Breathe & Stretch 〜マインドフルネストレーナーのメモ帳〜

縁あって辿りついたマインドフルネストレーナーの仕事。悩みは色々あれど、喜びや楽しみが増えていきますように。

ありのままでいる

2006-10-11 02:26:37 | エニアグラム
ミュージカルも終わり、またいつもの生活に戻りつつあります。とは言え、11月末までにクリアしたい課題が4つほどあり、そちらの方にエネルギーをシフト。

最近、どちらかというと交流分析に傾いていて、エニアグラムの記事を書いていませんでした。

このブログにコメントを寄せてくれるseiさんはエニアグラムのワークショップでご一緒した女性です。お住まいの関係でワークショップ以来お会いできていませんが、お互いのブログを行ったり来たりして、今も交流を続けています。

seiさんのブログの更新を楽しみに待っていたら、なんとも素敵な「詩」がアップされていました。

エニアグラムの9つのタイプに向けて書いたものだと気づくのに時間はかかりませんでした。

神南良平氏の訳した神の慮り:ニューヨーク大学病院のロビーに掲げられている詩風に、エニアグラムの各タイプに向けたメッセージで、とても素敵ですのでご紹介します。→こちら

って言うか、ツボに入って泣いちゃったし・・・

私のタイプ、上から3番目に

「人々から賞賛を得ようと成功を追い求めたのに、ありのままの自分を愛するようにと、信頼できる仲間を授けられた。」

とあり、何人かの人たちが私の前に浮かんできた・・・

彼ら、彼女たちは私に、「そのままで良い」とか「今の自分を大事にしなさい」とか言うのですが・・

そう言われて、いつも物足りなく感じていました・・・。

私は、エニアグラムについて書かれた多くの著書に書かれるタイプ3への「ありのままでよい」というアドバイスは、ずっと違和感があり、なかなか実感として理解できませんでした。

ところが前回の記事にも書いたのですが、自分の潜在能力について考えた時、無意識・意識的・意図的に封じている自分の能力、あるいは感情といったものは、間違いなく自分の体や魂の一部であるのに、第三者からの「けむた顔」「妬み」を恐れ、あまりにも開放されていません。

それはありのままの自分ぢゃない・・・・

ずっと、反発を恐れ、遠慮や気兼ねしてできなかったことを、「やっちゃえー」ってやったことで私を信頼してくれた仲間は皆さん私を「そのままでよい」と言う。

で、「煙た顔されるのでは?」「妬みをかうのでは?」と言うのは勝手な私の思い込みであって、自分がかけている色眼鏡のせいでそう見えているだけのことではないか?

そんな窮屈な自分で、次から次へと成功や達成感を味わうのは、結構、心身ともにムリあるんじゃないのぉ?

だいたいさぁ、そうやって、結局、疲れ果てて、無気力な状態になるのって、あなたの生き方の悪い癖だよね・・・。

だったら、はるさん、封じ込めてる能力や感情を開放してみて、すでに持っているものをもう少し「いとおしむ」「味わう」ってのはどうだい?

って自問自答・・・・

多分、「ありのままでいい」「いまのままでいい」を「何もしなくてもいい」「それ以上頑張らなくていい」と私が誤って解釈していた為に、違和感があったのだと思います。

「ありのままでありたい」と叫んでいる自分の能力や感情は、もうすこし自由にしてあげた方がよいと考えることにしました♪

エニアグラムを知って4年になりますが、交流分析と違ってどこか神秘でありながらも最終的に腑に落ちてしまう不思議さ。

最近にない大ヒットな気づきかもしれません・・・・

「持っているものを隠さずに出せばいいんだよ」「今のままで十分いいんだよ」って言ってくれる人が、私にとって信頼できる人なのかもしれませんね。

最近、読者の方が増えているのですがエニアグラムって何?って思われた方は→のエニアグラムのカテゴリを遡っていただけると、何となくわかるかもしれないです。よろしければタイプチェックもどうぞ。

