おろちの舞15BY 再入荷

先のブログで出雲の蔵元「十旭日」（旭日酒造）の寺田さんご来店の事について触れさせて頂きましたが、その十旭日さんから、懐かしいお酒が再入荷致しました。
そのお酒とは・・・・・・こちらです。
十旭日 米だけの酒　原酒「おろちの舞」
じゅ～ご・・・びぃ～わい原料米：出雲市佐田地区産コシヒカリ　精米歩合：60%　酸度：2.0　日本酒度：+3.0　使用酵母：協会9号　アルコール度：17～18度　
小売価格 1,800ml=\2,800
お気付き方もおありだと思いますが、表示は米だけのお酒と書いて有ります。米100%なのに何故純米表記が無いの・・とお思いの方がいらっしゃる事と思います。
このお酒の仕込に使われたお米は、上質な佐田産コシヒカリを使用されているのですが、等級審査を受けていない規格外米（等外米）という事で、純米表示が出来ないのです。
このお酒は3年前に一度当店にも入荷し、その時もブログにUP致しました。その際「熟成のお酒なので量数はそんなに多くないですが・・・」とお聞きしており、何の聞き違いか私の方で、完売したと思い込んでおりましたところ、先日蔵元様からまだ「若干商品が有りますよ・・・・」というお話を聞き、速攻仕入れさせて頂きました。
色調は、結構山吹色・・・（笑）　おまけに飲みごろサインの浮遊物（滓）もゆらゆら・・・（笑）　熟した香もぷ～んと・・・（笑）それもそうですよね・・・前回家に来た時は4歳だったけど、今はもう7歳に成ったんですから・・・・・・
人間の男性で言えば渋いミドルエージのオジサマ。女性で言えば色気ったっぷりの熟女といったところでしょうかね～・・・。まだまだ魅力いっぱいのお酒なんです。枯れたなんて言わせないこれからもう一花咲かせそうなパワーすら感じられるお酒です。
特にお燗には、素晴らしい愛称を見せてくれます。膨らみ旨味がうんと増し熟成期間を十分実感出来るお酒に育っています。熟成万歳酸の具合も非常によく、この味わいが全体のメリハリとバランスに欠かせない存在感になっています。
常温でシェリー感覚でアボガドや熟成チーズなどと頂く手も有りますが、個人的にはやはりバリッとお燗するのが一番ですね

ご来店

5月25日（水曜日）我地元東広島市西条の独立法人酒類総合研究所で全国新酒鑑評会が行われ、全国から蔵元さんが当地にお出でに成りました。
それに合わせて広島市内でも、前夜祭と称し各種イベントも行われました。当店でも、先のブログでご紹介致さいました「玉川酒の会」も、蔵元様に遠くからわざわざご足労頂くのも申し訳ないので、鑑評会に引っ掛けて日程を組んだ次第です。
今回は、兵庫県朝来市「竹泉」の田治米さんや、島根県出雲市「十旭日」の寺田さんが、お忙しい中お顔を見せに来て下さいました。
また鑑評会当日の夕方（16:00頃）に、「玉川」のハーパー杜氏が再び来店されました。その時にご一緒に雑誌dancyuなどの日本酒の評論などでお馴染み（出筆活動や日本酒輸出業などで活躍中・・）の、ジョン・ゴントナーとお出でに成りました。（ゴントナーさんは、西条に以前お出でに成った時、ご挨拶をした事が有りました）
お二人がお出でに成ったので、西条秘密倶楽部にて色々とお話をさせてい頂いていると、これまた「十旭日」の寺田さんご夫婦と蔵人の久保さんとお見えに成り、合流して酒談議に花が咲き、楽しいひと時を過ごしました。
話をしている内、ハーパーさんとゴントナーさんは同じ1988年に来日され、着いた日にちも一緒という不思議なご縁のお話をお聞きしました。
ハーパーさんはイギリス人・ゴントナーさんはアメリカ人で、勿論それまでは、一切面識はなく全くの偶然という事で、そんな話もして下さいました。
その後、ゴントナーさん飛行機の時間が迫ってきたの様でお開きに成りましたが、楽しい2時間でした。
飛行場にゴントナーさんを送っていく車中で「もし鎌倉に来ることが有ったら連絡して下さい。一緒に飲みましょう・・」と声を掛けて頂きました。
そんな機会が近い内に有ればうれしいな・・・・・。
ハーパーさん今度、一緒に行ってみようか・・・・・。

第二回玉川の会 その3

会が進むに従って、会場は大変盛り上がってまいりました。皆さん本日の酒リストを片手に、あのお酒このお酒・・・・「わ～このお燗旨～い・・・」などあちらこちらで聞こえて参りました。お銚子には何が入っているか分かるように、それぞれリストに記載した番号札を掛け皆様にお出ししておりました。

