最近になって やっとこさ、窯の建屋のペンキを塗り終えた。
さび止めの赤い色のままでは 気分的に良くないので。
色が決まらず、知り合いに相談すると、「ペンキ屋さんのあまりを頂戴せよ」とのたまわれる。「出会いの色というのも良いかも」と軽い気持ちで仰せに従うことにした。
くだんのペンキ屋では仕事で残ったものをストックしていて、いろいろある。
で、塗る面積を計算すると 一斗缶ひとつ分となる。
単色ではオリジナルな出会いの色にならないので、手近にあるものをアレコレとチョイチョイと調合してもらった。
アイボリーにかすかに若草色が混じった様なニュアンス。
『割とええやん』という落ち着きのある爽やかな色。
1度目は、サッサとやって、乾かす。
いつの間にか数ヶ月経て やっと終了。
で塗り終わってから……『黒く塗っておけば、煙やススが目立たなくて良かったかも』と思う今日この頃。