく。

列車の本数がもう少しあれば、終点の枕崎にも行くところだけど、1日3本では帰れなくなるので
頴娃大川で下りた。


反対方向の列車がだいたい1時間半後に通る

そこから海のほうへ歩いていくと釜蓋神社があって、お参りの人が釜の蓋を頭に乗せていた。


Comments (2)
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