散 歩 B L O G

歩くことが唯一の趣味ですから。

見附宿

2013-10-26 | Weblog
ここは東海道の宿場町、日本橋から数えて28番目だから大体まんなかへんにある見附宿……JRの駅でいうと
東海道線の磐田のあたり。江戸時代から往来が盛んな場所に、はやばやと学校ができたのは明治5年の学制
発布の翌年で、とりあえずお寺を校舎にしたとか。ちゃんとした校舎ができたのは明治8年で、138年たった今も
国史跡として残ってる。


それがこちらのハイカラな建築

2階建てで屋根裏部屋があり、屋上に2層の楼が重ねられている。楼のてっぺんに太鼓が置かれて、大正中期
まで50年ほどのあいだ、登校の合図や正午の時報に打ち鳴らされたとか。


石段いたんでる


これがその太鼓か


急な階段を上がる


太鼓楼からの見晴し

あの森みたいになってるところが、矢奈比売神社かもしれない。東海道を歩いて、そっちのほうへ行ってみる。
いまは国道1号になってるようだけど、どことなく旧街道っぽい。


これが現在の道のようす


佐鳴予備校の建物まで昔っぽい


神社への坂を上る


犬が祀られていた

この霊犬しっぺい太郎は最近、地元のゆるキャラ「しっぺい」に昇格(?)したようで、通りを歩くとやたらに
イラストなどを見かける。はじめは携帯電話の宣伝の犬かと思ったが、どうも違うようだ。


犬参!とダジャレ


ゆるキャラグランプリ参戦中!

あの「ご当地キャラ総選挙」グランプリのふなっしーが参戦を辞退したという、「ゆるキャラグランプリ」に
しっぺいが参戦している。くまモン、バリィさんに続いて、しっぺいはグランプリになれるか?


ジュビロくんも応援

東海道を歩いてくると磐田駅につく。地元のサッカーチーム、ジュビロ磐田のマスコットであるジュビロくん
もたぶん、しっぺいを応援してるような気がする。
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焼津

2013-10-24 | Weblog
このまえ焼津にいったとき……といっても初めて、なんの用もなく電車を下りて散歩してみたのでちっとも
焼津のことわからないんだけど、徒歩2分のところに「サウナ 焼津駅前 健康センター」というの見つけて
これはいいなあと思った。(でも入るつもりなし)


おやん? 役者の写真が出てる

どれどれ今月の公演は「剣戟はる駒座」で座長は不動倭、来月の公演は「劇団千章」で座長は市川良二
らしいな。黒潮温泉に黒潮座……なんと、お風呂に入ってお芝居が見物できるのか。


ちなみに、お値段いくらだろう?

芝居を見なければ700円、芝居を見るなら1日1500円で、午後3時30分からだと1000円ポッキリ!
いまなら1000円でお風呂に入って大衆演劇が観られる……あとで寄ろうかな?


すごいなあ、焼津ってところは!

そこらへんぐるっと歩いて、焼津神社にお参りしたら、日が暮れてきたのでさっきの健康センターに戻り
ひとっ風呂あびる。お芝居はじまるの待ちながら、ビールでも飲んじゃう。


お客さんがカラオケうたってるよ

ステージでおじさん、おばさんが代わりばんこに熱唱するのを聞き流しながら、大衆演劇をいまかいまか
と待ちのぞむ。午後6時30分、ようやく幕が上がってチャンバラがはじまった。


どうぞ最終最後までごゆっくり

デジカメで写真を撮ってたら、「開演中は撮影ご遠慮いただけますか?」とスタッフに釘を刺されたので
これしか写真がない。たいへんわかりやすい、おもしろいお芝居だった。


幕間挨拶は撮っていいみたい

座長の不動倭さん、第二部のショーでは妖しい美しさでお客さんを魅了してたけど、第一部ではこういう
三枚目を演じ、幕間の座長挨拶はトークも冴えて大ウケしてた。なんか焼津とても好印象。

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三島

2013-10-19 | Weblog
ちょっくら三島大社に用があって、こだまで東京から1時間かからず三島駅へ。すごく近いわりに環境が激変。
富士はでっかく見えるわ、いたるところに湧水は流れるわ……駅からトコトコ歩くと、白滝公園にめぐみの子が
待っていた。


富士の雪解け水

富士の雪解け水が源水の三島の水どうぞ召し上がれって書いてある。柄杓を持つと、「よいしょ!よいしょ!」
って声がして、めぐみの子が水を汲み上げて柄杓に注いでくれる。はずかしい。


よいしょ!よいしょ!

