散 歩 B L O G

歩くことが唯一の趣味ですから。

NHK

2013-07-28 | Weblog
渋谷PARCO開店(1972年)のときから「公園通り」と呼ばれている坂を上りつめたところにある
NHK放送センターは、日本放送協会ことNHKの本部ということで、全国放送のほとんどが、
ここで作られ流されているとか。


もとは米軍の駐留施設(居住区域)があったところ

1945年の敗戦のあと、ずっと日本占領アメリカ軍の居住区域「ワシントンハイツ」だったそうで、
1964年の東京オリンピックを機に日本に返され、東京オリンピックの放送センターが置かれた。
オリンピックが終わったあと、NHKの本部として使われることになったらしい。


ショップとカフェにはぶらぶら立ち入ることができる

米軍の「ワシントンハイツ」になるまえは何があったんだろうと思って調べてみたら、1945年の
敗戦までは、ここに陸軍の練兵場と刑務所があった。「ワシントンハイツ」も陸軍施設もNHK
より広かった。


放送センター西口の向かいの税務署があるところに……

1936年の2月26日に、陸軍の青年将校らが1483名の兵を率いて「昭和維新」を起こそうとし、
斎藤實内大臣、高橋是清蔵相、渡辺錠太郎教育総監を殺害した「二・二六事件」のその後、
7月12日に首謀者17名が処刑された陸軍刑務所が、いまは税務署になっている。


処刑された将校らの慰霊碑が建ってる

昭和40年の2月26日に建てられたと石に刻んであったから、「ワシントンハイツ」が返還された
翌年(1965年)さっそく建立された。1年待てば30周年だが、待ちきれなかったかのように。


銅像のモチーフはどうやら青年将校ではないらしい

うわさによると青年将校の霊がいまもNHK放送センターの某スタジオに出るとかでないとか。
出ないんじゃないかと思うけど慰霊碑の銅像はばっちりNHKのほうを向いている。


出るとしたらどのあたりに出るんだろう……
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ろう人形館

2013-07-21 | Weblog
2013年9月1日をもって蝋(ろう)人形館が営業を終了すると聞いて、そのまえにもういちどプログレ方面の
ミュージシャン人形を見ておかねばと思い、7月21日に参院選の投票をした後、東京タワーに足を運んだ。
選挙の後はろう人形にかぎる。


昭和45年(1970年)開館、ただいまの入場料は大人500円

いきなりミュージシャンではじまるわけではなく、マリリン・モンローやマドンナ、三船敏郎やチャーチルらの
著名人がならんでいる。いまの若い人は知らないかもしれないけれど……


シャロン・ストーンもいる

『氷の微笑』だったかな。ホーチミンがいたり、毛沢東がいたり、吉田茂がいたり、エジソンがいたり、蒋介石が
いたりするのはどういう人選なんだろう? 黒板のまえに座っているのは


アインシュタインらしい

ここにあるろう人形は、営業を終了した後どこへ行くんだろう。マダム・タッソーかどこかが引き取ってくれるなら
いいけど、溶かしちゃうとかだったら、かわいそう。


マザー・テレサ&ガンジー

とくにコンビではないはずですけど、夫婦漫才みたいに見えなくもないですね。テレサのツッコミにガンジーが
非暴力不服従を貫いて拍手喝采を浴びる……


最後の晩餐も、ろう人形になっています


モナ・リザを制作中のレオナルド・ダ・ヴィンチも

芸術方面に近づいてきたところで、急に20世紀のミュージシャンが登場。まさか知らない人はいないと思うけど、
そうでもなかったりして?


