備前焼 やきもん屋 

備前焼・陶芸家の渡邊琢磨(わたなべたくま)です。陶芸、料理、音楽、路上観察……やきもん屋的発想のつれづれです。

おまつり終了 (備前焼まつり2014)

2014-10-21 12:27:15 | Weblog


『備前焼まつり 2014』も無事終了しました。

知り合いのヤキモノ屋さんの感想を総合すると「今年はお客様の数が少なかった。アベノミクスの恩恵はあまり回ってこなかった」といったところでしょうか。
草臥れが儲かっているのは確かです。人によっては「お客さんは多かった」とも仰ってましたが。
まぁ、各地でのイベント、お祭りが重なっているので分散したのでしょうね。


さてさて、帰宅して荷物を軽トラに載せたまま一晩放置し翌日やっと下ろしました。しかし室内に入れただけ。
まさに戦いの後というべきでしょうか。これからアレコレしなければいけません。グッタリ&ゲンナリ。

今年はあまりウロウロしなかったので屋台の様子、食べ物トレンドを知ることは出来ませんでした。
当然、恒例のアナゴも無し。しかしながら、お客様から差し入れを沢山頂戴して、おまつり満足度高しでした。
ちょこちょことツマミ食いしながら、ビールも頂き……まつりじゃ~~! ありがたや~~。

お客さんの持っている黒豆の枝豆を見ると、今年は実の入り具合が良いように見えました。どれも皆ムチムチ!
「あぁ、あれが茹でてあれば」とビール片手に何度思ったことでしょうか。
茹で立てを紙コップに入れて売ったら良いんじゃないかのぉ。(個人的希望)


では、ウチの人気をズラズラっと公開。(いいのか?)

まずは看板娘ならぬ看板ぶた。

蚊取り線香を入れる定番タイプ、コーン形のお香を入れるタイプの2種類です。
アイキャッチの高いツワモノです。お客さんグループの誰かが気付いて声をあげると、それが周辺のお客様の視線誘導になる仕組み。
なので、声の高い女性か子供に気付いてもらいたい。(←う~~ん、ヤラシイ)


そして、柊鰯(ひいらぎいわし)。備前焼で魔除け・縁起物という新ジャンル(?)

これは売り方や提示方法が、まだよく判っていない。
たぶん、招き猫とかシーサーみたいな括りになるはず。しかも、小魚って瀬戸内アイテムにぴったりでしょ。
「開店祝いにプレゼントするとかなり喜ばれるアイテムです」が、決まり台詞。
皆さん、かなり食いつかれますが、ルアーのように針が無いので、うまく釣り上げられません。(←やっぱり、ヤラシイ)


次~~~。青備前白象嵌のラインナップ。
もはや定番化した大きめ蕎麦猪口は安定の人気でした。

定番ネタのトークにも磨きがかかってきたけれど、目下それしかないのが悩み。(←ヤキモノ屋として観点が間違ってる)

椰子の実ボウルも新登場。

「カワイイッ~~」というおよそ備前焼らしからぬ嬌声を頂きます。ありがたや~~~。
圧倒的に女子人気が高かったですね。


お店の中からイベントをチラホラ見ました。何故か阿波踊りとか……。
写真を撮ったのはこれだけ。マーチング。

トランペット姉さんのお疲れが目立ってたなぁ。


で、今年もやっぱり備前焼小町を見そびれた。
卒業した前の小町さんが来てくれましたが……。ありがと&頑張ってね。


そんなこんなで快晴絶好調の伊部での2日間が終了。

夕方、日が暮れてブタと帰るよ。




思い返せば、9月末に加計美術館の展覧会が終わって、まつり1週間前にチビ窯の窯焚き。窯出し、仕上げ、前日から値札シール貼り。
梱包が終わったのが初日の朝5時。1時間ほど寝て直ぐ出発。
「梱包の記憶が新しいので直ぐ探し出せる」というメリット以外は何もないというフラフラ、フワフワした状態でまつり突入でした。

I am completely exhausted! (めっちゃ疲れたわ!)

外国の方もチラホラでしたね。

久しぶりに人の波を見続けていたので、情報過多で頭が湯気立つチャンポン状態ですが、ユルユルと解きほぐしながら普段の生活に戻すこととします。

ではでは、皆様。また来年。
有難う御座居ました。


チャオ! (*^o^*)/









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