掛井酒店

純米酒(日本酒)の話題を中心に、ドイツビールやワインなどの入荷情報、日々の出来事を発信します。

今夜のごはん

2013-04-18 22:49:49 | 食事
本日配達の途中、女房に付き合い晩ごはんの買い物に地元野菜農家直売場のお店に行くと、美味しそうなお野菜達が有ったので、今回はとってもシンプルな料理、名付けて「色んな季節野オーブン焼きオーブン焼きバーニャカウダーソース」にする事に致しました。野菜は、筍・新玉ねぎ・じゃが芋・人参・パプリカ・蓮根・マッシュルーム&今年初物シュパーゲル(白アスパラ)で~す。

こんな感じで取り分け、熱々のオーブン焼きを頂きました。オーブンで焼く時にはオリーブオイルだけと、とってもシンプルなのですが、凝縮した野菜の甘味や風味がとてもよく感じられ、とっても美味しいのです。
それに、にんにく・アンチョビ・オリーブオイルで造ったバーニャカウダーソースが、とっても相性がよく、お酒も進んでしまいました・・・・・・。

という事で今日は奥方様のリクエストもあり、こんなお酒をチョイス・・・・・・フランス・アルザスの白ワイン
Domaine Ffeyburger Georges et
Claude Riesling

(ドメーヌ・フレイブル・ジェール・ジョルジュ・エ・クロード・リースリング)
税込価格 720ml=¥1,950前回のブログ、あくさんでのワインも確かアルザスのワインでございました。
別に深い訳はございませんが・・・・・。

ここの造り手は、1963年にジョルジュ・フレイブルジェール氏によって設立されたドメーヌで、現在13ヘクタールの畑を所有しています。
1995年からビオロジックを、2001年からビオデナミをはじめています。 【ビオロジックとビオデナミの説明】
ワインも葡萄品種ごとに数種類あります。以下の通りです。
シルヴァーネール
ピノブラン
リースリング
ゲヴェルツトラミネールの4種類と、ピノブラン1/3・リースリング1/3・ミュスカ1/3をブレンドしたエゼルツウィッカー・リトルの5種類です。
今回飲んだリースリングは、色調はレモンイエローで洋ナシの香りやハーブのニュワンスもあり、ミネラル感もあり酸も爽やかでまろやかさも感じました。
アタックはするりとした印象ですが、意外と余韻は長く野菜の旨味や甘味を上手く引き立ててくれます。

明日は、春野菜・山菜の天婦羅の予定です・・・・・。明日はお燗でゆっくりと(笑)



チャテオあくさん

2013-04-08 22:43:50 | 食事
いきなり私事ですが・・・・、4月8日は我々夫婦の13年目の結婚記念日であります。
そんな訳で、毎年恒例外食に行くことに致しました。

しかしながら、当日は月曜日・・・仕事が終わってからだとバタバタと落ち着かないので、前倒しで前日の4月7日(日曜日)にゆっくりと行く事に致しました。

で、お店は・・・・普段なかなか行く事が出来ない十日市のお店「チャテオあくさん」に参りました。
ここのお店は、以前大手町に在り2・3年前にここ十日市に移転されました。

私が、初めてこちらのお店にお邪魔したのはワインの試飲会や勉強会に頻繁に出席していた20数年前、その時の皆さんとお伺いしたのが最初でした。その頃は確かまだお店の名前が「ホームラン」という名前だったと記憶しております。
それから、ずいぶんご無沙汰しておりましたが、大手町から十日市に引っ越しする事が決まったころ、ゴールデンガーデンのマスター福本様ご夫婦と、居酒屋いぶしぎんのマスター小牧様と、このお店のご常連のI様と、我々夫婦でお伺いする機会があり久しぶりに参りました。
その後、十日市移転した後同じくI様と、竹鶴の酒造石川杜氏とご一緒させて頂き、今回はそれ以来になります。

