掛井酒店

純米酒(日本酒)の話題を中心に、ドイツビールやワインなどの入荷情報、日々の出来事を発信します。

ヨラム氏ご来店

2011-06-09 07:00:57 | 出来事
先日から、思わぬ方がご来店に成ります。
昨日は、京都市二条通り東洞院東入ル南側で「日本酒バーよらむ」を経営しておられるオフェル・ヨラムさんがお越しに成りました。
彼のお店を初めて訪れたのは、5年前くらいだった様に記憶していおります。興味深い純米熟成酒や古酒を取り揃えておられるという話を聞き、一度お伺いしてみたいと思っていお邪魔させて頂いたのが最初でした。
お店のスタイルは日本酒バーと言う事も有り、お燗をして・・・・というより常温で提供をするといった形でした。
勿論全くお燗をしない…という訳では有りませんが、ごく一部のもののみでした。
正直、常温で頂いたお酒の中には「自身燗にした方がいいと思うんだがな~…」というものも有りました。
思い切って「これお燗にてもらてもいいですか」とお願いすると、どうしようかな・・・というようなという表情をしながらもお燗にして下さいました。
その後「いかがでしたか」と聞かれたので「いい感じですよ~」とお答えすると、ちょっと合点がいかぬ表情で、それからおもむろに「お酒がまとまった感じですか・・・・」と言われたので。
私自身、とても旨味も前に出て膨らみも感じバランスも良くなったので、そういう意味で「ハイ」とお答えしました。
その後彼と会話して行く内、そのままの状態でのお酒の個性を楽しむ・・・ある意味、必ずしもバランスが良くなる事だけをよしととしない・・・そのお酒のそのままの状態・バランスを重視する彼の楽しみ方をお聞きしました。(正確な解釈で無ければ申し訳ありませんが、私はその時そう理解しました)

正直ヨラムさんと私のお酒の楽しみ方は多少異なっていると思っています。しかしながら、そういった細かな違いという訳ではなく、大枠の中でお酒の個性や酒質については共通するところも多く、楽しみ方が違う分逆にある意味とても勉強に成ったり刺激を受けたりしています。
そういった訳で、以降いい意味のお付き合いをさせて頂いています。
これまで私が京都に行った時に、時間が取れればヨラムさんのお店に伺って、未知のお酒を頂いたり(笑)お話したりしておりましたが、この度私の地元の酒類総合研究所で、日本醸造協会さんの招きにより講演をされると言う事で、当地に来られ当店に立ち寄って頂きました。【ヨラムさん 酒類総合研究所にて
勿論、当地は初めていらっしゃり色々ゆっくりと有意義なお話させて頂きました。
また、京都に行った時は楽しい話が出来ればと思っております。

ヨラムさんお疲れ様でした。またゆっくりと遊びにお出で下さい。



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