くせぇ-、 という、とんでもない始まり。舞台は水戸。観光会社に勤める坂脇恭一。島根の漁師の息子。干拓で漁業が終わり、荒れた地から東京へ、そして上司を殴った後に今の会社。圭子。田舎の百貨店から出会い系で素人売春。そこでチンピラにつかまり美人局を。恭一は枠(フレーム)を感じ、それを乗り越える。落ちて落ちて落ちた圭子。運命は二人を結びつける。なんだか、ちょっと凄い飛躍もあるが、切なくて、ちょっといい。二人、ちょっと気になる上司の支店長といったちょい役がいい。あっという間に読み終える、ページターナーに☆☆☆☆ほ。
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