左が、ジミ・ヘンドリックスです。右が、ザ・ビートルズのみなさんです

そろそろロック編に突入かと思ったら、そのまえにワンクッション、のぞき穴から見る「中世の拷問」っていうのが
さしはさまって、穴をのぞくとこんなのが見える。


「あああぁあぁあぁ~~!!」

なんだったんだろう、いまのは……? 出口の脇に、「ご覧になりたい方だけごゆっくりどうぞ!」といった感じで
「INVENTIONS FOR ELECTRIC GUITER」のコーナーが。


いよいよ本番のはじまり

プログレッシヴ・ロック寄りの人選で、ギタリスト中心にいろいろなミュージシャンのろう人形がずらり。それでか、
手前のコーナーに「中世の拷問」があったのは?


リッチ―・ブラックモア


キース・エマーソン


ジェイムズ・ヘッドフィールド


イアン・アンダーソン


ロバート・フリップ


フランク・ザッパ

興味がないと何にも面白くないと思いますが、これが9月にはもう見られなくなると考えると、大変惜しまれます。
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千葉いいね!

2013-07-07 | Weblog
今年は5月29日に梅雨入り、7月6日に梅雨明け……ということになってる(関東地方)けど、ちっとも梅雨らしくなかった。
梅雨明けしたとたん猛暑で、7月7日の夕立はひさびさ雨らしい雨。でも一瞬で終わった。暑くてどこも行く気しない……。
それにしても夏入り早かった。早く終わってほしい。


佐倉の歴史民俗博物館

夏入りする前、なぜか仕事がらみで千葉づいて、国立歴史民俗博物館や国際武道大学へ。佐倉も勝浦もふらふら散歩に
でかけたことはあるが、仕事半分でくることになるとは……半分じゃなくて、全部だけど。まあ7月2日ごろにはもうすっかり
梅雨明け夏入りしてる感じだった。調子が狂って体調を崩したり。


企画展示「時代を作った技」

「国立歴史民俗博物館は、歴史学、考古学および民俗学に関する我が国唯一の国立博物館であり、我が国の歴史資料、
考古資料及び民俗資料を収集・保管し、展示しております」と、入口に高らかと掲示してある。公式ホームページを見たら
ちょっとトーンダウンして謙虚な言い回しになってる。もっと威張っていいのに……。


たぶんこれが本当の梅雨明け

勝浦の国際武道大学の窓からの眺め。高校のとき授業中ずっと空ばかり見ていたころのことを思い出したりしていたら
たちまち仕事が終わってしまった。そんなことでいいのだろうか……いいんだろうきっと。道の駅で見た「千葉いいね!」
のシールがどこかにしみる。


400円以上するから買わなかった

千葉から見ると京浜工業地帯の煙突が岩に張りついたフジツボみたい。千葉は広い。それでもアクアラインができてから
近くなった。外房は遠いけど、遠いなりに近くなった。


千葉の東京ビッグサイト

千葉にあっても東京ディズニーランド、というのとおなじで千葉にあっても東京ビッグサイト……みたいなことかなって
思ってたけど、東京ビッグサイトはもしかしたら千葉じゃなくて東京なのかもしれない。ギリッギリのところで。


千葉国際ブックフェアとばかり…

ブックフェアのみならず電子出版とかライセンス契約とかクリエイターとかプロダクションとかWEBコンテンツ制作配信
とか、いろんなブースが出てる。でたらめに歩き回る。目が回りそう。ブースっていうのは丸見えだと足が止まりにくい
から、死角を作って「奥になにかありそうな感じ」にするのが演出のコツだと、岡目八目で思った。


似顔絵、描いてもらっちゃった!

ブックフェア自体は出版社が本を値引き販売する安売り市みたいなものだから、見てるうちにだんだん本を買いたく
なってくる。荷物になるから買わない! と最初は思っていたけれど、1冊ほしい本が見つかると、1冊だけ買うのも
なんだからということで、何冊も買い込んでしまう。


結局こうなった…

週末にでも読むかなと考えてるうちに梅雨明けして、ものすごい暑さになり、のたうちまわってるうちに土曜も日曜も
明け暮れて、結局まだ1冊も読んでない。なんとなくそうなるんじゃないかと思った。
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