今回は、お任せ燻製コースを予約しておりました。
黒豚の燻製入りサラダ】

そして、飲み物はあくさんお勧めのフランスアルザスの白ワイン。【ヒューゲル/アルザス・ゲヴュルツトラミネール】
じゃ~ん・出た~見るからにうまそう【魚介類の燻製(牡蠣・穴子・烏賊・マテ貝・サーモン・鰆白身魚・干し大根)】
その後、マスターあくさんからサプライズプレゼントが・・・・結婚記念日という事でシャンパンのハーフをサービスして下さいました。本当に有難うございました。
【モエ・シャンドン】
【燻製卵】うっかり写真を撮るのを忘れたので、プリウスさんの写真をお借りしました。

じゃ~肉の燻製【肉の燻製(霜降りの牛肉・豚・鴨・チーズ・フォアグラ・玉ねぎをギーで揚げてもの)】この頃アルコールは、シェリーや竹鶴雄町純米(酸味一体)などを・・・・・・

【もやっけ(茹でもやしと卵黄にオリジナルソースが掛かっています)とミニライス】写真を撮り忘れたのでまたまた、まーにむさんのお写真を拝借致しました。

実は本日なんと先ほどから再三ご登場して頂いた、ご常連のI様があろう事か偶然ご来店。楽しくお話しさせて頂きました・・・・。
その後、またしても素敵なお店「山人」の従業員の方もご来店。びっくりです(笑)。

最後に、嫁さんのリクエストでゴルゴンゾーラのリゾット風を頂きました。(迂闊にも写真を撮るのを忘れておりました)だいぶん嫁さんもいい感じでお酒も回って来たので(笑)、私もアルコールは打ち止め

とても美味しく楽しい時間を過ごす事が出来、とても良い記念日になりました。



地ビアフェスタinひろしま2012

2012-09-03 21:20:06 | 食事
今年で第5回になる広島で最大の地ビールの祭典地ビールフェスタinひろしま2012』が、NTTクレドホール(パセーラ・ビル11F)9月2日(日曜日)に開催され、夫婦で行って参りました。このイベントは年々来場客が増え、今では2000人近い来場者がある大イベントに成りました。
ビールフェスタの開始時刻は正午ですが、毎年開場時は長蛇の列が出来るため、我々は午前11:20頃に会場に参りました。イベント会場に到着すると、すでに30~40人が列を作っておられました。数十分経過すると案の定、会場フロアーに上がって来るエレビターから人人人・・・・・・。さっきまで30~40人の列は、あっという間に数百人の列に成っておりました。
ほどなく開場に成り、我々はいざイベント会場に
我々は先ず立ち飲みスペースを確保し、行列が出来る前にフードを調達をしに参りました。【最初に確保した立ち飲みスペース】
フードは昨年同様鳥取の大山ハムさんのソーセージ盛り合わせと、広島市中区の素敵な小料理屋「山人さんと」さん、「田心でんしん」さんの共同ブースで、秋刀魚・サーモン・帆立の燻製盛り合わせと、手造りポテトチップスを購入致しました。【秋刀魚・サーモン・帆立燻製の盛り合わせ】
【手作りポテトチップス】写真右にあるのが【ソーセージ盛り合わせ】

開場すぐは、こんな感じでしたが・・・・・
列に並んでいた方々どんどん会場内に入って来ると、数十分でこんな感じに・・・・・・・
早速、ビールを頂きに・・・・・
私自身、フルーツ系のフルーティーなビールは苦手なので(一部オレンジ系のビールは飲みましたが・・・・それ以外のビールを楽しむべく、会場を探索いたしました。
毎年、必ずお出でになるブリュワリーの方の中には、覚えて下さっている方も数名いらっしゃり、声を掛けて戴きとても嬉しく思いました。
そんな中、初参加のブリュワリーさんもありました
【ベアードブルーイング/静岡】飲んだビール:ライジングサン・ペールエール/シングルテークセッション・エール
スムージーで爽やかな印象ながら、エールビールらしい苦味も明確に感じなかなかでしたよ・・。

