散 歩 B L O G

歩くことが唯一の趣味ですから。

津山経由

2014-05-16 | Weblog
津山三十人殺しで印象深い津山を通って、鳥取から岡山まで電車で移動する予定を話したら、鳥取の友人が
岡山の遺失物センターに用があるからクルマで岡山まで乗せて行ってくれるという。『八つ墓村』のエピソード
の元になった津山三十人殺しは戦前の事件で、いまの津山は平和そのものにしか見えない。中山神社の奥に
ある、猿神社(上の写真)を訪ねてから、津山の市街地で昼ごはん。


ナマステ・ガネーシャ

ナマステだけだって、ガネーシャだけだって店名になりうるのに、ナマステ・ガネーシャってすごい名前だなぁ!
というわけで津山でカレー食べる。


不法投棄(?)の家電がずらり

国道を走っていると、このようにいろいろなものが目に入る。散歩ほどじっくりは見ることができないとはいえ、
ごちそうが次から次へと流れてきて高級な回転寿司みたい。


「みつの里」という道の駅みたいなところにも、明らかに何かいる!


スレスレな格好!


こっちはセーフ!


ゆるキャラが祀られた御津彦神社までシャレで建立されている!


3Kというのは、3kgのこと?


おなじ人また3Kって書いてる!


岡山につきました・・・

クルマに乗せてもらって、ありがたかった。とくに津山の中山神社にいくのはクルマがいちばんだったみたい。
津山駅からバスだと難儀したかも。友人と別れて、ビジネスホテルに荷物を置いて、そのへん歩き回る。


岡山禁酒会館

酒害相談所、岡山県断酒新生会……みんなで集まって飲酒行動について告白しあったり、離脱しそうなとき
手助けを求めに来たりするのだろうか?


チョウチョウフジン

このように明るいうちから、居酒屋の看板が気になるということは、お酒に依存しているということだろうか?
岡山も2度目だから、お城に登ったりしないで城下をぺたぺた歩く。


ラーメン小料理って発想なかった


平平平平 ?


ひらだいらへっぺい……

翌朝は和気という駅まで山陽線に乗っていって、狛犬が犬じゃなくて猪になっている和気神社にいってみた。
どうして猪かというと、和気清麻呂が宇佐八幡に託宣を得にいく旅を、猪が守ったからみたい。


ほんとに猪だった・・・

清麻呂の出身地だけあって、駅前の商店街では清麻呂カードが使われているし、地元の子たちは学校帰りに
清麻呂塾に通っているようす。


清麻呂カード加盟店


未来系個別学習塾  清麻呂塾


また電車に乗って吉備津神社へ

たしか4年前にも吉備津神社にやってきて、詳しくブログに書いたから、下のほうにリンクを貼ることにして
今回は前に書かなかったことだけ。


オカマどの ってどんな人?


この回廊を下って行けば御釜殿が……


すいぶん下ってきたな


釜鳴神事の場所

なんでもオニを退治すると、ここに祀ってくれたら釜を鳴らして吉凶を占うから許してくれといったとか、
いわなかったとか。御釜殿の中は撮影禁止だったので、そこにいる猫を撮って帰った。


ポチっていうネコ


関連記事: 吉備津  (4年前にきたときのこと)
Comment (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

鳥取

2014-05-12 | Weblog
砂の数ほど魅力的  鳥取砂丘

これはバス停に掲げてある看板……鳥取に住んでいる友人のところに泊めてもらう約束をしていて、午後に
駅で待ち合わせているのだけれども、列車の時間の関係で午前中に来鳥したから、ちょっくらバスに乗って
宇倍神社へ。


ここに祀られている武内宿禰がいろいろなお札に

友人が住んでいる縁でもって、来鳥 (鳥取に来ること) たぶん4度め。 1989年、1991年、1994年にきたと
思うから、あっというまに20年ぶりかな? ぶらぶら歩いたこと案外ないから、1時すぎまで散歩してみる。
知らない町を歩いてみるの大好きだから。


建売住宅ちゃんと瓦屋根だな

思い過ごしかもしれないけれど、瓦屋根の家が多い気がする。これが東京あたりだと建売住宅の屋根に瓦、
ほとんど使われていない。瓦職人いなくなったんじゃないかと思ってたくらい。


マンガ喫茶も瓦

個人営業なのかな? やまちゃん。ヨムヨムとかゲラゲラとか多店舗展開のマンガ喫茶にとりこまれないで、
ネットカフェにも化けないでマンガゆっくり読めそう……。やってるかな?


鳥取だけに……

待ってました! とっ鳥屋。よけいなところばっかり気にしながら歩く。砂丘にかぎらず砂の数ほど魅力的。
とくに手書きの看板とか大好物。


コリコリ ヨメナカセ

人生やるしかない。勇気をありがとう。ワニ香草焼。カンガルーしょうが焼。ダチョウステーキに、カエル
唐揚げ。爬虫類、哺乳類、鳥類、両生類、これだけあって魚類の名は? コリコリがそうかな?


因幡の麒麟獅子  ご自由にお座り下さい

5か国語で「ご自由にお座り下さい」って、ずいぶん座って欲しそう。ロシア語もあるんだな、そして最後
が英語っていうのも。因幡といえば白兎だと思うけど、麒麟獅子ってなんだろう?


あんなところにも、あんなところにも!

どうやら地元では知らない人がいないらしい、麒麟獅子。どうも獅子舞の頭が麒麟のような獅子のような
そういうのらしい。ツノも1本だし……キリンのツノって何本だっけ?


