カナリアな日々

百姓になって15年目。補習塾カナリア舎はフェードアウト中。小麦、蕎麦、大豆などを作っています。

アスパラ初収穫!

2010-04-20 18:03:51 | 自然農畑

ここ数日はカリフラワーのなどの苗の定植、種まき、芽が出たじゃがいもの周りの草取りなどの畑作業、畦シート張りなど田んぼの整備、休耕田の草刈り、合間に本業、こいけの元だんな達が来たり、タケノコ掘りに友人が来たり、二日ぶりにPC触った。


アスパラの自給も一つの夢だった。高いからね、そうそう買えなかった。僕の農業の元々の原動力は貧乏と食欲。お金をなるべくかけないで食べ物を作りたい。




昔自宅でこもりだした頃、親に働かざる者食うべからずって言われてきた。けれど、どうしようもなく腹は減るものなんだよ。夜中に隠れて炊飯器から飯食ったりしてた。一緒に食事するとなんだか申し訳なくて辛くて、一膳食べてすぐ自室に逃げていた。そう言われたって働けないし。



食うために汗をかいて食べ物を作るっていうのは僕にはとってもストレートでシンプルに腑に落ちること。

ずっと引きこもって来たから、外で汗をかくっていう(何年も忘れていたけれど恐らく眠っていた)根元的な僕の魂の欲求のエネルギーも充填されていたのかも。


それにしても広すぎるけどね。(苦笑)機械に乗って楽したいって気持ちにもなるよ、一瞬は。





アスパラは種まきから初収穫まで3年かかる。それからは10年くらい毎年収穫できるけど。



写真は3年目のアスパラ。初収穫。
昨年、もちろん自分でも種を蒔いてそれも隣で育っているけれどまだ2年目。まだまだ細い。





今回のアスパラは昨年、二年目のポット苗を買って植えたもの。もちろん耕さないで草を時々刈って敷いているだけ。
冬を経てやっと伸びてきた。これから1ヶ月ほど収穫できるはず。
うまかったっす。わ~いわ~い。

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やっと雨だ

2010-04-20 16:23:21 | つれづれなる想い

ここ数日の農作業のことはのちほど。


雨がふるぎりぎりまで作業して、タケノコとわらびも採ってきた。


徳之島で基地の移設反対って集会をやってる。
まだ正式な発表も打診もないのになんで?とも思う。


基地が自分のすぐそばにできるのは誰だって嫌だろう。
反対するのは当然だとも思う。



「子ども達に静かな島を守ってやりたい」
「嫌です。沖縄をみているとやはり不安です」

住民達が口々に言っている様子がテレビで流れたのを見た。


でもさ・・・・
僕は正直嫌な感じがしてしまった。



その誰もが嫌がる基地をずっと引き受けてこざるをえなかった沖縄の人達の気持ちはどうなるの?って思っちゃう。


戦略上有利なのかも知れないけど、沖縄に基地の75%が集中してきた事実。



いくら誰かがやらなくちゃいけないという理由であっても、一人の嫌がっている人に何十年も地域の役員を押しつけることがあるだろうか?そんなことは普通はないよ。



僕らが沖縄の人達に対してずっとやってきたことはそういうことだと思う。



僕はここに基地が来るって言っても反対はしない(つもり)。
黙って引っ越すかも知れないけどね。