酒蔵横丁 仁の巻

前回に引き続き、JR西条駅から徒歩1分の屋台村「酒蔵横丁」の日本酒に特化した店舗のご紹介です。
こちらのお店も、ひでさんのお店を紹介してくれた知人から教えて頂いたお店です。
お店の名前は「創作ダイニング　仁(JIN)」です。
その知り合いが言うには、ここのオーナーは、当店でも取り扱いの有る奈良県の久保本家酒造（銘柄：睡龍）に以前行ったことが有り、「睡龍のお燗が大好き・・・と言っていましたよ・・・」との事。
これから日本酒に力を入れてやって行きたいとの事で、店内も日本酒に特化した店舗にするために改装（棚はすべて一升瓶サイズに統一）するとの話も合わせて聞きました。
その話からほどなくして、ご来店され睡龍も含め数本のお酒をお買い上げ頂きました。
その後、初めてお店にもお伺いしました。その時はまだ改装前でマスターが仰るには、改装後は棚がすべて一升瓶サイズにしますから、徐々に種類も増やしていきますので相談に乗って下さいとの事でした。
私にとっても興味深いお話だったので、ぜひ頑張って日本酒（燗酒）普及活動に頑張りいましょうね・・・とお話をさせて頂きました次第です。
『仁』さんに現在置いてある日本酒は、西条酒特定名称酒各種＆亀齢純米八拾・睡龍生もと純米・睡龍生もとのどぶ・扶桑鶴純米高津川・玉川山廃純米ビンテージ・東郷生もと純米強力・小笹屋竹鶴生もと純米生原酒18BY・小笹屋竹鶴生もと純米原酒火入れ・美和櫻山廃純米超辛口・・・などです。
こちらも、メニューの数は結構多く、美味しいお料理を提供して下さいます。料理の一部をご紹介致します。
【お通し（アワビ・南蛮漬け・豚ソテー）
【出し巻き】
【豚の石焼】まだまだ、沢山のメニューが在るのですが、写真が少ないので皆様にお料理の雰囲気があまり伝わらないのが残念ですが、またご紹介したいと思います。

勿論、酒処といわれている西条ですから、地の酒を前面に押し出して行くのが本来でしょうが、やはり日本酒の本当の魅力について、皆様にご紹介して行く上では、地元のものだけでは伝えきれないものが在れば、他地区のお酒も紹介しながら日本酒の面白さ楽しさを伝えて行く・・・・それこそが日本酒に目を向けて頂けることにもなるし、将来的には当地の為にもなると私は信じています。
そんな意味でも、地元のお酒と、他県のお酒が飲み比べ出来るこういったお店も当地にには必要だと思います。

仁さんで美味しいお料理と、そういったお酒の呑み比べも出来ます。
是非、一度お店に足をお運びください。

酒蔵横丁 ひでの巻

前回のブログでご紹介した屋台村「酒蔵横丁」のお店のご紹介です。
一軒目のお店は「きまぐれ居酒屋ひで」さんです。
こちらは、今年オープンされたご夫婦で経営されているお店で、料理担当のご主人の名前を取って「ひで」という名前にされたようです。奥様は、お客様のオーダーを取ったりお客さんとのと楽しい会話したりと、とても愛想のよい女性です。
この奥様、以前は日本酒に対して余り好いイメージが無かったそうですが、ある純米酒を飲んで日本酒のイメージが変わり、一度に日本酒ファンになった経歴を持つお方です（笑）。
このお店は、ある知り合いを通してご紹介頂き、「ひで」さんの奥様も何度か当店にもお酒を買いに来られるようになりました。
先月、その知り合いと一緒に「ひで」さんを訪問致しました。
その時点では、当店から購入頂いたお酒は、清酒竹鶴純米・亀齢純米八拾くらいだったのですが、お酒に対しての興味がどんどん湧いてこられた様で、現在ではそれに加えて清酒竹鶴純米にごり・竹鶴秘傳純米・龍勢純米和みの辛口・亀齢純米八九・西条鶴純米蔵楽・美和櫻山廃純米超辛・・・と一気に燗酒に向くお酒のラインナップが、増えました。
現時点では、地元西条のお酒と県内酒に特化した形で品揃えされております。

お料理も、地元西条や広島市内の飲食店などで経験されたご主人が、小さなスペースながら手の込んだお料理も作られされ、美味しいお料理を提供して下さいます。
お料理の一部をご紹介致しますと【赤海老と蛸の刺身】
【子持ち鮎の塩焼き】
【鯨刺身】
【やみつきキャベツ】
【秋刀魚のなめろう】