ようやく駅に戻ってきた……駅前に因幡の白兎が

オオクニヌシに助けを求めたウサギは一羽だったような気もするけど、シーンがちがうのかな? 友人に
電話。クルマで来てくれる。20年の月日を感じる。お昼を食べて、白兎神社に乗せてってもらう。


ここにも因幡の白兎が……桂由美が建てたのか?

ブライダルマザーだからな。友人によると、来鳥した1989年ごろは「恋人の聖地」とか「縁結びの神」とか
さわがれてなかったという。パワースポットが流行りだしてから訪ねる人が増えたらしい。


焼いちゃダメ~!


なんか、いっぱい、くっついてる

参道の両側にウサギの石像がならんでいて、アタマの上やら足元やらに白いモノがいっぱい。よく見れば
石で、よく見ると「縁」って書いてある。


白い石、鳥居の上にもいっぱい!

このあたりに白い石は転がっていないみたいだから、縁と書いた白い石は売り物なんだろう。夜になると
神社の人が適当に拾い集めて、また売ったりするのかな?


1袋500円だった

どうやって作ってるんだろう? まいっか。神社のあとは、友人の職場を見学させてもらう。その前に、
ホームセンターに寄って野菜の苗を買うの見てる。


庭の畑で育てて食べるらしい

そういえば翌朝、庭で採ったキャベツを千切りにしてもらって食べたっけ。やわらかくておいしかった。
あれも苗から育てたのか……(種から育てるより効率いいとか)


はたらくおじさん

20年前は、まだ学生だったんじゃないかと思うから、仕事場とか見せられると歳月を感じる。見せてくれ
と頼んだわけだけど。


鳥取名物・アリドドーム


いろいろと教えてもらう


砂丘の砂で作物を育てる畑の下に地下室が!


らっきょが名産品


砂丘には有島武郎の歌碑があり、イタチがいた

大正12年4月に来鳥して、30日に鳥取砂丘に案内されてこの歌を詠んだ。帰京して1か月あまり経った
6月9日、軽井沢の別荘で愛人と情死……鳥取砂丘はこの歌で、一躍有名になったとか。

浜坂の遠き砂丘の中にして さびしき我を見出でけるかも

ふーん。そのあと「山陰の松島」と呼ばれているという名勝、千貫松島を見せてもらう。クルマで案内して
もらうと、いろいろなものを見ることができていいな。

Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

出雲

2014-05-10 | Weblog
縁結びで有名な出雲の八重垣神社を見てきました。なんで「見てきました」かというと、いちおう既婚なので
あらためて縁結びを「祈ってくる」と、ややこしくなるかもしれないからです。 このように、結婚願望を抱いた
女性たち(?)が池の端に集い、占い用紙に十円玉か百円玉を乗せて水に浮かべます。


すると御託宣が出ます

用紙が早く沈むと良縁が早く、遅く沈むと縁が遅いとか。また、近くで沈むと身近な人と結ばれ、遠くで沈む
と遠方の人と結ばれるらしいですよ。怖いですね、恐ろしいですね……(そうでもないか)


この3人組の運命は?

ひとりだけ、いつまでたっても用紙が沈まないので3人でじっと見守り続けているのでした。ぼくもずーっと
見ていましたが、いっこうに沈む気配を見せないので気の毒になって声かけそうになりました。が、不審者
と思われるのが関の山なので、やっぱりやめてその場を立ち去りました。


路傍の穴をのぞくと……アレが!?

そりゃたしかに縁結びに関係あるから、このほかにもっと男性器をかたどった神物があるのではないだろう
かと思って、そのへんを見回すとあるある!


餅つきの杵と臼も男女のシンボルみたいだもんな~

赤ちゃんてお餅みたいだし、もしかしてだけど、そういうことなの? 水に用紙を浮かべて睨むのもいいけど、
こっちの陽物にもまなざしを注いだり、触れたり祈ったりすると実効力ありそう。


じっと見守る……

それからバスで松江駅に戻り、JRで宍道湖の夕焼け見ながら出雲市駅へ。夜はすることがないのでお酒を
ほんの少し浴びました。出雲富士と李白ですかね。記憶ありませんが。


翌朝、一畑電車で出雲大社へ

どこの神社もだいたい静かで心が落ち着くものですが、出雲大社ぐらいになると人々が大挙して押し寄せて、
なかなか大変です。初めてなのでキョロキョロあちこち見ました。


平成の大遷宮を終えた拝殿本殿


昔はこんなだったとかで、当時の柱が発掘されたと


神楽殿の大注連縄は締め方が普通と逆?

せっかくきたので、すぐとなりにある「島根県立古代出雲歴史博物館」にも立ち寄ると、古代の出雲大社の
模型がずらっと並んでいました。


どれが本当なんだろう?


おびただしい銅剣が飾られてる


おびただしい銅鐸も飾られてる


コーヒーでも……



飲むと顔がのびる


最後にはこうなる


出雲そばも食べたるねん

そばつゆを少しずつ、そばにかけて食べる。3段になっている。あっというまに食べてしまう。そこで温かい
出雲そばを食べてみると、汁がドロッとしている。


いろんなそばがあるんだな~

出雲ってどことなく不思議なところですね。このあと、いったん西へ移動して物部神社を訪ねたら、バスの
運転士さんが「一の宮を回られてるんですか?」といった。ぼくは違うけど、諸国の一の宮を回ってる人が
どうやら多いらしい。そういえばつぎは東へ移動して鳥取(因幡)の一の宮に行くんだっけ……「回ってる」
っていえばよかったかも?




Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする