雪香の星月夜日記

山口雪香の歌がたり、ささやき、ひとりごと

濡れしまま離れし窓ゆゑ思ふさま覗けど海は静かに笑ふ

2014-11-13 16:00:53 | Weblog


未来11月号がようやく届いた。



「夏韻集」巻頭とは恐れ多いこと。こういうことは滅多にないでしょう。


ただ、題詠のタイトル「サンドリーヌ」が抜けていて残念。



このごろまとまった少女たちのヴィジョンでうたっているので、ここに彼女の名前をつけくわえておく。


これは、プルーストの「花咲く乙女たちのかげに」の影響かもしれない。


それから徳高弘子さんの批評も、想像以上に厳しいお言葉。ありがとうございます。









たぶん、こちらの感想は多くの読者の御感じになったことだろうと察している。

徳高さんはたからかに明言され、多少へこたれたが、わたしにはそれも小気味よかった。


いろいろな方がそれぞれのお言葉で、ささやかな第一歌集を労わってくださったが、つまるところ、対象がその方御自身の内面の鏡となって、さまざまな感慨を映し、言葉を選んでやさしくこちらにお返しくださったのだと思っている。


つたないながら、まだ夢の途中、チェロも芝居もずっと続けていこうと思っている。現実のなかでいろいろに経験を重ね、さらに歌も音も、語りも磨いてゆけたらと。


現実にさらされ、こころからのいたみのない夢は、むなしいのではないか。



第一歌集は、わたしのほぼ十年間の日々のうつりゆきを映してくれた。


読んでくださった方、心から感謝いたします。


必ず長生きする。夢とうつつをしたたかに紡ぎながら、と思う。











コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

輝かに歌は響かむ透きとほるまなざし持てば翼を見抜く

2014-11-13 09:51:58 | Weblog


  

 朝に。





 とてもさわやかな朝。今日もきれいな歌をいつもこころにうたう。





 みなさんもよい日でありますよう。



















 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アルファポリス