「はるさん、ありのままでいいよ」とこれからも応援いただける方はぽちっとお願いします。



あのー、最近アクセスIP数がすごい増えてるんですが、どんな方がお読みなんでしょう?ちょっと驚いています(驚)
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8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
「ありのまま」の感じ方 (sei)
2006-10-11 16:51:13
 「詩」のご紹介をありがとうございます。ちょっと、テレてます。エヘっ。タイプ3の方の「ありのまま」って、とても大きな可能性を秘めているんだなって、感じました。ちなみに私の(タイプ9)のありのままとは、「なんの努力もしていない状態の自分」であり、後天的に身につけたスキルも知識も、本当の自分ではないという感覚があります。開放されたタイプ3の人には、とてつもないパワーを感じます。周囲の信頼から得られる開放されたエネルギーは、それだけで関わる人を元気にしてくれるものと思います。決して、嫉妬やけむた顔ではありません。「出すぎる杭は打たれない」そんな言葉が、とても似合います。

 周囲とのバランスを取ろうと無意識が働きセーブしてしまうなんてもったいないです!
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駆り立てられる必要はない (はる)
2006-10-11 23:06:23
seiさん

いい詩でしたよ・・・ホント(涙)

ありのままの感じ方ですが、何もしていないと無能な人になってしまうという恐れを持っている私たちはすぐに何かに駆り立てられて行動してしまう新し物好き。

でも、最近いろいろ散漫になっているのも気になっている私。交流分析は続けると思うんですが、交流分析が何だか引き出してくれるからだのなかに眠るものがあるような気がしています。それはそれとして引っ張り出したいものです。

一度、仲間はずれとか振り向いた時誰もついてきてないことを体験したタイプ3はこうなちゃうんじゃないですかね。完全に浮いちゃってるタイプ3を見ると時々痛々しい・・・・。

私は本当にタイプ3?タイプ3は実にバラエティに富むと言われますよね。深いところの動機を探れるのはその人しかいないですからね。
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再エニアグラム (hana)
2006-10-12 01:42:46
お久しぶりです。

おととい、思いたって1年ぶりにエニアグラムを再チェックしてみました。

1年前はタイプ6でしたが、今回はタイプ2と出ました。

確かに仕事柄ひとを助けるという使命を感じることは多く、納得できる部分もあるのですが、1年前はタイプ6がピッタリだと思っていたので今回の結果は驚きでした。

詩を読んで、2のところ正に今自分が直面している問題だと思いました。

そして6はというと、以前必死にもがいて苦しんでいた内容だったのですごく心に響くとともに、これはもう乗り越えかけてるなという手ごたえを感じました。

本質は多分6だと思うんですが、2も納得できる。

こうコロコロと変わっていくものなんでしょうか?

不思議です。
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Unknown (ころん)
2006-10-12 09:39:18
はいーはいーはいー!

そうなんですよ。まさに私も「そのまんまでいいんだよ」って言葉に対しては「はぁ!?」って感じだったの(笑)。

「キレイごとだ「優しいだけの、ヤワな言葉だ」と表面では思っていたんですが、心の深い部分では「何もしないでいるのは無価値なのに、そのまんまで良いなんてこと、有り得ない」と頑なに思っていたんですね。半ば無意識に。



まさに、「ありのまま、そのまんま」というのは、「頑張らなくて良い、何もしないでも良い」という風に聞こえていたんですね。



けれど、はるさんの書いている通り、自分が抑えている能力を解放することこそ、私の「ありのまま、そのまんま」なんだと理解できます。はー・・・素晴らしい気付きをいただきました。

