晩秋の土曜、仕事で青山に用事があって外苑前まで地下鉄でいく途中、少し歩きたい気がしたので
ひとつ手前の青山1丁目で降りると絵画館のほうへ伸びる通りが人だかりしている。銀杏の黄葉が、
ちょうど見ごろらしい。混雑に巻き込まれるのは御免なので遠巻きに眺めてスマホのカメラで写真を
1枚だけ写す。陽気がいいので外苑前を通り越して表参道まで歩き、ロータス通りのクレープ屋さん、
ベーカリー、かつサンド売場などに長蛇の列ができているのを横目に見つつキラー通りに戻ってきて
外苑西通りに近い目的地で日が暮れるまで過ごす。
墓地にのぼる階段
青山霊園に近道できる階段を見かけて、人けのない墓地を歩くのも冷んやり気持ちいいかもしれない
と思って試しに上がってみる。まだ6時にもならないのに真っ暗。スマホのカメラでは墓地の様子など
まともに写らない。霊的なものが写ることもないみたい。
肉眼ではもう少し見えている
やや目線より下に墓が並び、目線より上に遠くのビルの明かりが瞬いているのが、目には映るものの
スマホのカメラでではこれが限界。+のマークを頼りに明るさを補正しても何が何だかわからないけど
霊的なものは夏場しか出てこなくて、秋や冬はお休み中だから問題ない。
あれは伊藤忠のビル…
真ん中より下の暗いところに墓石が並んでいるといっても無理がある。そう思いながら、カメラ機能を
立ち上げたままぐるっと体を回転させ、画面に何か写らないか探していると画期的だったホラー映画
『ブレアウィッチ・プロジェクト』みたいな感じがする。後ろから何か襲ってくるパターン。
あっちは六本木ヒルズだな…
師走に向かって空気が冷たく冴えわたり、湿っぽさや生温さがなくていい。人混みにいるより墓地で
呼吸するほうが生きた心地する。おいしい空気を胸いっぱい吸うと元気がでてきた。六本木ヒルズの
ほうまで、この墓地を歩いて抜けたい。
それにしても写らない
卒塔婆があるおかげで、かろうじて墓石の輪郭がわかる程度。いつも持ち歩いてるデジカメだったら
明るさを調節して撮れるはずなのに、今日にかぎって家に置いてきてしまった。
向こうから誰かが見ている?
いや、そんなことはない。タクシーの運転手さんがクルマを停めて仮眠とっているのを見かけたけど
あんなところでよく眠れるものだ。さすがにプロは肝が据わっている。
環三通り側の階段へ
外苑西通りとは反対側の、環三通りに抜ける。クルマが通るとヘッドライトが煌煌と明るくて目が痛い
くらいで、道路を渡ろうとして轢かれる動物の気持ちが何となく想像できるかも。
街灯っていいな~
ここから先は常に明かりに照らされて、まるで昼間みたい。六本木トンネルを抜けて、六本木ヒルズを
通ると人々が手に手にスマホを掲げてイルミネーションを撮っている。
こういうやつ
青いのは見慣れているけど、けやき通りの街路樹のイルミネーションだけ珍しく赤い光になっていた。
だからってべつにどうということはないが、みんな祈るようにスマホを捧げ持つので、つられて自分も
写メを撮ってブログにupしてしまった。
ひとつ手前の青山1丁目で降りると絵画館のほうへ伸びる通りが人だかりしている。銀杏の黄葉が、
ちょうど見ごろらしい。混雑に巻き込まれるのは御免なので遠巻きに眺めてスマホのカメラで写真を
1枚だけ写す。陽気がいいので外苑前を通り越して表参道まで歩き、ロータス通りのクレープ屋さん、
ベーカリー、かつサンド売場などに長蛇の列ができているのを横目に見つつキラー通りに戻ってきて
外苑西通りに近い目的地で日が暮れるまで過ごす。
墓地にのぼる階段
青山霊園に近道できる階段を見かけて、人けのない墓地を歩くのも冷んやり気持ちいいかもしれない
と思って試しに上がってみる。まだ6時にもならないのに真っ暗。スマホのカメラでは墓地の様子など
まともに写らない。霊的なものが写ることもないみたい。
肉眼ではもう少し見えている
やや目線より下に墓が並び、目線より上に遠くのビルの明かりが瞬いているのが、目には映るものの
スマホのカメラでではこれが限界。+のマークを頼りに明るさを補正しても何が何だかわからないけど
霊的なものは夏場しか出てこなくて、秋や冬はお休み中だから問題ない。
あれは伊藤忠のビル…
真ん中より下の暗いところに墓石が並んでいるといっても無理がある。そう思いながら、カメラ機能を
立ち上げたままぐるっと体を回転させ、画面に何か写らないか探していると画期的だったホラー映画
『ブレアウィッチ・プロジェクト』みたいな感じがする。後ろから何か襲ってくるパターン。
あっちは六本木ヒルズだな…
師走に向かって空気が冷たく冴えわたり、湿っぽさや生温さがなくていい。人混みにいるより墓地で
呼吸するほうが生きた心地する。おいしい空気を胸いっぱい吸うと元気がでてきた。六本木ヒルズの
ほうまで、この墓地を歩いて抜けたい。
それにしても写らない
卒塔婆があるおかげで、かろうじて墓石の輪郭がわかる程度。いつも持ち歩いてるデジカメだったら
明るさを調節して撮れるはずなのに、今日にかぎって家に置いてきてしまった。
向こうから誰かが見ている?
いや、そんなことはない。タクシーの運転手さんがクルマを停めて仮眠とっているのを見かけたけど
あんなところでよく眠れるものだ。さすがにプロは肝が据わっている。
環三通り側の階段へ
外苑西通りとは反対側の、環三通りに抜ける。クルマが通るとヘッドライトが煌煌と明るくて目が痛い
くらいで、道路を渡ろうとして轢かれる動物の気持ちが何となく想像できるかも。
街灯っていいな~
ここから先は常に明かりに照らされて、まるで昼間みたい。六本木トンネルを抜けて、六本木ヒルズを
通ると人々が手に手にスマホを掲げてイルミネーションを撮っている。
こういうやつ
青いのは見慣れているけど、けやき通りの街路樹のイルミネーションだけ珍しく赤い光になっていた。
だからってべつにどうということはないが、みんな祈るようにスマホを捧げ持つので、つられて自分も
写メを撮ってブログにupしてしまった。