【サヨリのフライ】
実は今月25日（日曜日）午後6時から「煮酒の会」なる燗酒の会を開きました。普段は置いてない種類のお酒ばかりですが（美和櫻は常時在庫でした・・・・）、燗に向くお酒を6種類並べ皆さんとお燗談義をしながら、賑やかに呑みました。私が、お燗番をさせて頂きました。
お料理は、鯖の麹漬け・鯛お造り・豚チゲ鍋・豚のチーズチリソース・牡蠣のケチャップとマヨネーズソース・鶏とキノコのおこげご飯あんかけ・デザート（柿）でした。お燗番をしながら写真を撮ったので、写真に取れてないお料理もございます。【鯖の麹浸け】
【豚チゲ鍋（火を入れる前です）】

【なんだっけ・・・・】
これくらいしかお料理の画像がございません。
この煮酒の会の模様は、ひでさんのブログにも掲載中ですもしよかったらここをクリックして下さい。
好評につき、来年1月30日に「第二回煮酒の会」が決定してしまいました・・・・・

お燗ファンの方、ひでさんに是非一度行ってみて下さい。これからも楽しいお料理とお酒を発信して行かれる事でしょう。次回はもう一軒のお店をご紹介致します。

西条の屋台村

JR西条駅のすぐ近く（徒歩一分）に酒蔵横丁という数件のお店が集まった屋台村が在ります。外観は、いかにも酒処西条にふさわしく西条税務署管内の日本酒（賀茂鶴・賀茂泉・西条鶴・白牡丹・福美人・亀齢・山陽鶴・賀茂輝・桜吹雪）のダミー瓶や豆樽がディスプレーされており、日本酒を堪能させてくれそうなイメージの門構えです。

開店当初、何度かお伺いする機会がありました。しかしながら外のディスプレイのイメージと違い、時節柄というか焼酎やカクテルなどが結構多く、西条酒が置いて有ってもレギュラー上撰酒（旧一級酒・醸造用アルコール添加酒）がちらほら有るくらいで、純米酒などの特定名称酒も少なく、日本酒のボリュームが感じられなく、ちょっと残念に思っておりました。そんな状況下を憂慮し、2年くらい前、ここの屋台村のアドバイザー的な役割もされていらっしゃる、西条酒造協会の理事長・前垣寿男様（現・賀茂泉酒造社長）の方から、「もっと日本酒に興味を持ってお客様に勧めて頂けるように、屋台村の各経営者の方に集まってもらうから、日本酒についての講義をしてもらえんか」と打診がありました。

一度は「私のようなものがお話しするより、蔵元の経営者でもある理事長がお話された方がいいんじゃないですか・・・・」とお話をしたのですが、理事長が「わしが話をしたら、自社の宣伝をしとる・・・といわれかねんから、君だったら公平な立場で話をしてくれるだろうから、話をしてくれないか」と再度説得され、そんな訳なら・・・とお受けをした次第です。

しかしながら私の事、「純米のお燗や、熟成の楽しみの様な毛色の変わった話になるかもしれませんよ・・・」（笑）と話すと、「それでいいから・・・」と言われ1時間ちょっとお話をさせて頂きました。
その講義の後、数店の方に名刺交換を求められましたが・・・・、しかしその後なんの連絡もなくしばらくの時が流れました。

そんな中、先日ある知り合いから、その屋台村で面白いお店が在るので今度行ってみようという誘いを受けました。
知り合いが申すには、「まだ詳しくはないのでけれど、日本酒に興味を持っておられたので、いろんな話をしていく中で先ずはコストパホーマンスの好い地元亀齢酒造の辛口純米八拾や、竹鶴純米など紹介しておきましたから、お店に買い物にお出でになるかもしれませんよ・・・・」との事。

それからほどなくして、そのお店の方がいらっしゃり、それらのお酒を買ってお帰りに成りました。
それから数日後、またお買いもに来られ「お客様にも大変好評だったので、これから面白いお酒が在ったら是非ご紹介して下さい」とおっしゃいました。

お店としては今の所、西条酒を含む広島県内のお酒に特化した形でやって行きたいとの事でした。
現在では、先ほどご紹介したお酒の他に竹鶴純米にごり・西条鶴蔵楽純米原酒・も加え、お燗で十分楽しめるお酒が徐々に増えつつあります。

更に屋台村にもう一軒こちらは西条の特定名称酒のお酒と、他地域（県外のお酒を含む）純米酒を取り揃えていらっしゃるお店も出来ています。こちらも美味しいお料理と共にお燗を提供してくれます。
次回、はその二件のお店をご紹介したいと思います。

