散 歩 B L O G

歩くことが唯一の趣味ですから。

ホビースクエア

2011-10-27 | Weblog
駅前の地下街で見かけたポスターに、はっきり「ホビーのまち静岡」って書いてあったので
へーそうなんだと思って地上を歩いてたら「静岡ホビースクエア」の看板が目に入った。


模型作りが盛んなところだったのか!

タミヤ、バンダイ、ミヤタ、アオシマ、などなどプラモデルのメーカーが静岡ホビースクエアに
集結! 戦車や軍艦、お城やお寺、バイクやクルマ、ガンダムやダンボール戦機に至るまで、
昭和から平成にかけて子供から大人まで夢中にさせてきたプラモデルがずらり。


駅前にそびえたつホテルの3階に静岡ホビースクエアはある

2011年6月オープン……って、今年できたばかりじゃん。常設展は入場無料、たしか特別展で
小松崎茂の空想科学イラストレーションを入場料500円で展示してたっけ。


これは模型じゃなくて、モノホンなのでは?

静岡でどうしてプラモデル作りが盛んなのか。たぶん軍用のモノホン作りが盛んだったから、
そのために精巧な模型が競って作られて、ふと気づいたら子供が遊ぶプラモデルの製造も
後戻りできない商売になっていた……という感じかな?


ガンプラが革命を起こしてバンダイが躍進……

リアルな戦艦大和と宇宙戦艦ヤマトの区別があいまいになりかけたころ、ガンプラブームが
巻き起こって、全国津々浦々のホビーショップの品揃えが様変わりした。あのときを境にして
虚構のリアルを追求するジャンルが模型作りの一角を占めて、主流になった感じ。


ミニカーも静岡名産か……

日本人って面白いなあ。プラモデルみたいなものは官の指示じゃなくて、民の工夫で生まれて
独自の文化に育っている。号令をかけてもモノマネばかりで新しいものが何も生まれないのに、
規制がなければ市井の人が独創性を発揮して、あっというまに新しい文化を生んでしまう。

「ホビーのまち静岡」っていうのは誇るべきことだなと思いつつ、「静岡ホビースクエア」を
出て、バスで登呂遺跡に向かうのだった。
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静岡

2011-10-24 | Weblog
いつも新幹線で通り過ぎてばかりいる静岡で降りて散歩することにした。のぞみは通過するけど、
ひかりは止まる。東京から1時間かそこらで静岡に着く。近いなあ!

駅前の通りをトコトコ歩くと、ほどなく駿府城。たぶん500mぐらい。近いなあ! 城郭の内側に、
県庁の高層ビルが建っている。仰ぎ見ると天守閣みたい。不思議な眺め……。


こいつは弥次さん喜多さんも吃驚だい!

弥次喜多でおなじみの滑稽本「東海道中膝栗毛」を書いた十返舎一九、駿府出身だったのね。
立派な銅像を眺めてたら、トットットットッてランナーが通り過ぎた。

どこへ行っても、お城のまわりを走る人がいる。平和だなあ!


徳川初代将軍の家康が晩年を過ごした城

将軍になる前の4年間と、将軍の位をさっさと秀忠に譲った後の9年間、駿府で江戸と大阪に
にらみを利かせた。そのわりに規模が小さいなと思ったら、いざというときは10kmほど離れた
久能山の山城に立てこもる備えをしていたらしい。用心深いタヌキさん!


鉄砲を防ぐ入り組んだ構えにはなってる

没後すぐ、その久能山に遺体を運ばせて「久能山東照宮」に祀らせたんだけど、1年経ったら
遺体が日光に運ばれて「日光東照宮」に祀られた。一体どこまで故人の遺志なのか知らないが、
手間のかかること。


駿府城に立つ家康の像

初夢の「一富士、二鷹、三茄子」というのは、富士が見えて、鷹狩りができて、茄子がおいしい
駿府を家康が愛したことにちなんでいるとか、いないとか。


最後の将軍も駿府で晩年を過ごした

大政奉還後、徳川慶喜が20年ほど住んだ屋敷跡がいまは「浮月楼」という料亭になっていて、
どんなところか見に行ったら結婚披露宴をやっていた。


由来を刻んだ石碑が門の前に立っている

最初の将軍が住んだ城には県庁が建ってるし、最後の将軍が住んだ屋敷では披露宴があるし、
東京よりむしろ静岡のほうが徳川の時代に親しんでいるかも。
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増上寺三門

