備前焼 やきもん屋 

備前焼・陶芸家の渡邊琢磨(わたなべたくま)です。陶芸、料理、音楽、路上観察……やきもん屋的発想のつれづれです。

晩生の茗荷(おくてのみょうが)

2006-06-20 22:06:55 | 料理・食材

梅雨に入ったとはいえ 暑い日が続いています。
そんな暑い日の昼下がり。

「ソーメンいっとく?」ということで、素麺です。

で、鍋に火をかけてから、庭先に降り立って見ると……薬味といえば、浅葱(あさつき)は既に終了。青紫蘇も出始めたものの香りが薄い。で、茗荷(ミョウガ)は……というと、小生宅の茗荷は先輩とトレードした晩生(おくて)の種。この茗荷は秋近くになってから やっと出る。

トレード前にあった拙宅の早生(わせ)の種は引越しのドサクサで、いつの間にか全滅してしまった……。

然るに、今現在、庭先に薬味がないという緊急事態発生中。これからという時に、驚愕の事実。

そういうわけで、去年漬けた梅干でサッパリ美味しくいただきました。



晩生の茗荷は夏の素麺には間に合わないけれど、梅干を上げたあとに漬けておけばハジカミのように 抜群の箸休めになります。

早生、晩生とも使い道は色々あるということです。