近くのブースには志賀高原ビールさんも在りました。【志賀高原ビール/長野】飲んだビール:IPAハーベスト/インデアン・サマー・ソルーション
両方ともIPA(インデアンペールエール)ですが、IPAハーベストは少しアーバン色の苦味の利いたビールでした。サマーソリューションは、淡色でアルコールが強いのですが爽快さもあるビールでした。

【大山Gビール/鳥取】

【牛久ブリュワリー/茨城】

【湘南ビール/神奈川】
その他にも沢山のブリュワリーのお酒を堪能致しました。富士桜高原麦酒/山梨の桜ボックやメルツェンも良かったし・・・・伊勢角屋麦酒/三重のペールエールやインペリアルレッドもよかったな~・・・・箕面/大阪のW-IPAも・・・他にもたくさん飲んじゃいました。

最初にキープしていた立ち飲みスペースには、こんな方々も・・・・向かって左から出雲の蔵元:「十旭日」の寺田杜氏 中央はお馴染み広島の蔵元:「竹鶴」の石川杜氏 右側は最近結婚されたやはり出雲の蔵元「天穏」の岡田杜氏夫妻。

写真中央:広島ビール部・部長も発見イベントスタッフとしても頑張っておられました。

主催者の一人、ゴールデンガーデンのマスターも行ったり来たり、忙しそうに動き回っておられました。お陰様で、大変楽しい時間を過ごす事が出来ました。スタッフの方々本当にお疲れ様でした。
来年も楽しみにしています。



昨日の方々?ご来店

2011-06-07 10:02:31 | 食事
広島市内で行われた、日本酒はしご酒イベント「地ぐ酒ぐ」の後日、色々な方にご来店頂きました。
最初にいらっしゃったのは、京都の飲食店「魚の匠あさきぬ」の大将=佐藤さんでした。
昨夜、イベントでもお会い致しましたが広島市内で宿泊され翌朝10時過ぎにお出でに成りました。ご丁寧に京都のお土産もいつもながら持参され恐縮いたしました。
実は「魚の匠あさきぬ」さんでは、来月7月10日(日曜日)に竹鶴ナイトと称し竹鶴のお酒の会を開催されます。
お店はカウンターのみで一杯座っても12・3名前後位なので、イベントの時間を長く取って徐々に回転させながら・・・という方式です。ですからきっちりとした会というより通常営業に近い形で、お酒は全て竹鶴(勿論いろんな種類の・・・)といった形です。
そんなシステムなので開催時間はPM3:00~日付けが変わる頃まで(笑)ということです。勿論、当日は石川達也杜氏も参戦今の所私も参戦予定でございます
そんな事も有り、そのイベントのお酒の注文と、通常営業にご使用のお酒を、仕入れにお出でに成った訳です。それから十数分経った頃、ま~タイミングの良い事に石川杜氏が、お出でに成りました。
杜氏も昨日の「地ぐ酒く」のイベントにご参加されており、「居酒屋いぶしぎん」でお世話をされていて、その後打ち上げに参加された後、広島市内でご宿泊され翌朝帰宅する途中に当店にお寄り頂いたとい訳です。
当然の事ながら、「竹鶴ナイト」の細かい打ち合わせなども出来、双方とてもいいご対面に成ったようでした。
その後「あさきぬ」の佐藤さんが「この前お話したの燗ing(カンニングと読みます 京都のお燗をこよなく愛す方々のダメ素敵な会)で作ったTシャツが完成いたしましたので・・・・」と石川杜氏と私に1枚ずつ下さいました。
以前はも素敵なTシャツを作られていたのですが、今回はメンバーの飲食店が扱っておられる日本酒の中で、お燗が旨い数件の銘柄が背中にプリントされており、この度もとても素敵なTが出来上がっていました。
今回は、このTシャツを一般にも販売しその売り上げの一部は、この度の震災の義援金に充てられる当てられる様な形に成っています。

