再読シリーズです。あのトム・クランシーが『レッド・ストーム作戦発動』でコンビを組んだのが、ウォー・ゲームの世界で有名であったラリー・ボンドとか。彼が自身の作として1989年に送り出したのがこの作品。あの金正日が登場し、近未来は幸か不幸かこの小説とは違った方向に進んでいるが、時の流れを感じさせない面白さがありますね。いくつかの場面を並行させて描いていく。中でも歩兵のケヴィン・リトル少尉がいい。本筋とは関係ないのだが、この小説の中で効いてますね。ほかにもいい味の登場人物がいるが、考えようによっては、そのキャラが活かしきれていないとも。面白くないというのではなく、キャラが出来上がっていたので、もう少し彼等に活躍して欲しかったと欲が出るのです。ということで、☆☆☆☆☆としときましょう。
本屋さんで見つけて思わず懐かしさから買ってしまいました。第一作の『シャンペン・スパイ』も読みましたっけ。イスラエルの元スパイ。エジプトで活躍し、つかまってしまったが、正体がばれずに釈放という運命を持つ元スパイ。奥さんはつかまって刑務所にいた時に体を壊して亡くなったとか。それでもスパイになるための、そしてなった後の、辞めた後までも含めて、手引き書としてなかなか楽しい出来です。また10年位したら読むかなと。☆☆☆☆。
やっと読みました。ハードカバーが出てすぐに大ヒット、友達が面白いって言ってたけれど、待ってました。上・中・下と三冊に分けることもなかろうにと思わないでもなかったけれど、カラー図版入りなので良しとしましょうか。
主人公はあまり好きになれないな。学者でミッキーマウスの時計なんぞはめていて。とは言っても、流石に面白いですね。絵の謎解き、キリスト教の謎、陰謀、秘密結社…。これ、そうした中で生きている人にとってはもっと面白いのだろうな。ルーブルに行ったことあるけれど、床のこと憶えてないな。シリーズらしいけど、これより面白いのは難しいだろうって思いました。☆☆☆☆☆
主人公はあまり好きになれないな。学者でミッキーマウスの時計なんぞはめていて。とは言っても、流石に面白いですね。絵の謎解き、キリスト教の謎、陰謀、秘密結社…。これ、そうした中で生きている人にとってはもっと面白いのだろうな。ルーブルに行ったことあるけれど、床のこと憶えてないな。シリーズらしいけど、これより面白いのは難しいだろうって思いました。☆☆☆☆☆