散 歩 B L O G

歩くことが唯一の趣味ですから。

千鳥ヶ淵

2011-02-26 | Weblog
曇のち雨って聞いてたから、午後までは家にいたけど、どう見ても天気がいい。予報はハズレ!
ということで散歩にでる。

飯田橋駅のすぐ前にある江戸城の牛込見附から、武道館の手前の田安門にいたる道を歩くのが
好きなので、今日もそこを通る。起伏もカーブも程よくあって楽しい。


牛込見附の石垣

ここらは明治まで江戸城の中だから、おいそれと通ることはできなかったはず。でも、いまは
ごく普通に店が立ち並び、ごく普通にビルが立ち並び、ごく普通にマンションが立ち並ぶ。
それが何だか不思議で、つい何度も足を向けてしまう。


田安門

靖国神社も武道館も目と鼻の先だけど、今日は用がないから行かない。田安門はよくある備えで
桝形になっていて、門から敵が入り込んだら二重の門の間に閉じ込め、槍でついたり矢で射たり、
鉄砲で撃って皆殺しにしようというデザインになっている。


ここで100人は滅ぼすデザイン

現存する江戸城建築では最古のものだとか。寛永13年(1636年)に出来たと立札に記されていた。
他はみんな火事で焼けてしまったんだろう。


堀の幅が広いね

なんとなく、千鳥ヶ淵に沿って歩く。天守閣がないせいか、城としては注目されていないけど、
こんなでっかい堀がある城はどこにもない。外堀(牛込見附)から内堀(田安門)まで歩いて
千鳥ヶ淵をぶらぶらすると、本当に巨大な城郭だったんだなと思う。


千鳥ヶ淵戦没者墓苑

太平洋戦争のときに海外でなくなった35万もの無名戦没者がここに眠っていると書いてあった。
それにしても、お墓がよく登場するブログだなあ。


近くで見るとこう

菊の花が1本百円で献花できるように、両脇で無人販売されている。せっかくの機会なので
1本だけ供える。この箱に35万の魂が入ってるのだろうか? 木立の向こうは首都高速。


強引なトンネル・・・・・・

おかしなところに道路を通しているのが、散歩するとよくわかる。そして首都高速の向こう側を
今日もまた皇居ランナーたちが時計と逆回りに走ってる。


明日は東京マラソン

どこを歩こうと勝手なんだけど、皇居ランナーが走る歩道は、なんか歩いちゃいけないような
無言のプレッシャーを感じてしまった。そこで進路を変更して、マンションが林立する坂道を
とぼとぼ上る。そこらは昔、旗本が住んだ場所だと思う。


明治になって滝廉太郎が住んだ

石碑の前に腰を下ろして脚を組み、缶コーヒー飲みながら文庫本を読んでる若いサラリーマン
がいたけど、うまくフレームから外した(左下に肩が小さく写ってる)。そのまま道に迷って、
四谷まで歩いた。
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駒込

2011-02-21 | Weblog
「ペタス」「ペタス」と自動改札にSuicaを当てて、関東の交通網を東へ西へ北へ南へ・・・・・・。

最近でいったら、流山、赤羽、都立大学、新中野・・・・・・と、気まぐれに降りた駅から散歩するのが
癖になっていて、あるとき気がつくと駒込にいた。

駒込の地理にうとく、東京なのか埼玉なのか迷ったけど、表示によると文京区。つまり東京都内。
どうも豊島区とか板橋区とか北区とかと近いらしい。

駅のそばに「六義園」がある。・・・・・・あの有名な? どうもそうらしい。


うっかり近づいたら入園料300円だった

五代将軍・徳川綱吉の側用人、柳沢吉保が元禄15年(1702年)に作った回遊式築山泉水の「六義園」は
最初「むくさのその」と呼ばれてたけど、現在では漢音読みの「りくぎえん」で通っているそうな。

維新後、荒れ放題になっていたのを、昨年のNHK大河ドラマ『龍馬伝』でもおなじみの岩崎弥太郎が
買いたたいたそうな。昭和13年(1938年)に東京市(いまの東京都)に寄付されたと。

