散 歩 B L O G

歩くことが唯一の趣味ですから。

武蔵小山

2014-08-31 | Weblog
武蔵小山は商店街のアーケードもすごいけど、駅前の飲み屋さんが日の高いうちから賑わっているのが
いつも気になっていた。なかなか機会がなくて駅前で飲むに至らなかったが、今日は昼ごろから武蔵小山
で日本酒フェスに参加して、3時ぐらいまで連続飲酒したのち、その勢いで駅前の飲み屋さんに突入。


緑茶割りは300円か350円くらい

すでに酩酊状態なので、記憶が定かでない。昼の3時にして、すでにお客さんがいっぱい。それでも自然と
場所が空くから不思議。まず飲み物を頼んで、焼鳥はセルフサービスでとりにいく。


セルフでとってくる焼鳥は150円

手の甲の向こうにタレが張ってあり、セルフで確保した焼鳥をその中につけたら、道路でタレを切りながら
所定の位置に戻る。お会計は串の本数を数えて帰りがけに払うシステム。いいね。


そこから路地を入ったところへ

地元の夫婦が子供を連れてきていて、「武蔵小山、最高っすよ! バンパイヤ行ったほうがいいですよ」と
教えてくれたので、15メートルぐらい歩いてバンパイヤにきた。「晩杯屋」と書く。こちらは都度払いなので
千円札とか小銭とか目の前に並べたら、飲み物や食べ物と引き換えにお店の人がお金をとる。いいね。


人が食べてるの見てレバカツを

こんな調子で路地に分け入ると永遠にハシゴできそう。でも飲み疲れたから帰る。4時くらいだったかな?
家でぐったりして夕飯のときも麦茶しか飲まず、ごろごろしてたらお酒が抜けてきたのでブログに書いた。
8月31日だから、子供は夏休みの宿題を追いこんでる。
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霧多布

2014-08-24 | Weblog
あんなところにルパン三世がいる。ここは根室本線(花咲線)の茶内駅。ルパン三世の原作マンガ家、
モンキーパンチ先生の生まれ故郷が近くの北海道浜中町ということで、町おこしに協力してるみたい。


ルパン列車がやってきた……

ふだんあまりバスツアーに参加しないほうだけど、今日はこのルパン列車に乗ってきた数名の観光客と、
霧多布のバスツアーで行動を共にする。(子連れだし)


不二子ちゃ~ん

モンキーパンチ先生のふるさと浜中町に、峰不二子が営むパブを発見! と思ったら、残念なことに店は
ルパン以外お断り……というか、よく読むと


仮想店舗だった!

「この建物は仮想店舗です。営業はしておりませんのでご了承ください」って、いちばん下に書いてある。
な~んだ、やってないのか。


あっちに次元大介のバーがある

鉛玉を飲まされそうで怖いけど、これもきっと仮想店舗で、営業はしておりませんのでご了承くださいって
ことなんじゃないの? と疑ぐりつつ貼り紙を探すと


やっぱりそうか!

「旅に出るぜ 相棒のルパンが、また妙なことに首を突っ込んじまったようだ。しばらく旅に出るぜ。生きて
戻ったらここで会おう。 次元大介」だって。いちばん下に「この店舗は仮想店舗です」云々と、不二子の店
と同じこと書いてある。


この映画館「霧多布座」っていうのはホンモノ?


なわけないか…

「よおみんな、気まぐれで作った映画館へようこそ。せっかく来てくれたのに悪いんだけっど、ただいま新作
映画を絶賛撮影ちゅ~!なのよ。幻のトキシラズが獲れるまで戻らないから留守番よろしく頼むぜ。じゃあ
な~。 ルパン三世 ※この建物は仮想店舗です。営業はしておりませんのでご了承ください」


五右衛門の店はないのか……

遠路はるばるやってきて、こういう仮想店舗の写真を撮って回る観光客もいることはいるんだろうな……
って自分のことじゃん。


看板だけで何ひとつ営業してない

リアルに営業してるのは家族経営のラーメン屋さんとか、食堂とか、お寿司屋さんとか、ざっと5~6軒ほど。
お昼ごはんを済ませるべく、混んでないラーメン屋さんに入る。


こんにちは~

地元の漁師みたいな、真っ黒に日焼けした顔の4人組が、高校野球を見ながらタバコふかしてるんだけど、
みんな革パンはいてるから妙だなと思ったらバイクでツーリングしてるおじさん連中だった。ルパン三世が
好きなのかな? そうでもなさそうだけど……。