皆様お酒談議に花が咲いておられました。
皆さん笑顔笑顔・・・・木之下さんの美味しいお料理を食べながら、お酒も進み皆さんご機嫌
石川杜氏も、濃ゆい方々とにこやかに談笑されていました。
また、ひときは熱い集団はここかも・・・・・。最近「玉川」の酒にに出会い、一気にファンになったNご夫妻は、SUISUI様に促され輪の中に・・・・。渡りに船の様で前乗りでハーパー杜氏のお話を聞いておられました。これからも「玉川」宜しくね・・・・・。
何か、大学のハーパー先生のゼミのような雰囲気さえ・・・・（笑）
ゼミには、こんな不幸な熱心な方々が参加しておられました。皆さん本当に楽しそうまた、参加された飲食店さんの方は、熱心に造りについて突っ込んだ質問をされておられました。
この会も木之下さんのご厚意により、午後1時～6時まで楽しい時間を過ごす事が出来ました。
また、ハーパー杜氏には長時間に渡り大変お世話に成りました。これからも末永く宜しくお願い致します。

第二回玉川の会 その2

午後一時に成る頃には、主賓のハーパーさんを始め、皆様ほぼお揃いに成りました。
いらっしゃった方から順々に、全てきき酒して頂きました。ちょっとづつとはいえ、全部飲んでいては酔っぱらってしまうので、寄り合えず吐きをご用意させて頂きましたが、ダメな多くの皆様はごっくんしておられました。
お客様の中には、いつもお世話に成っているご近所でもある竹鶴杜氏の石川さんの顔も・・・・ハーパーさんも「蔵でもこんなにきく事は余りなですよ・・・・」と言いながら興味深くきき酒しておられました。
会は、拙い私の挨拶の挨拶と熱のこもったフィッリップ・ハーパー杜氏の挨拶で始まりました。
その後RCCラジオの井上さんの乾杯（乾杯は純米大吟醸生原酒21BY)に続きいよいよ食事とハーパーさん渾身の酒を合わせて楽しむ会へと続きました。
待ってましたとばかり、皆様満面の笑みを浮かべながら頂きま～す
特に手前左のお方は、笑いを押しこらえながらおちょうしを持つ姿が何とも・・・・・
お酒も、こちらの方で選んだもの、リクエストの有ったお酒と・・・・次々とお燗に・・・。勿論そのまま常温で飲みたい方は仰って下さいと言ったにも拘らず、皆さんお燗のリクエストしか・・・・・・・
お燗番は、SUISUI様が今回もお手伝いして下さいました。何とも職人のような風貌さすが・・・・
お燗酒は相変わらずの素晴らしい出来栄えどんどん煮られて行きました

お料理も続々と・・・・忙しくてお料理をゆっくりとる時間が無く残念つづく・・・・・・

第二回玉川の会

先日ブログ上でも告知しておりました京都府京丹後市久美浜町の蔵元「玉川」の木下酒造さんのお酒の会を5月22日（日曜日）当店から徒歩一分のお店「木之下」さんで開催いたしました。（木下酒造さんの酒を、木之下さんで頂く・・・・なんのこっちゃ～）
昨年、全国新酒鑑評会の為、当地西条にお越しになると言う事でその日程に合わせて頂き5月24日に第一回玉川の会を開催しました。多くの方にお越し頂き好評でしかしたが月曜日の19：00という事で、中々厳しい日程での開催と成ったため、今年は日曜日の13：00からの開催という事にさせて頂きました。
今回も、早くからお問い合わせを頂き参加人数は27名と多くの皆様に参加して頂きました。いつもお越し頂く常連の皆様に加え、今回当店の開催したお酒の会には初めての参加となられる方も数名いらっしゃり、ちょっとばかりフレッシュな雰囲気の会に成りました。

今回も出来るだけ色々なタイプのお酒をきいて頂こうとご用意したお酒の種類は21種類
拡大っしてみましょう・・・・（笑）【向かって右から】玉川　Ice　Breaker純米吟醸無濾過生原酒22BY
玉川　雄町純米吟醸無濾過生原酒（仕込10号）22BY
玉川　山廃純米無濾過生原酒（仕込16号）22BY
玉川　山廃純米無濾過生原酒　白ラベル（仕込21号）22BY
玉川　山廃純米無濾過生原酒（仕込22号）22BY
【向かって右2番目から】玉川　雄町山廃純米無濾過生原酒（仕込23号）22BY
玉川　祝山廃純米吟醸無濾過生原酒（仕込32号）22BY
玉川　五百万石山廃純米無濾過生原酒（仕込34号）
玉川　コウノトリラベル生モト純米無濾過生原酒22BY
玉川　コウノトリラベル生モト純米無濾過生原酒21BY
玉川　コウノトリラベル生モト純米酒　火入れ20BY
【向かって右2番目から】玉川　特別純米　火入れ20BY
玉川　山廃純米原酒　火入れ21BY（参考商品）
玉川　山廃純米原酒　火入れ20BY（参考商品）
玉川　山廃純米原酒　火入れ19BY（参考商品）
玉川　山廃純米にごり　火入れ20BY
【向かって右2本目から】玉川　本醸造山廃無濾過生原酒22BY
玉川　玉龍　山廃純米大吟醸無濾過生原酒21BY
玉川　純米大吟醸生原酒
玉川　生モト純米Time Machine火入れ21BY
玉川　生モト純米Time Machine火入れ19BY
こんな感じに成ってしまいました。
【会場はこういった感じ…】
【生命線のお燗の準備も】
もうそろそろお客様も来られる時間・・・さあ始まり始まりつづく