本日、安芸高田市吉田町(毛利元就候のお膝元・居城の郡山城が会社の屋上から見える)「有木酒造」に行って参りました。実は、一ヶ月前広島市の居酒屋「いぶしぎん」のオーナー小牧さんに、お店で使っている、きじ肉を仕入れている、県北・豊平町の松尾きじ園に「きじを食べに行きましょう」と誘われ喜んで参加しました。そのメンバー(20名位)の中に「有木酒造場」福永社長がいらっしゃいました。近々足を運んでみたい酒蔵さんだったので、「是非、今度蔵の方に行かせて下さい」とお話させて頂きました処、後日、お手紙を頂きその後、連絡を取り本日の蔵元訪問の運びに成った次第です。社長の福永氏もまだお若く(33~34歳?)杜氏の岡田氏もやはり若く向上心・探究心に溢れたコンビとお見受けを致しました。
先ず、蔵に入って初めに見せられたのは地下の貯蔵庫でした。聞くところによると、ここは以前漬物小屋として使用していた場所らしく、真夏でも18℃位にしかならない天然のセラーといった貯蔵庫でした。そこには熟成後の出荷を待つお酒が静かに眠りについていました。
利き酒させて頂いた酒有喜(さけありき)「純米原酒生(Acl 16~17℃)トラディション」は爽やかな酸と綺麗でさばけのよい酒質で、非常にバランスのよさを感じストライクゾーンの広い食中酒としての魅力を感じました。また「純米原酒生ノスタルジー」はAcl15~16℃の原酒で甘みを残したタイプのお酒です。しかしながら甘さに不思議なくらい、くどさ・ひつこさが無く爽やかに、すっきりと飲める甘口純米原酒でした。また加水(Alc14~15)の霧中「純米うす濁り活性」は割り水のものにもかかわらず元気のよい炭酸ガスと大粒の澱・切れ味の有る非常に興味深い酒質でしたものでした。最後は「純米活性濁り」その名も「ブリ・アミーノ」(広島弁でブリ=ものすごく)(アミーノ=アミノ酸)〈すげ~アミノ酸と訳すのでしょうか〉という酒です。これまた個性豊かで、アルコールは12~13℃の低アルコールですが通常のアミノ酸度の実に3~4倍。低アルコールなのにある意味濃潤な味わいと、切れの良さ後味のよさが不思議な心地よさを与えてくれました。
またびっくりしたのは、生産石数が少ないとは云え、ヤブタ(アコーデオンの様な形のスタンダードな搾り機)を使わず、すべて酒袋に醪を入れ小型の「フネ」(昔のフネとは少々違いますが向かって左の写真)と呼ばれるもので搾り、その為粕歩合は非常に高く余り搾りきっていない為、雑味の少ない贅沢な酒に成っています。この様に少量手造りの蔵元ですが非常に興味深いお酒を造っている蔵元さんでした。是非皆さんにも飲んで頂けるよう当店でも販売したいと思っております。
先ず、蔵に入って初めに見せられたのは地下の貯蔵庫でした。聞くところによると、ここは以前漬物小屋として使用していた場所らしく、真夏でも18℃位にしかならない天然のセラーといった貯蔵庫でした。そこには熟成後の出荷を待つお酒が静かに眠りについていました。
利き酒させて頂いた酒有喜(さけありき)「純米原酒生(Acl 16~17℃)トラディション」は爽やかな酸と綺麗でさばけのよい酒質で、非常にバランスのよさを感じストライクゾーンの広い食中酒としての魅力を感じました。また「純米原酒生ノスタルジー」はAcl15~16℃の原酒で甘みを残したタイプのお酒です。しかしながら甘さに不思議なくらい、くどさ・ひつこさが無く爽やかに、すっきりと飲める甘口純米原酒でした。また加水(Alc14~15)の霧中「純米うす濁り活性」は割り水のものにもかかわらず元気のよい炭酸ガスと大粒の澱・切れ味の有る非常に興味深い酒質でしたものでした。最後は「純米活性濁り」その名も「ブリ・アミーノ」(広島弁でブリ=ものすごく)(アミーノ=アミノ酸)〈すげ~アミノ酸と訳すのでしょうか〉という酒です。これまた個性豊かで、アルコールは12~13℃の低アルコールですが通常のアミノ酸度の実に3~4倍。低アルコールなのにある意味濃潤な味わいと、切れの良さ後味のよさが不思議な心地よさを与えてくれました。
またびっくりしたのは、生産石数が少ないとは云え、ヤブタ(アコーデオンの様な形のスタンダードな搾り機)を使わず、すべて酒袋に醪を入れ小型の「フネ」(昔のフネとは少々違いますが向かって左の写真)と呼ばれるもので搾り、その為粕歩合は非常に高く余り搾りきっていない為、雑味の少ない贅沢な酒に成っています。この様に少量手造りの蔵元ですが非常に興味深いお酒を造っている蔵元さんでした。是非皆さんにも飲んで頂けるよう当店でも販売したいと思っております。