カツ丼にしてみた

ラーメン店とばかり思ってたけど、メニュー見てカツ丼を頼んだら「吸い物です」って、かけそばが出た。
セットだったみたい。そしてラーメン店じゃないことが判明。ちなみに子供は親子丼。そば付き。


食べたあとは町の公共施設へ

5分ぐらい歩くと浜中町の公共施設があって、そこにモンキーパンチ先生の常設展示があるというので
見に行く。町おこしのため、入場無料。


どうやらあれがそうらしい……


まちがいない


おお、これは立派な常設展示!


ルパンと次元と


不二子ちゃ~ん!


石川五右衛門と


不二子ちゃ~ん!


不二子ちゃん多い

全体の半分くらい、だいたい峰不二子のフィギュアみたい。そのほかに貴重な原画や、モンキーパンチ先生
の画材も置いてある。


こういうので描いてたんだ……

モンキーパンチ先生は1937年5月、浜中町の漁師の家に産まれ、霧多布高校の夜間部に在学中、地元医師
のレントゲン助手をしながら、好きなマンガを描いて雑誌に投稿していた。19歳で上京。アルバイトをしながら
出版者へ持ち込みをつづけ、9年後の1965年に加藤一彦としてプロデビュー。翌年、29歳でモンキーパンチを
ペンネームとし、さらに翌1967年『週刊漫画アクション』創刊号から2年間「ルパン三世」連載。テレビアニメ化
は1971年……なるほど。


2008年からは毎年8月に帰郷

講演会やマンガ教室などを開いて、地元に貢献しているみたい。そうだったのか……そろそろバスの時間だ。
乗り遅れないように戻らないと。


バスでまわるのはこのあたり

アゼチ岬という地名は、アゼチさんという酪農家の名前に由来するっていう話だったけど、本当だろうか?
新垣結衣の映画『ハナミズキ』(2010)でデートのシーンと昆布漁のシーンのロケを行なったのが、ここ。


デートにくるのは大変そうだな

ママチャリでくるようなところじゃないかも? 向こうの剣暮帰島(ケンボッケ島)には、ムツゴロウさんが
一時期ヒグマと住んで「動物王国」を作っていたとか。あそこだったのか!(奥の長い島)


岬の先端のほうにオジロワシがいた(ズーム)


テントウムシもいた(マクロ)


ウシもいた(あとで牛乳飲んだ)

バスに乗って霧多布岬へ。ほとんど毎日、霧が出て視界が悪いということだったけれども、珍しくこの日は
視界良好だった。


これが当たり前ではないみたい


昆布がゆらめいている……


売店のおじさんから牛乳買って飲む


買わないけど鯨のひげを見る


買わないけどシカのツノを見る

中学生のとき立派なシカのツノを1本もっていたのを思い出した。あれは、どこでどうやって手に入れた
ものだっけ? ぼくのあのシカのツノ、どこへいったんでしょうね? またバスに乗る。


今年採った昆布が展示されていた

天井からぶらさがっている。ここ、霧多布湿原センターの入口には、雪だか泥だかに残された動物の足跡が
型を取って展示されている。


ヒグマの足跡


丹頂鶴の足跡


キタキツネの足跡


エゾシカの足跡


雪ウサギの足跡

雪ウサギは、前に出ている長い方が後ろ足で、前足は体の下にチョコンとつくので丸い跡になっている。
なんとなく湿原はお腹いっぱいなので足跡に興味を持ってしまった。


琵琶瀬展望台から霧多布湿原


丹頂鶴がワンペアいた……


2.0の視力で見てズームで撮影

またバスに乗って、涙岬というところへ移動する。断崖絶壁の海岸段丘で、2時間サスペンスに出てきそう。
どこかに船越英一郎がいそう。


そろそろクライマックスが近い?


女の顔に見えるというけど?