2011-10-15 | Weblog
戦後初の一般公開 三門 特別拝観 9月17日~11月30日 500円(記念品付)という立て看板を
門前で見かけて、ちょっくら見物しようかと思ったのは折悪しく三連休のど真ん中。


増上寺の三門(三解脱門)は、高さ21m

境内で港区のお祭までやっているので、三門の前に人人人人人人人人人人人人人人人人人人人
人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人……


人人人人人人人人人人人人人……

ダメだこりゃ! ということで、平日に出直すことに決定。わざわざ並ばなくても、通勤の途中などに
道草を食えば、きっと空いてるにちがいないから。


こんな階段で三門に上る

心のうちにある貪り、怒り、愚かさの三毒煩悩から解脱して、極楽浄土に入る心をつくるための門
となん。楼上(2階の内部)に、釈迦三尊像、十六羅漢像、江戸期の増上寺歴代上人の像がある。


やっぱり平日は空いてるな~

高層建築がなかった昔は、楼上から大門を通して、浜松町駅の向こうに海が見えたとか。もちろん、
大門までが境内で、三門は増上寺の中門。いまは三門の前をクルマが行き交ってる。


楼上からの眺め


関連記事: 増上寺
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東京タワーの先端

2011-10-11 | Weblog
3月11日の地震で東京タワーの先っちょが曲がってしまった。地震で先っちょが曲がるっていうのは一体
どういうことなんだろう? と考える間もなく、福島で爆発が起きたり、高濃度の放射性物質が漏れたり、
飛散したりして、それどころじゃなくなってしまった。


たしかに先っちょが曲がっている

先っちょなんて曲がっていても、使えることは使えるんだから問題ない。そのうちに修理するだろうと
思って、ときどき東京タワーを見上げても、4月、5月、6月、7月、8月、9月、10月……。ずうーっと
曲がったまま。


遠くからだとわからない

スカイツリーもできることだし、もしかしてこのまま東京タワーの先っちょ、曲がりっぱなしなのかなー?
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大つけ麺博

2011-10-09 | Weblog
なんか騒がしいな……と浜松町の駅前で、いつもとちがう熱気を感じたら「大つけ麺博」というイベントに
アイドルグループがやってきているのだった。


トッピング☆ガールズ

聞いたことないグループ名は、つけ麺のトッピングに由来しているんだろうな。それなりにファンが集まって
なにやらエールを贈ったり踊り狂ったりしている。


一見おとなしそうな人が、腕を振り上げ始めた!

「つけて、つけて、私につけて」と歌いながら踊る期間限定アイドルグループ、トッピング☆ガールズ。たぶん、
つけ麺だから「つけて、つけて、私につけて」なんだろうけど、しばらく曲を聴いていると……。


「絡み合いましょ!」とか

「入れて、入れて、たっぷり入れて」とか、「はやく、はやく、私をはやく」とか、あざとく歌って飛び跳ねてる。
「吸って、吸って、ちゅるちゅる吸って」とか、「噛んで、噛んで、やさしく噛んで」とかB級まっしぐら。


この距離で気がついた

塀のところまで歩いていったら、ちょうど背丈ほどの高さだったから、ケータイのカメラを塀の上に掲げて
写真を撮影したわけ。曲は「つけ麺☆エクスタシー」っていうんだって。
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上野

2011-10-05 | Weblog
上野公園の売店に以前、パンダの手ぬぐいが400円で売られていて、切り絵っぽくて趣があった
から何枚か揃えて愛用していたんだけど、ほつれたり汚れたりして底をつきそうになったので、
このまえ補充しようと思って売店に寄った。(孫文の展示を見た帰り)

そうしたら、何という変わりよう! 手ぬぐいは店頭から姿を消して、上の写真のような箱状の
パンダが棚をすっかり占拠している。


ぬいぐるみも大小ズラリ勢ぞろい

手ぬぐいが欲しいだけなのに、手ぬぐいが欲しいだけなのに、そんな小さな願いすら叶えられず。

豊かさについて考えながら上野をあとにする、中年男性がいました。


関連記事: 中華民国
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等々力渓谷

2011-10-03 | Weblog
都立大学に住んでたころ(10年ちょい前まで)は、ぶらぶら等々力まで歩いていって1kmほどの
渓谷を抜け、多摩川に沿って二子玉川ぐらいまで散歩することがよくあった。

