カタカナ・ミステリー大全

洋物のミステリーの読書日記。原則は文庫本のみ。

アメリカの警官は、ドーナッツが大好き!

どうぞ、召し上がれ。

『少年と悪魔と離婚』リチャード・フリード 文春文庫

2012-07-01 16:56:21 | 洋物
 再読シリーズ。いわゆる(なのかな)郊外族。湖畔の家は夫婦が次第に改築をして作り上げた家。10歳の少年ジャスティンは、突然起こった両親の離婚騒動に翻弄される。両親はともにジャスティンを愛するが、夫婦の間は遠く離れ、互いに家を自分のものとしようとする。そこでジャスティンは離婚裁判で悪魔の異名をとるペニーワースを訪れる。離婚という事件の中でいかに子供がないがしろにされているのかという所から、深く切り込んだお話ということになろうか。☆☆☆。


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