特捜部Qのカール・マーク警部補シリーズ第八弾。今回はアサドの巻。”OFFER 2117”が英語の題名。これはキプロスの浜辺に漂着した女性の遺体、「犠牲者2117」と新聞記事となったことからという。中東から難民が漂着する。沢山の難民、そして多くの人が犠牲となる。そんな中に、アサドはかつての知人を見る。そして…。アサドの謎が明らかになる。その過去は確かに重い。カールはアサドを助けて走る。でも途中で大変なことがあって帰ってしまったりするけれど。そして復活したローセが留守を守る。あのゴードンと。ゴードンがだんだん個性が見えてきているね。九巻はいよいよカールを深く、深くえぐるのだろうか。アサドのその後も気になる。☆☆☆☆☆。
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