おいしいのかな? と思って飲んでみたら、本当においしかった。三島の人は、毎日こんなおいしい水を飲んで
いるとしたら、幸せだな。うらやましい。


せせらぎ、せせらぎ

町中を、水量たっぷりの澄んだ小川が、それこそ蜘蛛の巣のやうに縦横無尽に残る隈なく駆けめぐり、整列の
流れの底には水藻が青々と生えて居て、家々の軒先を流れ……とかなんとか刻まれた石碑が、道端にあった。
うまいこというなあ~


その通り、水藻が青々と生え……

鴨かなんか泳いでる。まだ朝だからか、水に浮きながら寝ているやつも、そこらじゅうにいる。鴨かなんかが
どうやって眠るかというと……


こうやって首を背に乗っけて寝る

鴨みたいなのは寝てるのに、ぞろぞろと人が起きてきてカメラを抱えて水をのぞいてる(人のこといえないか)。
あの人たちは何やってるんだろう?


どうも小魚を撮ろうとしてるみたい

あと、水面をキラキラ撮りたいっていってた。さざ波に光を反射させてキラキラ撮るには、お日さまがもっと
低い位置にないといけないって、詳しそうな人がしゃべるのを地獄耳で聞いたけど、そういうものかな……。


結婚式やってた

三島大社についたら、見ず知らずの人たちが結婚式をやっていた。面白いことを書いた絵馬がいっぱいある
神社だったけど、そのために行ったわけじゃない。いろいろ写真を撮って帰ってきた。
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都城

2013-10-16 | Weblog
お仕事で宮崎の都城に行ったのは台風一過のあくる日で、もう秋なのに気温が35℃くらいまで上がって
夏みたいだった。さすが宮崎、南国だなあ! と納得しそうになるも、「昨日までは涼しかったんですけど」
と地元の人がいうんだから、本来なら宮崎も10月は秋めくらしい。


空港を一歩でると夏みたい

お仕事だから自分勝手に歩き回るわけにいかず、いっしょに飛行機でやってきた見ず知らずの人たちと
共にバスに乗って、宮崎空港から都城に向かう。


お仕事だけど思いきり観光バス

台風のコースによっては中止になるかもしれなかったが、幸い飛行機のルートを敬遠してくれたようで、
現地入りすればあとはもう何があっても大丈夫。ゆとりの境地で窓の外を眺めてると、不思議なものが
目に入った!


カラオケ 予約制 練習所 ?

カラオケボックスではないようだ。予約制の練習所なんて聞いたことがないけど、宮崎ではこれが普通
だとしたら、興味本位で質問するのは失礼にあたるかもしれない。お仕事で来ているので余計なことは
質問しない。まわりの人とも打ち解けてないので胸にしまっておき、ブログのネタにするだけ。


都城の中心で傘専門店を発見

なんか外国みたい……お仕事だから自分勝手に歩き回るわけにいかないが、夕方ちょっと休憩の時間を
いただいたので、休んでる場合かと思って散歩。でたらめに歩く。そのほうが疲れが抜けるような気がした
もんだから……それにしても傘だけ売って商売になるのだろうか?


どこからみても傘しかない……

ぐるっとそのあたりを一周して、ドラッグストアで地元のミネラルウォーターやなんかを買い込んで戻る。
夜にホテルでのどが乾いても苦しまないですむように。その道すがら、すごいのを見た!


