掛井酒店

純米酒(日本酒)の話題を中心に、ドイツビールやワインなどの入荷情報、日々の出来事を発信します。

玉川Ice Breaker 24BY 入荷

2013-05-20 11:54:44 | 商品紹介
早いもので、5月も後半を迎え山々も新緑の季節に成って参りました。
今月の終わりか来月の初めには、梅雨入りするのでしょうかね~ちょっと憂鬱・・・・・・。でも降る時には降らなとね・・・・
そんな中、お馴染み京都府京丹後市の「玉川」(木下酒造)さんから、今年も夏季限定商品
「純米吟醸無濾過生原酒 Ice Breaker 24BY」が入荷致しました。
本商品は、当店でも人気の「玉川」の中においても、ひときは問い合わせの多い超人気商品です。
今年も、発売当初と変わらぬ鮮やかで夏らしいブールーの瓶で、ラベルには可愛らしいペンギンちゃんが画かれている、とってもセンスのいいラベルです。近年、このIce Breaker(アイスブレーカー)の人気にあやかって、他県の酒造メーカーで類似したラベルを作っているところを発見し、あまりの節操の無さに情けなく思った事もありましたが・・・(ちょっと話がそれてしまいました)

まあそれはさて置きお酒のご紹介です。原料米:日本晴 精米歩合:60%  日本酒度:+1.0 アルコール度:17.4 酸度:1.8 アミノ酸:1.4 使用酵母:協会9号
税込価格 (1,800ml) ¥3,000
税込価格 (500ml) ¥1,100実は今年2月蔵にお伺いした際に、このお酒は利酒させて頂いておりました。
搾った時期は昨年の12月と聞いており、例年アイスブレーカーであればこの時期、軽い渋・苦は有るもののすでに旨味も感じる事が出来、5月の出荷くらいまでには味わいもそこそこ整って来るかな・・・・という印象でしたが、今年に関しては、苦味も渋味も結構強く、味の乗り方はまだ浅くまだまだ暴れてた印象が有りました。
今年の玉川のお酒は、全般的にその傾向が強く例年だったらそこそこ飲める時期に、まだまだ個々の味が主張し、まだまとまっていない状態でしたが、それにも益して例年以上に骨格や力強さや主張が感じられました。こういったタイプお酒は結構長期熟成にも向いていて、熟成するとムフフ・・・・・のお酒に成るのよね(笑)

そんな訳で、味わいは如何にといったところですが・・・・・。
後半からフィニシュに掛けてはまだ軽い苦味を残すものの、米由来の優しい旨味膨らみは出ていて、切れのよい酸と相まって、フレッシュにして滑らか、そして飲みごたえのあるアイスブレーカーらしい味わいになっています。
これから6月・7月・・・・と経過して行く内に、更に味わいが広がるようになりバランスよく成って行く事と思います。
今年のアイスブレーカーは味わいが整うと、昨年よりも面白いお酒に成りそうな予感がプンプン・・・です。

毎年言っている事ですが、アイスブレーカーはそのままでも楽しめますが、お燗も大変美味しく頂けます。

是非、今年も夏季限定商品アイスブレーカーをご賞味ください。

※尚、数量限定人気商品の為皆様にご迷惑をお掛けする事もあるかと存じます。購入希望の方はお早めにご連絡頂ければ幸いに存じます。



竹原 太華園

2013-05-09 07:27:51 | 
先月4月29日祝日(月曜日)ちょっとした私的な用事が有り、女房と2人で竹原に行って参りました。
別に竹鶴酒造さんに用事が有った訳ではございません・・・(笑)。

その用事を済ませた後、昼食を取りに同市内の人気のラーメン店「太華園」さんに参りました。ご存知の方も多いと思いますが、ここのラーメンのタイプは醤油ベースの「尾道ラーメン」です。

お店に到着した時間はたしか13時30分を過ぎていたと思いますが、駐車場は満車で一台待ちが入っておりました。車も県外ナンバーもちらほら有り、人気の高さを感じました。
我々も駐車場で待つ間、店内の予約用紙に名前を書いて待っていた処、ほどなく立て続けに車は出て到着後20分程で、我々の番が来ました。
メニューは、待っている間にに写真入りのものを確認していたので、入り口の自動販売機で食券購入し入店いたしました。 
【メニュー紹介】中華そば550円 半チャンそば870円 中華定食770円 チャーシュー麺770円