「乙女の涙」という名所の話を聞いたことがある。ニシン漁が盛んなころ、厚岸の若者と霧多布の網本の娘
が恋に落ち、若者が嵐の日に厚岸から船で霧多布に向かう時、このあたりで座礁して海の藻屑になった。
それで娘が断崖に立って声をかぎりに泣き叫び、若者の名を呼んだとか呼ばないとか……それはともかく、
ドーバー海峡の断崖にちょっと似てる。ルパン三世の背景にぴったり。




関連記事:  納沙布
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納沙布

2014-08-17 | Weblog
釧路から根室までなんて、北海道の地図で見たらすぐ近くのように見えるけど、実際に電車に乗ったら確実に
2時間から2時間半はかかる。しかも1日に数本しか電車がないから、それ相応に覚悟がいる。


霧多布まで約1時間、そこからも約1時間

快速ノサップという列車があり、納沙布岬にちなんだネーミングにちがいない。根室からバスでさらにまた、
何十分か揺られると本土最東端の納沙布岬(ノサップ岬)まで行けるはず。それにしても快速ノサップ……
どんな車両かと思ったら。


快速なのに1両編成だったとは

しかも単線だから、対抗車両とすれ違うために、ときどき駅で待ち合わせをする。せっかくだから外に出て、
胸いっぱい空気を吸ってみると、おいしいのなんの。


緑いっぱいで空気おいしすぎる

しばらくすると森の中を通り抜けるような感じになり、心なしか青森の野辺地から、大湊まで走り抜けていく
大湊線に乗っているみたい。錯覚なのはわかってるけど、なんとなく。


そうこうするうち根室駅につく

朝日に一番近い街 NEMURO って駅舎の壁に書いてある。その地図を見ると、青森県の下北半島に似てる
といえば似てる。駅からさらにバスに乗っていくところなんかも、下北と納沙布そっくり。


起伏の多いまっすぐな道をバスに揺られていく

本数の少ない交通の接続がいいのも、よしあしで、根室に着いたら昼ごはん食べようなんて思っていたのに
バスに飛び乗らなきゃタイムロスが大きいとわかって、おあずけ状態。バスを降りたところでラーメン食べる。
最果てのラーメン。


なかなかの最果て感

ここまでくると水洗設備がないのか、トイレがなつかしいボットン式だった。それはともかく、まわりじゅう
最東端だらけ。途中にも「最東端の中学校」とか見かけたし……


最東端の駐在所


最東端の待合所


本土最東端のカニのトイレ(?)


本土最東端のイヌのつなぎ場所


リアルな本土最東端は立ってみると案外さびしい

風がビュービュー吹いて、夏なのに寒いの寒くないのって。冬にきたら吹雪と流氷でつらいだろうから絶対
こないと心に決めた。そのとき、携帯メールで多摩川の花火を観る会のお誘いを受け取り、どこで受け取る
よりありがたく感じたことを書きとめておく。絶対いこうと思った。


北方領土エリカ

姓が北方領土で名がエリカ? それとも鴎外、森林太郎みたいに北方が字名で領土が姓で名がエリカかな?
ゆるキャラのようでも、政治的な主張をはっきり行うトリさんにちがいない。よく見るとくちばしがポストになって
いて、北方領土返還の願いを書いた手紙を入れるとよろこぶ!(たぶん)


こういうやつとか


そのころリアルなトリは群れてた


石に都道府県名が刻まれたこれは、なんだろう?

「この道は、全国各地から寄せられた石を敷きつめてつくられた島への道であり、島が還るときの道です。
石のひとつひとつに、北方領土返還の祈りがこめられています」と刻まれた石を、端っこに見つけた……
道だったのか! 全国の人これ知らないのでは?


最西端にも小6のころ行ったなぁ

日本最西端の有人駅は佐世保らしく、最東端の根室駅に表示が出ていた。小6のとき時刻表とスタンプ帳
もって佐世保とか行ったおぼえあり。あれから40年……西端と東端をコンプリートするとは思わなかった。
そういえば最南端は昨年たまたま行ったし、最北端も生きてるうちに行けるかな? (べつに行きたくない)

関連記事: 北緯31度11分 (日本最南端)
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釧路

2014-08-16 | Weblog
高1だったか、高2だったか、夏休みに勝鬨から釧路までフェリーに自転車つんでいって、あとはひたすら
自転車こいで北海道の東の方をぐるっと回ったことがある。そのとき素通りした釧路へ四半世紀あまりの
時を越えて、ただ避暑にいく。


宿題させて監督

部活で忙しい子供は、全国大会だったか、関東大会だったか、出場できたら夏休み返上になるとこだった
みたいだけど、敗退したので避暑についてきた。宿題たまってるとかいうから、机に向かわせて監督する。
それから散歩にでる。


