プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★日本海波高し

2006-07-05 10:17:58 | 日記・エッセイ・コラム

 サッカーW杯”ドイツ対イタリア戦”の中継を観ていたら、北朝鮮が”飛翔体”を発射したニュースが流れた。日本政府は厳重な抗議をするとし、経済制裁を含めた対応策を別途、発表するとのコメントが出された。

 朝からテレビのニュースに釘付けになった。アメリカの独立記念日祝いに対する嫌がらせ説から、北朝鮮内の管理能力限界説まで憶測が飛び交うが、何故、このタイミングなのかとの疑問が消えない。

 6カ国協議の議長国中国へは民主党代表団が、平壌へは記者団が行っており、万景峰号は新潟港沖合いで入港待機中。また、韓国は竹島周辺の海洋調査を開始した日だ。やがて、ロシアでサミットも開催されるタイミングでもある。

 四面楚歌になることが明白な情勢下で、ミサイルを発射した北朝鮮には、我々の常識では測り知れない価値観がひそむ。世界の日米同盟を豪語した首相は、この難局をどう打開するのか、外遊の余韻に浸っている暇は無い。