プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★成せばなる禁煙の誓い

2006-07-01 09:20:25 | 日記・エッセイ・コラム

 今日7月1日からタバコが値上げになった。この機会に禁煙したいと思う人は、約30%とか。そんな意思の弱いことでどうするというのが、止めない人の理屈。

 テレビのインタビューで、「税収に貢献している」のだとして、断固、禁煙しないと決意表明している人がいた。嗜好品だけに、言い分が違って構わない。ただ、健康上は「百害あって一利なし」と言われようと、伏流煙が周囲の人に悪影響を与えると批判されても禁煙しない心理は面白い。

 かくいう私自身、20~38才までタバコを吸っていた。1日2箱程度のヘビースモーカーが禁煙を決意したきっかけは値上げだった。値上げ前日に友人と”禁煙マラソンの賭け”をし、欲得で頑張り通したというのが正確だ。ぶっ倒れるまで飲み食いする費用を負担させられるのだからやせ我慢も厭わなかった。

 それ以来、やがて25年経ち、今ではレストラン内でタバコの臭いを嗅いだだけで気分が悪くなるほどだ。飛行機は、海外への長時間フライトでも禁煙なのだから、JRも全車禁煙にすれば良いのにと思ったり。或いは、喫煙車両を値上げすれば良いのにと思うことすらある。 

 我ながら勝手なものだと思いつつ、やはり人間とは自ら納得しない限り行動に移さない動物だとしみじみ思う。ただ、愛煙家にTPOに相応しいマナーだけは守って欲しいとお願いする。