Breathe & Stretch 〜マインドフルネストレーナーのメモ帳〜

縁あって辿りついたマインドフルネストレーナーの仕事。悩みは色々あれど、喜びや楽しみが増えていきますように。

マインドフルネス心理療法での拠点「北陸マインドフルネスセンター」開設。

マインドフルネス心理療法は、第3世代の認知行動療法で、日本ではまだ新しいものです。

北陸マインドフルネスセンター」ではマインドフルネス心理療法のうちの「自己洞察瞑想療法(SIMT)」で
うつ・不安障害の方を中心としたサポートを行っていきます(福井・石川・富山)。

このまま何もしないでいるとメンタルヘルスが悪化し、仕事や家事に支障を来しそうな予感のある方や、
通院しながら急性期は乗り越えたかなと思われている方、お薬を減らして行く過程にある方で、
なるべく自分の力で乗り越えて行きたいとお考えの方は、お気軽にご相談ください。⇒こちら
(病状によっては効果が確認されていないケースがございます。診断を受けていらっしゃる方は必ず事前に
お知らせください)

マインドフルネスについて記事更新中。 こちらのブログもぜひお立ち寄りください!
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そして私も大人になった

2011-06-21 21:41:06 | 自分にチャージ
19日(日)の午後、東京国際フォーラムで幸福な時間を過ごすことができた。

佐野元春30周年アニバーサリーツアー:『ALL FLOWERS IN TIME 東京』
3月13日の55歳の誕生日に行われるライブだったのですが、この日に振り替え。

この日は、80~90年代の「元春クラッシック」の中でも、特にロックンロールが熱い夜だった。

セットリストは下記の通り。



彼の楽曲は、中学生の時から今でも聴き続けている。

中学の同級生から、「はるさんって、皆が、たのきんとかシブガキ隊とか言ってる頃に、佐野元春とか稲垣潤一とか聴いてたよね~」

その通り・・・

当時、FMラジオから聞こえてきた、ビートのきいたメロディラインにめちゃくちゃ高速(早口)で歌詞を乗っけて疾走感たっぷりに歌い上げた「アンジェリーナ」から始まり

歌詞にあるニューヨークとか、ダウンタウンとか、マンハッタンとかどんなとこなんだろうといったな中学生的関心も手伝って30年。

この日のステージは、これまでとは違う本当に「特別の夜」だった。

声の調子も良く、ロックンロールもバラードも、本当に魂を揺さぶる雄々しいシャウト、切れのあるビートダンス、ホールの一体感、そして忘れてはいけないホーボー・キング・バンドの圧巻の成熟した演奏、演出のライトワークなど、本当に、本当に完成度の高い記念のステージだったと思う。

ホーボー・キング・バンドの演奏も毎回楽しみにしている。
特にこの日は、長田進・佐橋佳幸のツインギターで、いつも以上に華やかだった。

この日は、お祝いの日。
そして、何度も繰り返される感謝の言葉。

この日、震災について触れられることはなかった。
チャリティ的な要素も何もなかった。

たった1度、東北地方から参加された方からの「思い切り楽しみたい」と書かれたメールが紹介され、「みんなもそうだろ?」と問いかけられた。

ひときわ大きな拍手がいつまでも鳴りやまなかった。

この人のスゴイところは、特別なお見舞いの言葉は使わずに、歌詞の中で傷ついたファン・被災地の方々にもメッセージしている。

葛藤や苦悩を乗り越えて、何かを信じ、肯定しながら、希望を歌い上げるそんな楽曲がそもそも多いのである。

そうやって楽曲に励まされて私も大人になった。

アンコールの「アンジェリーナ」の時、それまで暗かった客席にもライトが灯った。
白髪混じりや後頭部が薄くなったファンが多い。
ファンも同じように年を取った。

しかし、昔を懐かしむだけのステージではなかった。

月と専制君主(CD+DVD)
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『月と専制君主』というアルバムは、セルフカバーされた楽曲を集めたアルバムであるが、その楽曲の美しさにも魅了された。
若き頃の疾走感は影を潜めた分、無理がなく、優しく、穏やかで、何とも癒される。

『ヤングブラッズ』『レインガール』がジャズやワルツのように心地よい。

変化を続けている、そんな素敵な55歳と30年の年月を積み重ねてきた。

そのことが何よりもうれしい夜だったのです。

Motoharu Radio Show」を聴きながらの更新です。

お読みいただきありがとうございます。


コメント (4)
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