ガンダムの肩に「入口」

あそこから入ったらどうなるんだろう? お仕事の途中なので、みだりに入口から入ることはできない。
けど気になるので、とりあえずナゾの店舗のまわりを嗅ぎまわる。


オオオオオオオ

エヴァ初号機がいた。ちょっと寸詰まりな感じ? 手作りっぽいエヴァンゲリオン……店の人が作ったのか
通りに向かって立っている。


和牛のオリンピック2連覇中

さて休憩時間のあと、5年に一度の「全国和牛能力共進会」で2連覇を達成したという宮崎牛をいただく。
お仕事の部分を省略すると遊んでるようにしか見えない。まいっか。


仕事中のひとコマ

よそ見してるのがバレてしまって、やぶへびだったかも。台風一過、あまりに夏らしいので空と雲と大地を
スマホで。宮崎は広大だな。


関之尾滝を見せてもらうことに

翌日、お仕事とはいえ名所もせっかくだからということで、小一時間ほど関之尾滝(せきのおのたき)を
見物させてもらった。暑いのでマイナスイオンは大歓迎。


昭和3年、国の天然記念物に

あの吊り橋を渡っていくと滝の上流にいくことができ、そこには甌穴(おうけつ)という天然の穴ぼこが
たくさん空いてるという。フランスのポンデスールより大きく、世界一の甌穴群らしいけどポンデ何とか
を知らないのでイメージわかない。ともかく行ってみる。


吊り橋から眺めた関之尾滝

お仕事だから吊り橋効果でドキドキして恋がめばえたりはしていないと思う。三脚を持ってきた人が、
吊り橋が揺れて三脚の意味ないってボヤいたのが、まぁ吊り橋効果といえなくもなかった。


ここに広がるのが甌穴群らしい

丸い穴ぼこがたくさん空いているのが、写真ではよくわからないかもしれない。肉眼で見るとけっこう
すごい。長さ600m、幅80mにわたって数千個の穴ぼこが存在し、大きなものは3mを越えるとか。


どうやればうまく撮れるのか?

そんな関之尾滝をあとにして、山の中の一軒家みたいなところでお昼をいただく。食べてばかりのような、
飲んでばかりのような。とくにオチもなく、これでおわり……。


野生のいのししのお肉、きれい
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八甲田丸

2013-10-05 | Weblog
このまえ青森にきたときは、まだ新幹線が開通してなかったから、野辺地まわりのJRに乗ってきたと思う。
いまやすっかり新幹線が、八甲田山をぶち抜いたトンネルを行き来しているので、野辺地まわりの在来線
は「青い森鉄道」に変わっていた。(特急だけJRが乗り入れているみたい…)


あああ~あ~~♪  八甲田丸

上野発の夜行列車おりたわけじゃないけど、青森駅は雪の中じゃないけど、北へ帰る人の群れが昔のった
青函連絡船「八甲田丸」がいまも変わらず港にいる。


レールの延長線上

2歳のときしか乗ったことないから、まったく記憶ないけれど、青函トンネルが開通するまでは北へ帰る人が
みんなこれに乗ったらしい。人も乗ったし、駅からレールで引き込まれた列車も連絡船に乗ったんでしょ?


こんなふうに、車両甲板に列車を引き込んだとか…

西村京太郎の十津川警部シリーズで読んだことある、ここから甲板に上がって、冬の海に飛び込んだ!?
と見せかけて、どこかに隠れて函館か青森にまんまと上陸した犯人がどうにかなる話。


隠れにくそう~~

場所はあっても、音と、熱と、臭いが強くて、じっと潜んでるのツラいんじゃないかしら。青函連絡船はいま、
メモリアルシップとして乗船券500円(大人)で見学できる。以前も見学したことある。


このまえ見学したときは、こうじゃなかったような?

昭和30年代の青森駅前を再現した、この「青函ワールド」は2012年から八甲田丸に展示されているそうで、
それじゃ見たことないのも当然。まえは土偶型の宇宙人とか、見たような覚えが。


ちなみに2013年の青森駅前はこう

こういうところの昭和30年代のようすを再現したのだろうか? こういうところで北へ帰る人の群れは誰も
無口になったんだろうか? (これは駅前のごく一部で、向こうはもっと開けている)


船にはグリーン席が残してあり、座ることができる

上映時間、約2時間の「青函連絡船ビデオ」が視聴できる。約2時間も座ってていい場所、街にもなかなか
ない。ちょうどいいから、腰かけて本を読む。なんとなく船旅してる気分で、他に誰も座っていないときなど
青函連絡船が貸切になったようだった。
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