カナリアな日々

百姓になって15年目。補習塾カナリア舎はフェードアウト中。小麦、蕎麦、大豆などを作っています。

義務教育

2010-04-23 23:58:12 | カナリア舎

先日中2の二人組に義務教育や沖縄について脱線して語ってしまった。




小規模校の常で好きでもない部活、おまけに意地悪な先輩がいて、土日練習なんてこともあり・・・やめる自由もなく・・・部活なんて課外活動じゃん?なんて簡単に言えないわけで・・・





前略おふくろ様みたいな出だしになってしまったが、要するに義務とは、学校へ行きたいという子どもを、親の都合で行かせないというのはいけませんよという親の義務であること、学校へ行きたくないという子どもを行かせる義務はないこと、子どもには教育を受ける権利があるだけだ、というような青臭い説教を、お茶の時間をオーバーして1時間も語ってしまったわけで。





そのうちのHちゃん(お母さんは、超強力なリーダーシップで毎週もう一人の子も含めて子ども達をうちへ来させている)が、いいこと聞いたとばかりにお母さんにそのまんま伝えちゃったそうで・・・・



お母さんから速攻で「先生(あ、僕のことね)は甘い」って言われたとか。(苦笑)



Hちゃんは「先生みたいな大人がたくさんいればいいのに」と言ってくれたが、校長先生にそう言ってよと言われてそうすることもできず。

うちは予約制で、「来たいときだけおいで」って生徒達に言ってるけど、そうするともう一ヶ月くらい連絡もこない生徒が3人くらいいるし(汗)、まぁそれでいいんだと思っているけれど、営業的にはこういう強力なお母さんは一方でありがたい部分もあるわけで、あぁ僕もずるい口先だけの大人なんだなぁと思ったりするのだった。。。(続かない)