ひろポンの“わたしにも作れますぅ” 

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恐竜図鑑展 : 上野の森美術館

2023-06-10 | おでかけ
先週の木曜日、2月の投稿でアップした上野の恐竜図鑑展に行って来ました。

夏休みに入ると混むので今月末までの期間限定チケットを入手して、平日の午前中に上野へ。

見る前の腹ごしらえということで折角上野へ出たんだし、と何度か食べに行った不忍池前の鰻割烹、伊豆栄へ。
今回展示会の公式図録(3000円)は絶対欲しかったので、予算節約のため〝梅は止めて竹〟にしておきました(笑)





そのあと不忍池を通って上野の森美術館へ。
平日の12時前と言ってもベンチはほとんど高齢者で埋め尽くされていました。
相変わらずここはヤバそうなオジサンがチラホラいらっしゃいますな。

ミニスカ開脚ピンクのパ〇〇丸出しのどう見てもお爺さんとか、素晴らしい展示を見る前に悪いモノを見てしまって焦りましたわ(笑)
公園も動物園も外国人観光客も多いし、この辺もうちょっと何とかしたほうが良いんじゃないのかなあ。
ま、他県からいらっしゃる方は日が暮れてからは近づかないほうがよろしいかと。

さて会場に入るとまずは大きな図鑑形のディスプレイが。
有名なズデニェク・ブリアンのタルボサウルスがお出迎え。





展示は19世紀の黎明期の作品、古典的な復元の姿、日本での恐竜紹介、そして近代の新しい解釈再構築という4つのパートに分かれています。
今回ありがたかったのは一部の作品を除いて写真撮影がOKだったこと。
作品にかなり近づいて鑑賞することができたため、画家の筆運びなどをしっかり見ることが出来ました。

フォトブースには初期のイグアノドンの復元立体模型がありました。





入ってすぐ第1章の展示の大きな作品〝ジュラ紀の海の生き物〟です。
元絵となった水彩画、版画、そしてこの油彩とそれぞれ作者は異なる作品で、古生物絵画がまさにここから始まったという非常に興味深い作品です。





一番見たかったチャールズ・R・ナイトのドリプトサウルス(飛び跳ねるラエラプス)。
40cm×58cmと思ったよりかなり小さい作品でした。
大きさを感じさせない躍動感溢れる作品で流石に素晴らしかったですが、今まで見た本の色味と違ってかなり青みの強い色調。
ガッシュで描かれています。





ナイトと並ぶ巨匠でこちらも昔買った作品集の表紙になった、ズデニェク・ブリアンの〝アントロデムス・バレンスとステゴサウルス・ステノプス〟





紹介したい作品は山ほどあるんですが、会場でご覧いただくとしてド〜〜ンとすっ飛ばし...........。
90年代に入ってからの新しい作品、マーク・ハレットの〝ディプロドクスの群れ〟
日本を代表する恐竜絵画の第一人者、小田 隆氏の〝白亜紀の情景ー北アメリカ〟
150cm×340cmという大作品でキャンバスにアクリルで描かれています。







昔の少年雑誌や児童書に紹介された作品はじめ恐竜造形でお馴染みの荒木一成氏、徳川広和氏、そしてマイケル・ターシックの立体作品など、数々の恐竜関係の展示がいっぱいでとっても楽しめました。

骨格や化石の展示がメインの恐竜博とはひと味違ったこの図鑑展。
何より大昔から知ってる作品の原画を見られたことは大きな収穫でしたが、点数も多くて一つの作品をじっくり見られなかったので期間中に是非また行こうと思っています。




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