はるさんの内面ワークに、コバンザメ状態です。



私がエニアグラムを学んだきっかけはいくつかありますが、その1つに「タイプ9を理解したい」というのがありました。タイプ9も色々なので、正確には「私の周囲にいたタイプ9について理解したい」だったのですが・・・彼らには野心がなく(あるいは低く)、向上心がとても低く感じられ、それはどうしてか、本当に理解できなかったんですね。だから、もし生まれて来る男児がタイプ9だったら、私は息子を愛せない!と本気で思いまして(笑)。



今では、タイプ9の底力、私に欠ける継続するガッツの存在を知り、かなりフェアに見られるようになりました。



もちろん、自分がタイプ3であることを知り、すべてのタイプに対する理解が、徐々にフェアになりつつあります。エニアグラムは深い知恵に溢れていますね。



はるさんのおっしゃる通り、「妬まれる」と思うのも、タイプ3にありがちな発想かもしれないです。他のタイプからしたら、それを「妬まれる」と解釈しないのだろう・・・まさにそれも、私がエニアを学ぶことで理解できた観点です。それはパラダイム・シフトでした。



seiさんって、私も一緒にワークさせてもらった、えーっと、はるさんと名字だっけ、名前だっけ、が、一緒の方・・・でしたっけ?

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タイプ2? (はる)
2006-10-13 00:43:36
hanaさん

最近、めっきり調子が良くなっていらっしゃるようで本当にうれしく思います。

タイプ6からタイプ2にテスト結果が変化されたのですね。どちらも相手に対して配慮のある優しい人という共通点があると思います。

エニアのタイプは基本的にはひとつだと思いますが、統合(安定時)と分裂(ストレス時)には別のタイプの特徴が現れますから、「現在の状況」でテストをするとタイプはコロコロ変わると思います。

あくまで20歳未満の自分、私は小学生の時の自分が今のタイプでしっくりきました。

私は、離婚するしないのストレス状態の時はテストを何度やっても「タイプ9」でした。「タイプ3」がストレス時に向かうのは「タイプ9」ですので、そんなところにも自分のタイプを判断するヒントがありました。

「タイプ2」の良い時は「タイプ4」、ストレス時は「タイプ8」がしっくりくるかも検討する価値があると思います。楽しみですね!またお話聞かせてくださいね。
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はい、ころんさん (はる)
2006-10-13 00:55:38
ころんさん

いつも挙手して登場ありがとう!

これってすごい大発見だったのですよ、本当に。何で鈴木先生はストレートにそう教えてくれないのかって思ったくらいです。

でも、こうして自ら気づいていくから、自己変容もその場しのぎのものではなく力を持ったものになるのだろうと思います。人は皆、気づく力があり、変わる力があるのですからね。

今日、交流分析の講座で、自分の演じる人生脚本を文章化するために振り返りをしました。私はこれまで、女性から陥れられたり、過剰な競争意識を持たれたり、妬まれたりと感じることが多くありました。母は知っていたのかもしれません。私に「妬まれても人を妬んだり、僻んだりしてはいけないと」と小さい時からそう言われて育ちました。未だに、女性からの強烈な「気」を感じては自分を抑え、その結果不全感に陥る自分を変えていく必要があると思っています。

「敵を味方につける」これが生きていく上での課題だそうです。
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この場でなんですが・・・ (sei)
2006-10-13 22:57:17
 ころんさん、こんばんは。そーです。昨年の夏のワークでご一緒させてもらったものです。はるさんのところから、よくお邪魔していますよ。オフィスワークの時、息抜きに息子たんを見てニヤッとしています!

 私の所もたまにのぞいてみてくださいな。

 はるさん、この場をお借りして失礼しました!
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いーえー (はる)
2006-10-13 23:08:17
そうです、私は、今はseiさんとは苗字は違いますけど。たこ焼きマンさんも同じコースでしたよね・・・。これもご縁ですよね。

そういえば、ころんさんの、息子たんはなかなかの男前ですよね。少年っぽくなっていくのもかわいいのですが、もう少しゆっくり大きくなって欲しいような気もします。早いね~、もう1年。
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