梅雨が明けました。
冷たいビールが美味しい季節になったのに訳あって禁酒の毎日です。
と言うのも急遽、白内障の手術なんてのを受ける羽目になりまして………..。
3月に〝目は大切に〟なんてネタをあげたばかりなのに、こんなに早く自分が受けることになるとは思わなかった。
詳しいことはどうでもいい話なので省きますが、急も急で手術日の2日前にいきなり決まっておいおい、マジですか?
目は大切に - ひろポンの“わたしにも作れますぅ”
幸い?模型も進んでいないのでネタにしてまえ、と言うことでアップしちゃいます。
いつもより長文ですが〝手術の様子なんてアップせんでもよろし!!〟等と言わずに読んでくだされ。
いつも通っている眼科で事前に点眼薬をもらって差し、手術当日の朝着いてみると手術を受ける人は私を入れて6人。ほとんどが60代以上でしょうか。
ここは駅前に5階建てのビルを構える大きなクリニックで、看護師などスタッフも30人ほどいます。
周辺地域から電車で通う患者も多いのでいつも朝早くから混んでいます。
日帰り手術で1週間空けて左右の目を手術するのですがこの日は右目。
私はまだ仕事のこともあるので単焦点レンズを入れました。
点眼薬を2回に分けて差したあと待合室で順番を待ちます。
すでに手術を終えたおじさんが隣のベッドで休憩中。
手術自体は15分ほどで終わるみたいです。
名前を呼ばれて手術室に入るとひんやりと寒いです。
リクライニングの椅子に座ると看護師の方が毛布をかけてくれ、両手首にそれぞれ心電図モニターと血圧計電極を付けます。
目の周りを消毒後、手術する方の目の部分だけくりぬかれたゴムマットのようなカバーをグイッと押し当てられて、開瞼器という洗濯ばさみの親方みたいな(笑)やつで瞼を大きく開けておきます。
自分で目を開いておく必要はありません。
視界には先生の顔と器具が見えていますが局所麻酔の注射がチクッとするや全体が黄色っぽい世界に一変。いよいよ始まります。
ライトが当たったのか一瞬真っ白になったあと、顔のような3つの青っぽい丸が現れます。
これ一体なんなんだろう?と思ったんだけど良く判りません。
ほどなく視界がピンク色になったので、おそらくメスが入って〝ち〟が流れているンだろうと思います(笑)
痛みはほとんどありません。
が………..、目の奥をグリグリ探られる感じは正直気持ちのいいモノでは無く、リラックスしようとしてもなかなか出来なかったっす。
まあ私がビビりなだけかもしれませんが、おそらく10分程度の手術のあいだずっと全身に力が入ったままだった。
先生が〝下の方を見てください〟とか〝左下がちょっと熱くなりますぅ……〟とか指示を出すので、出来るだけ頭を動かさずに目だけで追うようにします。
なまじ例のイラストで手順をリアルに描いたおかげで〝ああ、今は砕いたやつを吸い取ってるところよね…〟とか判るだけに余計にリアリティがあって困る(笑)
手順の解説の絵はネット上に結構見つかるのですが、手術中の患者の見た光景というのがほとんど出てこないので、一応皆様にご参考のため(?)どんな風に見えていたかを帰宅後ちょっとスケッチしてみました。
昨日、左目も終わったのですが左右どちらもこんな感じに見えていました。
ちなみにネット上に画家の人が描いたという絵が出ていたんだけど、それは一面グリーンで赤い点がある絵でした。
これは個人差や症状によってみんな違うのかもしれません。
あくまで私の場合ですが3つの丸の周りが白く光ってその周りはなんつーか60年代風のサイケデリックな模様がウニョウニョとうごめくような感じで、ときどき水で洗浄すると視界が流れて眼球がひんやりします。
色味は終始ピンク、イエロー、オレンジ、ホワイトといったこんなイメージでした。
そんなこんなで結構長く感じた10分が過ぎて看護師さんに両手をひかれて休憩室に戻り、15分ほど休んで問題が無ければ帰宅出来ます。
眼球保護のため大袈裟な眼帯を装着して結構目立つのでタクシーで帰宅。
翌日は眼帯をはずしてもらうために病院へ行き、その後は1週間ほど保護めがねと点眼薬を差しています。
仕事や日常生活にはすぐ戻れますが入浴洗顔は数日出来ませんし、酒なんか飲んじゃダメよとのことなのでノンアルです(笑)
これを読んでる方の中にも今後白内障手術を行う事になる方がいるかもしれませんが、またやりたいとは思いませんね。
ということで今回は〝♥たのしい白内障手術♥〟のお話でした。
模型の話より面白しれーじゃん、とか思われても困りますが(笑)いつか受けることになったバヤイにはこの記事を思い出して参考(にはならんやろ!)にしてみてください。
以上おしまい!!