張り切って朝から脱穀の準備。 二か月守ってくれたイルミネーションと杭を片づけて回る。
脱穀したらすぐ籾を干せるように大きなシートも2枚庭に敷く。
10時半、ハーベスタで田んぼに乗り入れて脱穀開始。
昼には終わって、と踏んでいた。
・・・数株差し入れたところで、ん?袋にあまりお米が出てこない。
なんと、脱穀されたお米が出てくる口に穴(すきま)が空いてる。
ゴムを差し込んだりいろいろやったがどうもうまくいかない。
昼になって、いったん諦めて家に入りお昼を食った。その時、そうだ エアコン用のパテがあった、あれで埋めればいけるんじゃないか? 休憩もせず、そのまま再び外へ。
日の当たる方向へハーベスタの向きを変え、すきまにパテを詰めてみた。
何度目かの試運転。やっとうまくいった。
二時間ほどで脱穀終了。
時刻は3時半。もうすぐ日が傾く。
シートに干すのは今日は無理だった。シートをしまい、ハーベスタの清掃も 明日以降にして倉庫にしまう。
最後日が暮れる一時間ほどで、脱穀し終わった稲わらをあとで振りまきやすいように 数を数えながら12カ所に分けて運んで積む。
全部で今日脱穀したのは500株ちょっと。
思わぬアクシデントで、15分の昼休みで一日動くことになってしまったが、種まきから
7ヶ月、やっとお米が収穫できた。90kgくらいは行ったと思うが、まだこれから干して
それからの計量となる。
隣のよしのぶ爺さんが、何度も見に来てあーだこーだ(溶接しないとだめだとか)、夕方はなんだ1俵半しか採れないんだって 言いたそうな口ぶりだったので、ちょっとがっかりした。
耕さない、トラクターも農薬も肥料も何も使わないで手植えで、坪1kg採れる(1反で5俵)ってことが 僕は凄いと思うけれど(普通の農法で1反8~10俵ほどではないかと思う)、何年見ても
そこは認められないようだ。まぁ仕方ないけど。この頑固じじい。苦笑
明日以降も後片付けなど忙しいが、取りあえずお疲れ様。やっと健康なお米が今年も採れた。