3月の末に、12年前に中小企業経営を共に学んだ仲間から、電話がかかってきて、先週、卒業以来初めて彼の会社を訪ね、再会が実現しました。
年賀状だけは、やりとりをしていたはものの、同期会でも会えずじまいのままでした。
彼は、最も先代から早くにバトンタッチをされた学生での1人であり、社長に就任したのは30代でした。
会社は、中小企業とて、世界の舞台で戦える最先端技術のプロダクトを開発しています。12年前に比べると、製品の需要はより一層高まり、また就職氷河期に採用できた極めて優秀な若手社員が活躍している楽しみな企業に成長していらっしゃいました。
1時間半ほど、会社の話を聴きながら、専務を交えて組織活性の為のコミュニケーション教育について相談を受け、一緒に組織の中に入って、教育に携わることになりそうです。
それは、今の私には、「ピン」と来ない話であったのですが、うれしい話には変わりはありませんでした。
帰り際に、参考資料として、先代の顧問が4年前に亡くなった時に、葬儀や1周忌・3周忌に列席者に配ったという小冊子を3冊手渡されました。
その日の帰りは遅く、読むことはできず、翌日、移動中の電車で読んでいたところ
ヤバイ、泣く・・・・・
そこには、12年前、後継者としては全く「卵」だったり「ひよこ」だった私たちが、偉大な創業者の跡をどうやって後継していくかという課題を背負い、時に憂い、時に根拠のない自信で自分を鼓舞したあの時間を一蹴する言葉が満載でした。
「最先端技術にはロマンがある」
ロマン:感情的・理想的に物事をとらえること。夢や冒険などへの強いあこがれをもつこと
私の父も、当時は良く「ロマン」という言葉を使っていました。今、私の周囲で起業している人の中で、「ロマン」という言葉はあまり聴かれないです。「ミッション」という言葉は聴かれども・・・・。
久しぶりに「ロマン」という言葉の持つ「ベンチャースピリット」を思い出し、眠っていたものに激震が走りました。
そして、「伝統」の考え方について。
伝統というのは、常に新しく何かを創出することが後に続いていくことであり、それが受け容れられるには、常に現代にふさわしい伝統の表現に努めることが必要であるということも教えていただきました。
いかに、日々言葉をまじめに捉えていないか・・・痛感。
大小問わず、創業者から後継者へのバトンタッチをいうのは、本当に難しいものと感じています。経営哲学、技術力、人的資源や資産の継承など時間をかけて計画的に準備されるべきもの。
彼の偉大な父の死は、実に急であったものの、バトンタッチのタイミングの判断や、顧問として若手の技術力の向上の為に、70を過ぎてもなお、最先端の技術開発に若手と取り組んだ日々を知るに、実に、非の打ち所がない創業者だったと思い知ります。
再会した彼は、会社を受け継いだことプレッシャーはないとは言えないまでも、迷いながらもすっかり社長でした。
良き参謀に支えられ、有能な社員の活かし方を試行錯誤し新しく創出することに不断の努力をしていることを知り、私が年初に立てた「腹八分目計画」は4ヶ月を経過した時点であっさり立て直されることになりました。
現在のレベルで体裁を整えても、進歩はない。
荒削りでも、新しく、高度で、性能の良いものにする努力が大切である。
このことも、いただいた小冊子から読み取った内容です。
この再会は、これからの1年間の過ごし方を大きく変えることになりました。
私の仕事にも迷いがなくなりました。
1日1回ありがとうございます。
↓
年賀状だけは、やりとりをしていたはものの、同期会でも会えずじまいのままでした。
彼は、最も先代から早くにバトンタッチをされた学生での1人であり、社長に就任したのは30代でした。
会社は、中小企業とて、世界の舞台で戦える最先端技術のプロダクトを開発しています。12年前に比べると、製品の需要はより一層高まり、また就職氷河期に採用できた極めて優秀な若手社員が活躍している楽しみな企業に成長していらっしゃいました。
1時間半ほど、会社の話を聴きながら、専務を交えて組織活性の為のコミュニケーション教育について相談を受け、一緒に組織の中に入って、教育に携わることになりそうです。
それは、今の私には、「ピン」と来ない話であったのですが、うれしい話には変わりはありませんでした。
帰り際に、参考資料として、先代の顧問が4年前に亡くなった時に、葬儀や1周忌・3周忌に列席者に配ったという小冊子を3冊手渡されました。
その日の帰りは遅く、読むことはできず、翌日、移動中の電車で読んでいたところ
ヤバイ、泣く・・・・・
そこには、12年前、後継者としては全く「卵」だったり「ひよこ」だった私たちが、偉大な創業者の跡をどうやって後継していくかという課題を背負い、時に憂い、時に根拠のない自信で自分を鼓舞したあの時間を一蹴する言葉が満載でした。
「最先端技術にはロマンがある」
ロマン:感情的・理想的に物事をとらえること。夢や冒険などへの強いあこがれをもつこと
私の父も、当時は良く「ロマン」という言葉を使っていました。今、私の周囲で起業している人の中で、「ロマン」という言葉はあまり聴かれないです。「ミッション」という言葉は聴かれども・・・・。
久しぶりに「ロマン」という言葉の持つ「ベンチャースピリット」を思い出し、眠っていたものに激震が走りました。
そして、「伝統」の考え方について。
伝統というのは、常に新しく何かを創出することが後に続いていくことであり、それが受け容れられるには、常に現代にふさわしい伝統の表現に努めることが必要であるということも教えていただきました。
いかに、日々言葉をまじめに捉えていないか・・・痛感。
大小問わず、創業者から後継者へのバトンタッチをいうのは、本当に難しいものと感じています。経営哲学、技術力、人的資源や資産の継承など時間をかけて計画的に準備されるべきもの。
彼の偉大な父の死は、実に急であったものの、バトンタッチのタイミングの判断や、顧問として若手の技術力の向上の為に、70を過ぎてもなお、最先端の技術開発に若手と取り組んだ日々を知るに、実に、非の打ち所がない創業者だったと思い知ります。
再会した彼は、会社を受け継いだことプレッシャーはないとは言えないまでも、迷いながらもすっかり社長でした。
良き参謀に支えられ、有能な社員の活かし方を試行錯誤し新しく創出することに不断の努力をしていることを知り、私が年初に立てた「腹八分目計画」は4ヶ月を経過した時点であっさり立て直されることになりました。
現在のレベルで体裁を整えても、進歩はない。
荒削りでも、新しく、高度で、性能の良いものにする努力が大切である。
このことも、いただいた小冊子から読み取った内容です。
この再会は、これからの1年間の過ごし方を大きく変えることになりました。
私の仕事にも迷いがなくなりました。
1日1回ありがとうございます。
↓
そうなんですよね。伝統を守るとは、創造・創出の連続によって生き残っていくことなのだと、新しく考えました。思考の浅さを痛感した1日でした。
自分が向かっていたものすら浅はかに思えて、いい意味で衝撃的な日となりました・・・。
いえない状況は、幸せですね!
ライフワークと糧を得る仕事が一緒である
ことに感謝です。
(きっとはるさんも違いない・・・)
常に持ち合わせているものに追加して新しくサービスを作っていくことの必要性を感じる今日この頃です。
出会う仕事が毎回違うことに戸惑いながらも、お客様の為に何かできるようになることで前進している感じです。
スムーズではない走りですが、頑張ります。