池のまわりを歩いていると、ちょうどいいところに茶屋がある。


うっかり抹茶500円だった

お茶をすすりながら池を眺めていたら、なにが気に入らないのか激しく争うカモ対カモ。あたかも
見世物のようであった。

カモがおとなしくなったので茶屋をあとにして歩きだすと、梅が咲いていた。


春なのね

どうやら今年もインフルエンザにかからずに流行りのシーズンを終えることができそうでよかった。
駒込駅から秋葉原ゆきのバスに乗ってお茶の水で降りて歩き、神保町で古本を3冊ほど買った。
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ガード下

2011-02-16 | Weblog
東銀座で仕事を終えて帰るとき、地下鉄にすぐ乗ると気分転換できないから、よく足任せに歩く。
デフレスパイラルというのだろうか、安い店が増えたわりに客が入っていない。

みんなどこにいったんだろう? と思ったら、ガード下に集まっていた。


ここだったのか・・・

有楽町から新橋にかけて、長い長いガード下に飲み屋がひしめき合っている。ここは新橋にある
「ニュー加賀屋」のカウンター。


隣の客(知らない人)

営業戦略とかゴルフについての、知らない人たちのトークに耳を傾けながら酒を飲むのも乙なもの。
こちらも酔っているから写真なんか撮ったりして。


飲んでる飲んでる

“不景気でもガード下は活気あるよ。”・・・そうつぶやいたら、とあるbotからリプライがすぐきた。
「不景気」に反応したのかな?

“いたるところにこれほどの悲惨さがあるのを見ると、神はお金がないのではないかと思う。(ユーゴー)”


ポテトチップス?

それから、会社をやめた先輩がリプライをくれた。そういえば有楽町のガード下で飲んだことある。

“有楽町とかのガード下って、雰囲気はいいけれど、意外と高いんだよな。”


お隣さんが帰ったよ

こうして新橋で飲んでいると、おっさんになった実感わいてくる・・・。ロックTシャツとか着てるから
余計そう感じる・・・。あっ、Dハイおかわり下さい。
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段ボール

2011-02-13 | Weblog
東京は2月11日、12日にけっこう雪がたくさん降った。暦の上では春でも、冬らしい冬がきた感じ。

なのに「夏休みだから明日から潜水艦でサンマ漁にでるの」と言われる夢をみてショックで目が覚めた。
そこまで潜水艦が彼女を迎えにきている。

ドキドキして眠れないから、起きて居間の明かりをつけると、猫が段ボールで丸くなってる。寒いのに
人が寝ている布団に入ってこないのは珍しい。そういう気分じゃないんだろう。


拾われてきた日

段ボールに捨てられていたのは去年の7月26日。ぬいぐるみのクマと一緒に段ボールで育ったから、
大きくなっても段ボールが落ち着くのかも。


そのうち出そうに

一昨日はパリの安ホテルで寝てたら掃除の人が入ってきて、急いでチェックアウトする夢で目が覚めると
雪が降りしきっていた。夏に生まれた猫が不思議そうに窓から雪を見てた。


洗濯籠にうつした

そのうち家の中をどこでも好きなように歩き回るようになり、引き出しの中とかカーテンの裏っかわとか
居心地のいい場所で丸まって休むようになったけど、やっぱり箱の中が好きみたい。


あると勝手に入る

首輪をつけてリードをつけて散歩に出しても、あまり喜ばない。ドアを開けていると勝手に出ていくのに
すぐ戻ってくる。家の中で気ままに過ごすのが好きらしい。


バッグ類の中も好き

あいかわらず居間の段ボールで丸くなってるけど、抱きかかえて布団に迎え入れたら眠れるだろうか。
また変てこな夢をみて目が覚めなければいいんだけど。
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中野

2011-02-09 | Weblog
丸の内線を新中野で下りると、鍋屋横丁がある。新中野からも中野からも東中野からも中野坂上からも
徒歩15分かかる、ややこしい場所に1995年から1997年まで住んでいたので、界隈をちょっと散歩。

大工さんがいた。(いつからだろう?)