港のほうには煉瓦の倉庫がある

釧路は、涼しいのを通り越して肌寒い。夏に自転車こいでちょうどいいくらいだから、普通に歩いていると
朝夕は上着が欲しくなる。通りは閑散としているが、有線放送で「犬の散歩をするときは袋を持ち歩いて、
ふんを始末してね」とか「MDMAは危険だから使わないでね」とか、子供にアナウンスさせて録音したの
がスピーカーを通して延々と流れて、かえって淋しい。


たんぽぽの綿毛

涼しいからいまごろ綿毛になっているんだろうか? それとも、どんな土地でもこんなもの? 日頃あまり
気にしてないから、よくわからない。


鳥……「かもめが翔んだ日」?

渡辺真知子の「かもめが翔んだ日」は、そのとき一羽のかもめが翔んだ……だけれど、いっぱい翔びすぎ。
しかし考えてみると、かもめは群れで翔ぶんじゃないだろうか? たまには一羽でも翔ぶのか。


回文 : くしろよろしく

釧路は「946」って数字で書かれたり、「串炉」って居酒屋メニューみたいに書かれたり、いろいろあった
けど回文で「くしろよろしく」っていうのを結構よく見た。右から読んでも、左から読んでも9464649……。


覗いてみませんか?

ただいま工事中!! 壁のむこうを覗いてみませんか? 大人用見学窓 おこさまようけんがくまど……
そこまでするからには、きっと何か面白い仕掛けがあるにちがいない。よし、のぞくぞ!


べつに何もないじゃないか~!

そうじゃないかと思った。釧路の街は空き家も多いし、打ち捨てられたビルも多いし、更地も多い。だけど、
ホテルは林立してる。タクシーの運転手さんによると、いまでも北海道で4番目の大都市らしい。もっとも、
帯広にもうすぐ抜かれるのは明らかで、やがて苫小牧にも抜かれるのは確実という。


小高いところから眺めた釧路

近くに山がないから冬になってもスキーはしない。そのかわり、どこの小学校の校庭も木の柵をめぐらせて
水を張り、天然の氷でスケートリンクをつくるから、釧路市民はスケートが上手だ。岡崎朋美、住吉都など、
スピードスケートのオリンピック選手を釧路は輩出しているし、アイスホッケーも盛ん。


そのとき一羽のかもめが休んだ

漁業と、炭坑と、製紙のまち。だったのが、湿原と丹頂と観光のまちにシフトしてきている。だからホテルが
林立してるのか。自転車で通り過ぎた当時、ここまでじゃなかったような……?(何も覚えてない)


カニも名物っぽい

カニの店じゃ当たり前すぎて、とうとう「活」専門店っていう言葉まで編み出してしまった「カニ吉」、すごい。
地元の人の話だと、ここ「たんちょう市場」の魚醤ラーメンが釧路でいちばん。繁華街のラーメン屋さんは、
有名だけどおいしくないって、誰もが口をそろえて言う。


和商市場は昔きたことあるかも

四半世紀ちょい前に自転車で寄ったのでは? 駅前だし……フェリー発着港から何百mか離れてるけど、
自転車ならすぐだから。そのころコンビニはまだ併設されてなかったにちがいない。


昭和30年代は屋外だったのか

前回(昭和60年代)は屋内になっていた。これからツーリングしようってときだったし、お金もなかったので
何も買わなかったけど、今回はヒマだし子連れだからお昼ごはん食べよう。


勝手丼

ごはんを買って、魚介類をお好みで注文して合い盛りにしてもらう「勝手丼」……四半世紀前こんな楽しい
システムなかったのでは? 調子に乗ってネタ乗せても、親子2人で2000円しない。


左がわたくしで、右が子供のやつ


場所さがして食べる

さて、腹ごしらえしたところで阿寒バスに乗って釧路湿原の木道を歩きにいく。駅前のバス停留所の15番で
13:35発のバスに乗って14:08に温根内ビジターセンターについた。帰りのバスは16:26 (この日の最終便)
だから、2時間くらい湿原の木道を歩き回る。「尾瀬より立派で車イスで通れる」のが自慢らしい。


立派に整備された木道だな…

気温が低いから草木が枯れても土に還らず、泥炭になって積み重なり、スポンジ状に水を含んで踏むと沈む。
そういうところを湿原というみたい。泥炭ってモルトウイスキーつくるときのピート? スコットランドにも、こんな
湿原が広がっているのだろうか。