バックプリントには、銘柄以外にも「西から東へ熱き思いを」という文言も入れられています。また「京都燗ing」のメンバーの飲食店のお酒納入業者の名前も協賛店という事でプリントされておりました(鳥取県=山枡酒店様 京都=酒酎屋様)。私も一様納入業者で「燗ing」のメンバーにになっておりますが、当店もこの企画の仲間に入れて頂き大変恐縮しております。
当店でも近い内に販売を考えておりますので入荷次第またブログにてアップさせて頂きます。
その後佐藤さんは竹鶴の蔵に行かれると言う事で、石川さんの運転で竹鶴の方にお発に成りました。
それから、30分も経たない内に今度は竹鶴の蔵見学を終えた出雲の飲食店「こん吉堂」の今吉さんが竹鶴敏夫専務と一緒にご来店されました。今吉さんも昨晩「地ぐ酒ぐ」でお会いしたばかりだったので突然の来店でびっくり致しました。
しばらく色々な話をした後、帰り際にドイツビールを数種類お買い上げ頂きました。
また、出雲にお伺いした際は必ず寄りたいと思っています。

それからしばらくすると、今度は「居酒屋いぶしぎん」の小牧さんがご来店下さいました。
昨晩のいろいろなお話や打ち上げの話も、聞かせて頂き改めて大変な企画でったんだな~と頭の下がる思いでした。何はともあれ「第1回」の「地ぐ酒く」が終わりましたので、これからも3回4回・・・・・と進化しながらずっと続いて行く事を願っておりますとと共に応援して行きたいと思います。
その後、お店で使用のお酒もお買い上げ頂き有難うございました。

本当にまだ昨日の続きのような、方々とお会いし、またまた楽しいお話を聞く事が出来ました。皆様お疲れ様でございました。
これから日本酒シーンをもっと熱くして行きましょう・・・・・。



びしょ鍋

2010-12-19 07:33:48 | 食事
初雪も降り、朝晩一段と冷え込みが増して来た今日この頃、我が家でも鍋物メニューが多くなりました。
そんな中、本日の夕飯は今ではすっかり西条の郷土料理として紹介されるようになった「びしょ鍋」に成りました。当ブログでも何度も「びしょ鍋」はご紹介しているので、ご存知の方も多くいらっしゃると思いますが、通常「鍋」(しゃぶしゃぶやすき焼きなどのお汁ひたひたの物)とは、少々違い鉄板で蒸し焼き(言うまでも無く日本酒で・・・我々は純米酒で)にして食す「鍋」なのです。
今回の具材は次のようなものです。【鶏レバー】新鮮なものだと、さっと外側の色が変わった位で食べるのGOOD
【砂ズリ】
【玉ひも(排卵前の卵)】半熟気味で仕上げるのがコツ
【卵管(玉ひもにくっ付いている】
【海老】本当は海老は「びしょ鍋」にはあまり入れないのですが、以前「居酒屋いぶしぎん」さんでびしょ鍋の会をやった時、とても美味かったので今回我が家でも使ってみました。
海老の下仕事は、いぶしぎんオーナーの小牧さんにお聞きし試してみました。下仕事は、塩水などで海老を洗いよく汚れを落とした後、卵白と少量の片栗粉を混ぜたものに海老を絡ませます。そうしてしばらく寝かせ料理すると旨味を閉じ込めて、触感もプリッブリッに仕上がります。よく中華料理などで使う下仕事のようです。
【地鶏のモモ肉】写真撮るの忘れました・・・・・無念
【お野菜&揚げ豆腐】ここでまたしても痛恨のミスに気付く・・・何とコンニャクを買い忘れている・・・・
しかしめげずに料理開始勿論作るのは私・・・・・残念やはり男の料理です。なかなか鍋奉行は食べる暇のない鍋です。通常の鍋と違い出来上がったらすべて注ぎ別け次の鍋に取り掛かるのです。
我々の作る「びしょ鍋は」一回の鍋に野菜以外の具材(肉・海老など)は、一緒に入れません。たとえが一回の鍋に玉ひもなら野菜と玉ひものみ。二回目に砂ズリなら野菜と砂ズリのみ。【砂ズリ入りびしょ鍋】
で・・・・最終的には温かいあの液体で・・・・・・
今年も残すところ後わずか。中から暖まって乗り切りましょう・・・・なんのこっちゃ~。