鍋屋横丁から紅葉山公園、堀越学園前から城山中央通にかけて、なんてことない道を歩き回っていると
よく夢に見る起伏のある町がこのあたりだと思い出した。(他の町と混ざってる)


道幅が広がってた

銭湯なくなってるし、中野スワーク温泉も、五差路のボディビル専門ジムも消えてなくなっている。
どうせマンションが建つんだろう。つまらん。


コーヒーでも飲むか

駅前に並んでいた喫茶店、PHOENIX もうないけど、COFFEE ROAD まだある。店の入れ代わり激しいから
ここもいつまであるかな?


ナポ弁(1000円)

最後かもしれないと思って、確か食べたことあるナポ弁を注文。ナポリタン&焼肉弁当、略してナポ弁。
うーん想像通りの味。コーヒー熱々なのは悪くない。

ブロードウェイには年に1回ぐらい行くけど、まんだらけ化がどんどん進んでいく。4階の奥とかは
軒並みシャッター閉まっていて、迷路のように入り組んでいるから歩くのが怖い。


どんな人が買うの?

去年の5月に見かけたソフビ人形、もうなかった。売れたのかな? 欲しいわけじゃないんだけど、
なんだか気になる。
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都立大学

2011-02-06 | Weblog
住んでいたことがある町を歩くのは楽しい。今年は兎年だけど、前の兎年にあった兎や(おしゃれ居酒屋)は
すっかりなくなっていた。柿の木坂のそばやのカツ丼がおいしかったのを思い出して、ちょっと見に行ったら
やっぱりなくなっていた。

でも、すぎの木はあった。すぎの木は駅前の喫茶店で、よく八雲堂書店で買った本をここで読んだっけ。


メニューは手書き

ツナサンドとコーヒーのセット(750円)を注文して、なぜか漱石の『三四郎』を読む。明治の東京見物
のつもりで楽しんでいたら、最後は人間関係のもつれになってしまった。小説だから、しかたないか。


入り口こんな感じ

10年ぶりか、11年ぶりか、それぐらいで訪ねたけど変わっていない。こちらは懐かしくていいんだけど、
若いお客さんが全然いなくて少し心配。新しく駅前にできたエクセシオールカフェとかサンマルクとか
そういうところに若い人が流れているらしい。


本当はやきとりではない

都立大学といえば、忘れられないのが、やきとりを全然焼かないで魚とか肉とかおまかせで出してくれる
この三角形のお店。「いまもあるかなあ」って、このまえ飲み友達と話したのを思い出して、見にきた。
どうやら健在らしい。こんど飲みにくることに決めた!


向かいの鳥はる

やきとりを焼かない鳥はるの向かいに、お食事処・おふくろの味・定食の鳥はるが・・・・・・健在だった。
リリー・フランキーさんが有名になる前に通ったと言ってた。とても盛りのいいお店で、定食を頼むと
生卵とか味付け海苔とかいろいろサービスで付けてくれちゃう。(いまもそうかな?)

ここのテレビで昼下がりに「はぐれ刑事・純情派」の再放送を見たことなど、リアルに思い出せる。


だからどうした

ここにもよくきて、クアーズとかジーマとか飲みながら、ジュークボックスのミュージックビデオ見たな~!
当時よくきた店、あったりなかったり。誰ひとり興味ないだろうけど、こうして訪ね歩くと面白い。


上から2番目の左から2番目

あそこに住んでたんだよね、1997年から1999年まで。赤坂ラーメンはモスバーガーに変わっているし、
サンデーズサンはジョナサンに変わっているけど、昭和46年にできた都立大八雲マンションは健在だ。
築40年・・・・・・和室もあるし風呂は小さいよ。(いまはどうかしらない)


八雲食堂は代変わりしてそう

ここにくるまで住んでいた中野を、こんど歩いてみることにしよう。(年に1回ぐらい行ってるけど)
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築地

2011-02-04 | Weblog
昨日、料理を撮影するために築地にいったら、波除神社で豆まきをしていた。

もしも豊洲に市場が移転したら、豆まきどころじゃなくなるだろうと思いながら見ていた。

節分ということは、旧正月でもあるらしく、市場にある寿司屋のお客さん中国人ばかり。

生の食べ物は口にしないはずだったのに、中国人が寿司の味を覚えたらマグロが
海からいなくなるんじゃないだろうか?
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