カナリアな日々

百姓になって15年目。補習塾カナリア舎はフェードアウト中。小麦、蕎麦、大豆などを作っています。

上がったり下がったり

2007-05-02 23:22:39 | カナリア舎

ネモで知り合った友人(と言うか先輩)が遊びにいらした。

実家のそばということもあって、(ネモが設立されて)最初にうかがったフリースペースの世話人の方だ。

こいけとチェリーも一緒にうかがったこともある。

3年ほど前のクリスマスにもわざわざイルミネーションを見に来て下さった。


お昼を食べながら、共に午後を語り合って過ごした。
お互いの家族のこと、親のこと、その他。


夕方は皆でわらびやタケノコを採りながら散歩もできた。


こういうお友達と巡り会ったのは本当にありがたく、そして不思議なこと。


よく聞いてみると、(僕の)実家から歩いても行ける距離に長年住まわれていることがわかってびっくり。(同じ市なのはもちろん知っていたけれど)もう少し遠いと思っていた。

実家のすぐそばを自転車で通って買い物にも行かれるんだって!



出社拒否からひきこもりとなり、母と心理戦を一年半もやったのち、南房総へ逃げ出して16年になる。
その後こいけと巡り会い、K君と出会い、ネモとの出会いがあって、今日いらしたSさんとも出会った。



僕が出社拒否になってひきこもりにならなければ、また(Sさんの)お子さんが不登校にならなければ、(たとえ家が近くて)すれ違うことはあったとしても、きっと交わることはなかっただろうと思う。


出会いって人生ってほんと不思議。



もう一度娘さんの手作りのビーズアクセサリーショップを紹介しておきます。
(こいけもピアスを作っていただきました。)
petitamiです。(←クリックするとHPへ行けます)





・・・と幸せな気分に浸っていたらば・・・
中3の子の親御さんから電話。やめられてしまった。

時間を作るために野球の練習をセーブしたらどうかと持ちかけて来たのが、どうも良くなかったみたい。無理なことを押しつける形になってしまったのかな。

野球を今はやりたいという彼の気持ちに寄り添うことができなかった。勉強では家族の期待に応えられないから、なおさら野球でと言う彼の気持ちはよくわかるんだけど。両立は無理だと思うんだけどな。どうして学校も親御さんもそんなに部活にこだわるかなぁ。

本来は学校が補習してあげなければならない生徒だと思う。

親御さんが「本人の責任ですから私立でも仕方ないんじゃないですか?」って他人事のようにおっしゃっていたけれど。
それだったらそう言ってくれれば良かったのになと思う。「子どもが○人もいて、とっても塾にお金はたくさん使えないから」、とおっしゃるので、(僕も彼にやめられたくなかったので)特例で安くしてきたのに。


一人入って一人やめられちゃったら、増えていかないじゃん。(苦笑)


なかなか楽にはならないね。