市の星月夜日記

織江市の短歌、エッセイ

冬映えの翳のさなかに紅葉の地(つち)に出会へば匂ひまばゆし

2014-11-24 10:14:48 | Weblog



 紅葉が大地に触れる瞬間を想像して。







 冬の影はあかるい。翳、というたくらみのある単語を使ったのは、明るさの感じを「羽」という部首で表現したいから。


 陽光が希薄になり、その分陰影も淡く、長くなる。真夏の濃い、黒い影ではなく、静かな明るい翳の中に色づいた葉が落ちてゆく。



 深紅の葉っぱにであった地面は、きっとどきどきするだろうなあ

 


 朝のお稽古をすませて、ほっとひといき。



 このごろ、D線の音がとてもいい感じ。C線は、深呼吸するように大きく肘を使って、ゆたかな音を奏でようとする。

 ピアノでもフォルテでも、音はゆたかでなくちゃね。至りませんが、毎日精進。









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