アゲハが出てきていただきます


木道はつづくよ~どこまでも~


トウヌマゼリをいただきます


木道はつづくよ~どこまでも~


Take me to the hanging tree~♪

ずっと同じリズムで歩いてると、どうしても歌が出てきちゃいます。今日は湿原を歩いたけど、明日は湿原を
車窓から眺めよう。そこまでブログに一続きに書こう……というわけで今回、いつもより長くなっていますが、
まだまだ続きます。


夜になりました・・・


釧路は炉端焼き発祥の地だとか


どこにでも炉端焼きがあります


岸壁でも炉端焼きやっています


蟹のUFOキャッチャー発祥の地とも

せっかくなので炉端焼きを食べて、活きた毛蟹のUFOキャッチャー(1回500円)はやらないで、眺めるだけ。
とれたらとれたで、毛蟹の扱いに困るし。


朝になりました・・・

釧路湿原ノロッコ号という展望列車に乗って、塘路まで。このノロッコ号は1989年にスタートしたというから、
たまたま今年で25周年。それでも自転車旅よりは最近……ちなみに自転車旅のときは、屈斜路湖から釧路
まで夜通し釧路湿原のあたり下ってきてフェリーで寝たので、真っ暗で湿原は見えなかった。


ところで、なにが「ノロッコ」なのかと思ったら……

トロッコのような列車で、見どころに差しかかるとノロノロ走るからノロッコ号というらしい。いい席がなかなか
とれない。自由席もあるから乗れないということはない。天候の影響で運休はよくある。


指定席はこんな感じ


車両はこういう感じ


こういう感じのところを走って…


カヌーなんかに出会ったりして…


塘路駅から塘路湖畔を歩いて小山にのぼって……


展望台からのどかな眺めを

こういうところを切り拓いて人が住めるようにするのは大変なんだろう。釧路には鳥取という地名があって、
鳥取から移住してきた人たちが住んだ土地にちがいないと思ったから、タクシーで鳥取神社を訪ねてみた。
移住100年を記念して昭和59年(1984)に建てられた鳥取百年館がある。


士族が移住したから城っぽい

明治17年、18年(1884~1885)に鳥取から、105戸513人の士族がやってきて開拓したのが鳥取村の始まり。
いまの釧路駅から海側は漁師町として早く開けた釧路市で、その反対側は戦後の合併まで鳥取村、鳥取町
だった。そのあと百年館を建てるんだから、結束が固い。


神主さんと目が合ってしまった


鳥取から運んだ家財類

帰りはタクシーがつかまらないからバスに乗って駅まで戻った。なんでも定期券をカラーコピーした人が
いるようで、再犯防止のために厳しい措置が取られている。


車内の貼り紙に…

バス降車の際には、必ず定期ケースから定期券を取り出し、運賃投入口上部に一度停止状態で見やすく
提示することになっている。ケースから出すのは徹底してる……と思った。
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BIG EGG

2014-08-05 | Weblog
最近あんまりBIG EGGという愛称を耳にする機会がない気がする東京ドームで、1995年から毎年開催
されて、今年で19回目を迎えるという「サントリー ドリームマッチ」を観戦してまいりました。前回ブログに
書いた覚えがあったので、いつだったか調べてみたら2010年7月でした。あれから4年……震災もあり、
好きだったサウナ東京ドームも昨年の夏に営業を終了したけれど、「サントリー ドリームマッチ」は健在。


張本 勲(74)

スマホで撮った写真をフェイスブックにアップしたら、「喝だ!!」といったコメントがすかさず入った。スマホは
4年前も一応あったけど、フェイスブックは仕様が違ってまだポピュラーになりきれてなかった。ツイッター
が全盛期を迎えていたかな……? 4年の歳月に思いを致し、張本の写真に「あっぱれ!!」とコメントした。
「いいね!」は4年前なかったんじゃないかな、まだ。


掛布が打つ!

「所さんのただものではない」に出演していた子役のカケフくんが、いまでは往年の名選手として打席に
立っている……わけではなく、カケフくんのモデルになった掛布選手がバッターボックス入り。ドームが、
それはもう盛り上がる盛り上がる。


バースは大変な人気者

4年前もすごい人気だった。4年前も徳光和夫のおしゃべり音声が球場に響き渡り、和やかなムードを
作り上げていた。だんだん思い出してきた。4年前はミッツ・マングローブ、まだ活躍あまりしてなかった
んじゃないかな……?


