Breathe & Stretch 〜マインドフルネストレーナーのメモ帳〜

縁あって辿りついたマインドフルネストレーナーの仕事。悩みは色々あれど、喜びや楽しみが増えていきますように。

親の家を片付けました

2014-08-17 23:58:30 | 家族とのかかわり
今年のお盆休みは、ほぼ引っ越しをした実家の荷物の片付けに明け暮れておりました。

引っ越し前に色々捨ててきていたのですが、改めて古い物を処分をしたり、収納方法を変えざるを得ない荷物たちをどう収納するか、ほぼほぼ両親に代わって始末をしていました。

一級建築士で、設計だけでなく、インテリアや収納、介護環境について配慮したリフォームの達人となりつつある姉を総監督として進めて参りましたが、いろいろ勉強になりました。

それにしても、1週間。そんなに時間がかかるのかとお思いでしょうが、
田舎の家は、都会と比べて広いのです・・・

加えて母が捨てられない人なので、物の絶対量が多かったこともあります。

中でも、洋裁を実務・趣味としていた母の「布」の多さには本当に振り回されました。

布に関して言えば、母の意思はかなり尊重されたかと思います。
段ボール箱にして、20箱は堅く、6畳一間が母が捨てたくないものので占有されました。

本来は、親の家なので、親の意思で思うがままに配置したり、捨てる・残すを決めたらよいのだと思うのですが、

足腰が不自由になりつつある母がつまづかないようにとか、あるいは日常動作がなるべく容易にできるような高さにするよう物を配置したり、

いろいろ口出しをするのは、母としては気持ちの良いことではなかったかもしれませんが、ここは、なるべく元気で長生きしてもらいたいので許してほしいもの。

ただ、母が「できる」と思っていることの多くは、実際にはできなくなっています。

それを母自身が認めて行くのは難しいことかもしれません。

対称的に、父を見ていると「できる」ことを、失敗しないように慎重に丁寧にやります。
その点、父の諦めの早さや、小さいことには囚われない暢気で手放しの早い性格には助けられることも多くあります。

年をとっていくと引き算なんだなと勉強になります。

かくある私も、人生折り返しを過ぎ、拙速な言動が抑制され、多少なりともプロセスの濃淡を丁寧に感じられるような日々を送りたいなと思っているところです。

金沢滞在中は雨の日が多く、気温が極端に高い日はありませんでした。
夏嫌いの私には、コンクリートジャングルの東京に戻るのは、考えてしまうなぁ。

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