Breathe & Stretch 〜マインドフルネストレーナーのメモ帳〜

縁あって辿りついたマインドフルネストレーナーの仕事。悩みは色々あれど、喜びや楽しみが増えていきますように。

白河戊辰見聞館にて

2013-05-06 14:23:35 | 自分にチャージ
翌日は、ここからスタート『白河戊辰見聞館』




ここは、本当に小さなスペースながら、すばらし資料館でした。
私が在館中に、入館者はみるみるうちに増えていきました。

新選組については、新政府軍側の藩視点で描かれる新選組、新選組から見た幕末、会津から見る新選組はかなり違いますが、

新選組の存在自体がドラマティックであったことには変わりありません。

5年前に会津を訪れて以来、個人的には会津の視点で「新選組」を理解するのがナニゲに好きです。

ちなみに、新選組の剣客:沖田総司は白河藩士の息子として生まれています。
病弱であったがゆえ、白河口の戦いに参戦することなく亡くなりました。

また、近藤勇と土方歳三は、鳥羽伏見の戦いの後、甲府から流山に敗走し、この土地で別れを遂げ、近藤は板橋で首切りになるのですが、

この後の仇打ちのエピソードは、先月流山を訪ねていたこともありとても身近に感じられました。

大久保大和と名前を変えて転戦を試みた近藤勇を、近藤勇だと見破ったのは、考え方の違いから新選組を離脱し、西軍側から参戦していた加納道之助と武川直枝でした。

しかし、白河では、近藤亡き後、負傷中の土方に変わって、白河・会津で新撰組の隊を率いた斎藤一が

今度は、清原清と名を変えた武川直枝を見破り、仇を討ったという話なども、先日NHKの歴史番組が取り上げられていましたが、現地で見聞きするとなかなか興奮する話でした。

(軽く歴女気味・・・)

ちなみに、斎藤一は戊辰戦争後、八重の桜でおなじみの八重の親友、高木時尾と結婚。

しかもお仲人は、松平容保公というからには、斎藤一の忠義の程を思い知ります。

大河ドラマの中では、いつもにらみが効いてる降矢隆志と貫地谷しほりの夫婦姿がドラマの後半では見られるんでしょうね。

また、会津藩の家老山川家の5女の山川さき(後の捨松)の話もかなり度肝を抜きました。

いやはや、山川家は兄弟だけでなく姉妹も大活躍してたんだってことにさらに驚き。

ちなみに、5女さきは、戊辰戦争で会津を猛撃した薩摩藩の砲兵隊長(後の陸軍大将:大山巌)と将来結婚してしまう話も興味深く、これも八重の桜で描かれるようです。

大人になってからの活躍を知るに、会津の女性の大活躍と八重以上のキャラの濃さには驚くばかりです→コチラ

こんな人間模様が楽しめる楽しい資料館。

こちらも、白河では必ず立ち寄りたいスポットの1つです。

今年は、仕事以外でも積極的に福島を巡る予定ですが、会津・中通りを戊辰戦争の視点で旅することがこんなに楽しいものとは予想もしませんでした。

とても素晴らしい時間を白河で過ごすことができました。
この時間を持つことができた全てに感謝します。
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