一夜明け、2月10日(日曜日)我々は予定通り午前中に木下酒造に参りました。
本日、木下酒造さんでは蒸米の作業がありませんでしたが、お邪魔すると蔵人の方が後日の蒸米(生もと・濃醇甘口time machine用)に使われる、北錦(精米歩合88%)を洗米しておられました。先日、お伺いした太田酒造場さんでは洗米機で洗米した後、金の笊で受けてそれにもう一度水を流しかけて行く作業でしたが、こちらではブルーのネットに洗米された米を入れ、同じ様に、最後に水を流しかけて行きます。
上写真は、洗米機で洗った後、水を回し掛け洗いの仕上げをしているところです。
その後、水を張った半切り(上写真向かって左の金のたらいのようなもの)に、米に水を吸わせる「浸漬しんせき」が行われます。
その後、上写真:向かって右の梯子の様なものに、浸漬後ネットに入ったお米の水を切るために並べて行きます。
玉川では、他の蔵では余りないシステムがあります。
以前も本ブログでご紹介した事があるのですが、こちらの蔵では酒造期中、蔵人に完全休養の日が定期的に設けれている事です。
良いか悪いかは賛否両論あると思いますが、ハーパー杜氏が仰るには、「酒造期中に完全休業なしでやるのも一つの方法だけど、自分としては蔵人に無休で仕事をしてもらって、そのため疲労が蓄積し、結果として、それが酒質に反映されたり、事故などに繋がるのが嫌なので、こういったシステムにしているんです・・・」との事でした。
という事で我々がお邪魔したこの日は、休暇の蔵人も多く蔵はわりと静かでした。
【もと場】
我々がお邪魔した2月9日現在でまだ約半分の仕込が終了したくらいで、これからもう半分の仕込が残っているとの事・・・・・結構ヘビーな日程です現在の石数が700万石強。もともと昔から沢山の量を造っていなかったいなかった木下酒造さん。仕込蔵ももうパンパン状態。これ以上仕込が増えたらどうなるのでしょうか・・・・・。
その後、「time machine」(北錦:精米歩合88%)の麹を拝見いたしました。【すでに麹室から出され、出麹・枯らしの状態です】
やはり余り精白していない蒸米で造られた麹。そのため色はご覧の通り嘘にも白いとは言えない色合いです(笑)。
今年も、中々有意義な蔵見学と成りました。
今回も太田酒造・木下酒造の方々には、一方ならぬお世話になりました。この素晴らしい経験を、お酒をお買い上げの皆様方にもお伝えして行きたいと思います。
本日、木下酒造さんでは蒸米の作業がありませんでしたが、お邪魔すると蔵人の方が後日の蒸米(生もと・濃醇甘口time machine用)に使われる、北錦(精米歩合88%)を洗米しておられました。先日、お伺いした太田酒造場さんでは洗米機で洗米した後、金の笊で受けてそれにもう一度水を流しかけて行く作業でしたが、こちらではブルーのネットに洗米された米を入れ、同じ様に、最後に水を流しかけて行きます。
上写真は、洗米機で洗った後、水を回し掛け洗いの仕上げをしているところです。
その後、水を張った半切り(上写真向かって左の金のたらいのようなもの)に、米に水を吸わせる「浸漬しんせき」が行われます。
その後、上写真:向かって右の梯子の様なものに、浸漬後ネットに入ったお米の水を切るために並べて行きます。
玉川では、他の蔵では余りないシステムがあります。
以前も本ブログでご紹介した事があるのですが、こちらの蔵では酒造期中、蔵人に完全休養の日が定期的に設けれている事です。
良いか悪いかは賛否両論あると思いますが、ハーパー杜氏が仰るには、「酒造期中に完全休業なしでやるのも一つの方法だけど、自分としては蔵人に無休で仕事をしてもらって、そのため疲労が蓄積し、結果として、それが酒質に反映されたり、事故などに繋がるのが嫌なので、こういったシステムにしているんです・・・」との事でした。
という事で我々がお邪魔したこの日は、休暇の蔵人も多く蔵はわりと静かでした。
【もと場】
我々がお邪魔した2月9日現在でまだ約半分の仕込が終了したくらいで、これからもう半分の仕込が残っているとの事・・・・・結構ヘビーな日程です現在の石数が700万石強。もともと昔から沢山の量を造っていなかったいなかった木下酒造さん。仕込蔵ももうパンパン状態。これ以上仕込が増えたらどうなるのでしょうか・・・・・。
その後、「time machine」(北錦:精米歩合88%)の麹を拝見いたしました。【すでに麹室から出され、出麹・枯らしの状態です】
やはり余り精白していない蒸米で造られた麹。そのため色はご覧の通り嘘にも白いとは言えない色合いです(笑)。
今年も、中々有意義な蔵見学と成りました。
今回も太田酒造・木下酒造の方々には、一方ならぬお世話になりました。この素晴らしい経験を、お酒をお買い上げの皆様方にもお伝えして行きたいと思います。