ファンサービス

わざわざベンチから出てきて、バースがファンサービスでサインしたり、握手に応えたりしてるのを見た。
あれで人気が出なかったらおかしい。この日、総入場者数は41,614人と発表された。ドーム球場での
ザ・プレミアム・モルツの売上げは53,453杯、ソフトドリンクの売上げは9,544杯。その売上げの一部
は、公益社団法人「セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン」を通じ、東北のこどもたちの野球振興のために寄付
されるとか。そういえばチーム名も、片や「東北ジャパンヒーローズ」になっていた。


なおもサービス


関連記事: 2010年のドリームマッチ
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のこぎり山

2014-08-01 | Weblog
炎天下、ひ弱なのでヘタに歩き回ると倒れると思って、乗り物を乗り継いで行くことにした鋸山(のこぎり山)。
とりあえず最寄り駅から地下鉄に乗って、涼しい駅で乗り換えて京浜急行の久里浜へ。


駅から外に出ると暑いのですぐバスに乗っちゃう

エアコンが効いて心地いい。やがて海が見えてきて、浜で海水浴してる人たちがいる。やたら暑そうなので、
夏は海水浴するまいと心に誓った。もう何年もオープンウォータースイム以外で海に入ってないかも。


花の国も超暑そうだからスルー

途中、ペリー公園の前をバスが通った。歴史の授業でペリーが浦賀に来航したと習ったけど、浦賀ってのは
久里浜の近くだったのね。グイッと東京湾まで入ってきたわけね。


東京湾フェリー久里浜港に到着

バスを降りたらすぐ、暑いから東京湾フェリーの建物で涼む。出航時間が近づいたら、歩行者は2階の通路
から乗船する。車輪のついた乗り物は1階から乗り込む。


自転車で乗り込むお客さんも

ここまで汗もかかずに移動してくることができた。船内もちゃんとエアコンが効いてて、快適に移動できる。
夏は暑いから乗り物、冬は寒いから乗り物、梅雨は雨だから乗り物、なんていってると乗り物ばかりで散歩
にならないけど、それでも構わない。


フェリーの船内こんな感じ…

片道40分くらいで久里浜港から金谷港、金谷港から久里浜港へフェリーが行き来している。風が強くて、
波があるせいか、船が揺れる。ちょっと甲板に出てみたけど、暑すぎて引っ込んだ。


そうこうするうちに金谷港がだんだん見えてきた

もしかしたら電車をうまく乗り継いで回ったほうが、バスとかフェリーに乗るより早いのかもしれないけど、
こうして海を渡ってくると旅した気分になる。


余計なことを気にしたりして

このあたりの津波避難場所、海抜高度8.3mって書いてある。それよりも大きな津波がきたら……?
東北の津波を思い出して、ここは大丈夫かどうかイメージをふくらます。


さっそく回転寿司で地魚とか

いますぐ大きな地震が起きないことを期待しつつ、腹ごしらえスタート。食べ始めたら、まもなく混雑が
大変になり、サッと食べて店を出た。ここからロープウェイまでは歩く。


思っていたより距離がある…

何度もきたことある場所だけど、何年もきてないので記憶より少し距離がある。帽子とサングラスと雨具
を持たずに出てきたから、熱中症にもゲリラ豪雨にも無防備。ちょっと不安に。


問題は風だった

熱でも雨でもなく、風が立ちふさがった。ロープウェーが強風で運転休止中。ちょっと聞いてみたら、風が
弱まれば運転するかもしれないけど、予報ではこれから風が強まるので今日は難しそうとのこと。ちょっと
待ってみて、あきらめる。


こういうのが見たかったんだけど…

まあ何度も見てるから、また今度ということで。歩いても登れるけど暑いからやめた。房州石の産地として
石を切り出した岩肌が、鋸の歯のように鋭いから鋸山(のこぎり山)と。


この神社の塀も房州石かな?

神社の大きさに比べて、石塀の厚さ、立派さが目立つのは鋸山から切り出した石をふんだんに使っている
ということかも。そういう目であたりを物色すると……


ご立派なお宅の塀も房州石?

何度もきてるのに初めて気づいたから、ロープウェイが運転休止中でよかったような? ピューッと登って
たら目に入らなかったと思う。
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