当時は20代だったから、よく歩いたなあ。やみくもに黙々と、道に迷いながら。

10/1、秋の多摩川花火大会を鑑賞する会にお呼ばれして、等々力駅から玉堤まで歩く道すがら
「そういえば等々力渓谷を抜けていっても遠回りにならないだろう」と適当に考えて、久しぶりに
渓谷を歩いてみた。


そうそう、こういう滝があってね……

よく整備されていて歩きやすい。マイナスイオンとか、フィトンチットとか、いろいろなものを全身に
浴びて癒やされる(ような気がする)。夏なんか涼しくて気持ちいいだろうね。

しばらく忘れていたけど、たまには等々力渓谷を散歩するといいのかもしれない。お茶を飲んだり
できそうな、居心地よさげな店もちらほら見かけたし、もう忘れないようにしよう。

関連記事:都立大学 秋の多摩川花火大会
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秋の多摩川花火大会

2011-10-01 | Weblog
いつもは真夏にやる多摩川花火大会だけど、今年は東日本大震災および福島の原発事故の影響で
自粛ムードもあることだし、節電しないといけなかったから、沿線の電車も増便できないというわけで
8月に開催されなかった。それが、10月に開催されることになって、多摩川の近くに事務所を構える
とある会社の花火鑑賞BBQ会に招かれてきました。

すると事務所の3階の窓から、お料理や食器がするするする~~~っとロープで次々に下ろされてきて、
どんどん宴の用意が調えられていくではありませんか! 3階と1階の間ではトランシーバーを使用して
通話したり、トランシーバーを下ろして窓越しに直で話したり。


最初のお料理でございま~す

日が暮れて花火が上がるまで1階の特設会場で、飲み物や食べ物をいただいています。例年の花火大会は
多摩川の両岸、東京と神奈川で交互に花火を打ち上げて、みんなで見上げるのが恒例になっているけれど、
東京サイドは今年は中止。神奈川サイドの川崎市のみ、被災地応援と銘打って秋の花火を打ち上げます。


屋上に上がらなきゃ!

真夏とちがって暗くなるのが早いから、打ち上げ時刻も6:00からと早め。ドオオオォォォン! という音が
響いてくると、3階の天井に設置された梯子のような階段で屋上に上がり、みんなで花火を眺めます。


撮影 2011.10.01

ちなみに、うちの子供を連れていったら父親とおなじようにケータイのカメラ機能を立ち上げて、ずうーっと
花火を撮影していました。キャーキャー騒いで大人に見せびらかした写真、どんなのかと思ったら……。


日の出みたいなやつと、ミッキーマウス「だった」やつ。

明るいうちは借りてきた猫みたいだった子供が、このあたりからハイテンションになって大人に遠慮もなく
遊び狂うように……。(どうもすみません)


天井から吊り下げたイスで回転!


もはや事務所の3階は子供の園!

6:45ぐらいに花火の打ち上げが終わると、いよいよBBQタイム……なんですけど、子供たちはもう花火の前に
お腹いっぱいになっているので、あとは遊びまくるのみ!遊びの鬼となるのみ!


小さいベアが大きいベアを操っています

「お金なんかちょっとで・・・・・・」とCMで衝撃の発言を、かつて全国に流していた洗剤ファーファのベアが
事務所の3階(最上階)にたくさん集まって、人間たちを出迎えています。


プロが炭火で焼いています

三浦市三崎2-16-3で串焼きと地酒の居酒屋「祭」を営む田中さんをはじめとするプロが、七輪で串焼きを
大人のために焼いてくれます。焼鳥、おいしゅうございました。砂肝、おいしゅうございました。しし唐辛子、
おいしゅうございました。チリビーンズ、おいしゅうございました。お酒、おいしゅうございました・・・・・・
(エンドレスに続くため割愛)


へび花火しってるかい?

天上の花火だけじゃなくて、地べたの花火にも喜ぶ子供たちなのでした。あとかたずけもしないで帰って
すぐさまブログなんか書いて申し訳ないけど、親子とも楽しかったです。
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