キムチそば670円 焼きめし650円 元気そば770円 餃子(8個入り)460円

鶏唐揚げ650円 餃子(4個入り)250円

我々は初めてという事もあり、大道のスタンダード中華そばをそれぞれ注文し、それと8個入りの餃子を一つ注文致しました。

ほどなくしてラーメン登場尾道ラーメンの特徴である、平打ち麺の醤油ラーメン。魚介系の出汁と鳥ガラ・多少豚事も入っているのだろうか・・・それとも背脂のせいでそう思うのだろうか・・・・

スープの上に透明の背脂の層が出来ていたので、スープを飲む時にはよく混ぜてから頂きましたが、想像してたより油ギッシュではなくギトギト感はあまり無く、しっかり目の旨味のあるとても美味しいスープでした。
麺も固い茹で加減ではありませんが、コシは確りしていてスープともよく絡み箸が進みます。
チャーシューは大ぶりの脂身のあまりないお肉で、とろけるようなチャーシューではなく一定の歯ごたえのあるものでした。背脂の脂分と甘味が有るので、こういったタイプのチャーシューの方がくどくなくてよいのかもしれません。

もう一品の餃子は、ピーの大きさは通常のものととあまり大きさは変わらないのだと思いますが、何と言っても中身が多く食べ応えがあり、8個入りでは多かったかな・・・・と思うほどのボリューム感で大変おいしく頂きました。
聞くところによると、餃子の皮(ピー)も手造りで、豚肉はきなこ豚を使用し店でミンチにしているとの事です。

焼きめしにも心魅かれましたが、これはまた次回の楽しみにとっておきます・・・・・。
もしお近くに行く事が有ったら、是非立ち寄られたらいかがでしょうか。時間によっては混雑するのでご注意を。
場所は中尾酒造(銘柄:誠鏡)のすぐ隣に位置していますので、すぐにお分かり頂けるかと思います。



鳥取出張 太田酒造編Ⅱ

2013-05-06 15:24:18 | 出来事
蔵二階で行われたきき酒が終わり、仕込み時期には使用する酒米を保管しておく倉庫が、懇親の会場になっています。
いよいよお待ちかねの懇親会です。【太田酒造専務様が手ぐすね引いてお燗をご用意しておられました】
すでに用意万端で参加メンバーは、次々と指定された席へと向かわれました。【参加者の皆様】
太田社長様のご挨拶に続き、杜氏からの今期のお酒の経過や傾向の説明・その後酒販店の上畑様の乾杯で会は始まりました。【太田社長様のご挨拶】
【酒販上畑商店さんの乾杯のご挨拶】
懇親会のお料理は、いつもの様に太田酒造場の奥様の手料理です。玄人裸足のとっても素晴らしいお料理なのです。鯖の麹浸け・肉じゃが・ハタハタのなれ寿司・鶏のしぐれ煮・白和え・春野菜の各種お料理・豆腐・自家製しば漬け・・・・本当にどれを食べても美味しく、お酒の進む料理で、食べ切れない程の量でした。鯖もとっても美味しく頂きましたそして筍と蕗とわらびの煮物に鯉の洗いもとっても美味しく頂きました。
太田酒造場の一人娘の陽子様も、勿論絶妙なお燗を提供下さっておりましたよ~
そんな訳で会は和やかな内に進み、色々な飲食店の方々や同業の酒販店様ともお話が出来、とても有意義な時間を過ごす事が出来ました。

そんな中、噂ですでに耳には入っていたのですが、太田酒造場の陽子様が、この度目出度くご婚儀が纏まり、嫁がれる事に相成りました。しかも某酒造業を営まれる蔵元の専務様という事です。それに関しての、ご挨拶も会の終わりにご本人からありました。【婚約の発表をする陽子嬢】当たり前ですが、辨天娘の半被を羽織る姿はもうこれで見納め・・・・今度会う時には緑の半被を着ているのかと思うと・・・・あ~これ以上は言いますまい。
その後、会の締めの挨拶になりましたが、実は今回小生に御指名を頂いておりました。
という訳で本日の会の御礼・陽子さんのおめでたい話を取り混ぜご挨拶させて頂き、最後に太田酒造場様の益々のご繁栄と皆様のご健勝・また御参会の皆様のご繁栄とご健勝・そして陽子さんの門出を祝福し、3本で締めめさせて頂きました。
本当に大がかりに、このような会をして下さる太田酒造場の皆様方には、感謝感謝です。
これから、陽子さんが嫁がれた後は、昨年から蔵に入られた兄の章太郎さんが、社長始め中島杜氏・太田ファミリーとともに、これまで以上に蔵を盛り上げて下さる事と信じております。
我々も確りと応援して行きたいと思います。