市の星月夜日記

織江市の短歌、エッセイ

少女たちの赴(ゆ)く野は踊るほそやかに爪先立てて風がひかるよ

2014-11-29 11:49:38 | Weblog
 

 翠琴晶、夢浮橋第6話を「さゆらもゆらに水晶虹彩」にアップしました。






 喪失と実在は、形象が手のなかに現在ないかぎりひとしいのではないか、などと考えながら書きました。



 何か、とても大切なものがほんとうに在ることと、ほんとうに無いこと、在ったことと、無かったことの区別は、個人の内面では等しい質量の凹凸なのではないか、などとちょこっと形而上的なことを考えましたが、結果は、やっぱりふわふわゆらゆらした世界です。





 詩的なヴィジョンのなかで遊んでいただけましたら。













 
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