出雲での昼食

十旭日さんの蔵見学の途中お昼になったので、蔵元の寺田さんがご推薦のお店に連れて行って下さいました。
その後、昼食を「粉家・こん吉堂」さんというとても素敵なお店で頂きました。

お店正面にはなんと「夏子の酒」「蔵人」のコミックでもお馴染みの漫画家：尾瀬あきら先生直筆の暖簾が・・・・・・・。

お料理は中華系と明石焼きといった面白い取り合わせのお店で、お酒も十旭日（地元島根）は勿論辨天娘（鳥取）・扶桑鶴（島根）・神亀（埼玉）・独楽蔵（福岡）といったラインナップ小牧さん・私は運転手なので禁酒。小牧夫人を除く女性郡＆キャプテンはちょいと十旭日を一杯　。
どれを食べてもとても美味しいお料理で、しかもお酒にとても合いそうな・・・いや絶対合う料理でお酒を飲めないのがとても残念でした。
上の春巻きのようなお料理の外側のピーのようなものを焼いたもので、とても素朴ですが癖に成る味わいで、そのまま食べてもよし、何かトッピングをしてもよく、今回はチーズを載せて食しました・・・・・絶対酒のアテですよね
煮豚のようなものの上に、セロリとツメのような黒い濃厚なタレがついていて、これまた酒に・・・・これ以上は言いますまい。

私はひたすら烏龍茶を・・・しかしこの烏龍茶もただもんではない
この容器の中には、お茶葉とお湯が一緒に入っていて香は強くは有りませんがとても上品で、しみじみと美味しいのです。
またもち米のご飯の上に豆・醤油味の豚肉・胡瓜などが載りそれを混ぜて頂くお料理も美味しく頂きましたが、それすらもお酒が飲めそうでした。　寺田さん素敵なお店を紹介して下さって有難うございました。

イタリアン・レストラン

お盆明けの8月20日（水曜日）地元：東広島市西条西本町26－9Astep西条1Fイタリアンレストラン「La Gitaラ・ジータ」がオープン致しました。この度ご縁があって、お付き合いさせて頂く様に成りました。
電話番号（082）436-6618　
ランチ11：00～14：30　
ディナー17：30～22：30（ラストオーダー21：30）
お店を見せて頂くと、広いオープンキッチンで店内は白を基調とした、センスの良い可愛らしいお店でした。スペースも30席位で、丁度良い広さでした。
是非近い内にお伺いしたいな・・・と思っておりましたが、先日24日（日曜日）家族で夕食に行って参りました。

前菜は以下の3品を注文
前菜6品盛り（上写真）
蛸のレモンソース
小エビのトマトソースオムレツ

パスタは以下の3品を注文小エビと緑の野菜のトマトクリームソースパスタ（上写真）
炭焼き職人風カルボナーラ
手づくりソーセージと水菜のガーリックソース


メインは、阿波尾地鶏のオーブン焼ピリ辛バルサミコ風味
本日の鮮魚（スズキ）香り焼（上・2番目の写真）
きなこ豚の網焼きケッパー風味（上・一番目の写真）

どのお料理も、大変おいしく頂きました。
とても手の掛かったお料理で、素材の美味さも然ることながら、どのソースも美味しく安心してご紹介出来るお店です。またお値段も非情にリーズナブルで、例えばディナーセットなどは前菜のプレイと・自家製パン・パスタ（3種類からの選択）・メイン（お肉・魚から選択）・デザート・コーヒーで2,500円。パスタセットは1,800円　勿論ランチセットも御座います。（値段が把握できてません）アラカルト料理も850円～1,400円位のものがほとんどなので、アラカルト料理で前菜・パスタ・メイン・デザートで自分なりのコースメニューを創っても楽しめます。

ワインもイタリアワインで赤8種類
バルバレスコ（テッレ･デル･バローロ）
モンテプルチアーノ・ダブルッツオ
トルマレスカ・ネプリカロッソ
キャンティ・ルフィナ
ヴァルポリチェラ
ヴィーノ・ノービン・モンテプルリアーノ・フォンテレッレラ
ロッソレアーレ
ガルダ・メルロー

白4種類
ソーヴィニヨン・ヴァルブルーナ
ネイラーノ・ガヴィ
ゾーニン・ソアヴェ
ファルネーゼ･シャルドネ

スパークリング（白2種類・ロゼ1種類）
アスティ・スプマンテ
ピノ・デ・ピノ
Ｐ・ロゼ

スタッフもまだ少なく、手の込んだ仕事をしておられるので、大勢のお客様になると大変そうですが、徐々に改善されていく事と思います。
是非一度行って見て下さい。美味しくてとても雰囲気の良いお店ですよ～