掛井酒店

純米酒(日本酒)の話題を中心に、ドイツビールやワインなどの入荷情報、日々の出来事を発信します。

Ban Ban Bazar

2008-12-09 21:50:51 | 音楽
本日、JR西条駅の直ぐ北側お寺(駅から見える)教善寺で「Ban Ban Bazarバン・バン・バザールのコンサートが昨年に引き続き開催されました。実は、昨年「フランクス」さんというCDショップの大東社長の方から、「コンサートの時に飲み物などを販売してもらえないか・・」という依頼を頂き、そのコンサートに生ビールの販売を致しました。(その時のブログはココをクリック
その時に初めてBan Ban Bazarのライブを見て、いろんなジャンヌの音楽のバリエーションが有り、とても素晴らしく乗りのいい音楽に直ぐにファンに成ってしまいました。

今年も、また昨年に引き続き大東社長から、同じ依頼が有り女房と供に出稼ぎに行ってまいりました。
昨年は、9月に行われた為、夜とはいえまだ暑かったのですが、今回は底冷えのする中、開演前とコンサート前半が終了後の休憩時間に野外でドリンクを販売致しました。
9月は生ビールがそこそこ出たのですが、こう寒くては・・・・・生ビールも出るわけも無く・・・。ホット缶コーヒー・燗酒以外に急遽具沢山粕汁の販売致しました。
粕汁はまずまずの売れ行きで、食されたお客様には「美味しかった~あったまる~」と言われ一安心でした。

コンサートの最中は、お寺の本堂の会場に入れて頂き、確りコンサートを楽しむ事が出来ました。
相変らず楽しいコンサートで、私のお気に入りのギターの富永さんも、ブルース系の曲は特にカッコよく、確り堪能させて頂きました。今回はギターも然る事ながら、ウクレレの曲も結構あり、また違った雰囲気も味わえさせてもらいました。

ベースの黒川さんは、なんと途中からウクレレ型のベース(ウクレレベース)なるものを取り出し演奏されましたが、これがまた、軽快で面白い雰囲気を醸し出しており、こちらも大変面白く聞かせて頂きました。

ボーカル&ギターの福島さんも相変らず、ハスキーなカッコイイ声でめちゃくちゃ雰囲気が有り、いいのです。お寺の本堂はとても音響がよく、アンコールの2曲(ジェットストリームなど)はマイクを落とし楽器も生音・ボーカルも生声でバラードを聞かせてくれ、とても素敵なでした。

勿論、会場のお客さんも大盛り上がり大満足の内コンサートは終了いたしました。
その後、私も今回演奏されたウクレレの曲などをを集めた「ウクレレ・バンバンバザール」(そのまんまやんか~)のアルバムを購入致しました。このアルバムの選曲・演奏がが余りにも以外で面白かったので紹介しておきます。
01:BLACK DOG(レッド・ツェッぺリン)
02:TRUTH(T-スクエア)
03:れいのテーマ(「北の国」より)
04:海の見える町(「魔女の宅急便」より)
05:PLEASE PLEASE ME(ザ・ビートルズ)
06:MATのテーマ(「帰ってきたウルトラマン」より)
07:千の風になって(秋川雅史)
08:ENGLISHMAN IN NEW YORK(スティング)
09:ティーンエイジャー(仲井戸麗市)
10:G.Iブルース(エルヴィス・プレスリー)
11:渡る世間は鬼ばかりオープニングテーマ(「渡る世間は鬼ばかり」より)
12:世界の約束(「ハウルの動く城」より)
といたユニークで素晴らしい曲でした。機会が有ったら是非お聞き下さい。

この後、スタッフの皆さんと「BAN BAN BAZAR」のメンバーと打上げ会が有り、声をかけて頂き女房共々参加し、おまけにゆっくり話してみたかったギターの富永さんの隣の席になり、楽しい夜を過ごさせてました。
また来年、西条に来られるとの事・・・
来年は早めに告知いたしますので、是非コンサートに足をお運び下さい。



オペラ

2006-10-20 19:30:23 | 音楽
先日、10月18日(水曜日)午後7:00から、地元西条の広島大学敷地内に有る「サタケ・メモリアルホール」でモーツァルトのオペラ「ドン・ジョバンニ」(錦織 健プロデュース)の公演が有り、行って参りました。(下写真:錦織 健さん)
オペラの物語を簡単に説明すると、女たらしの騎士「ドン・ジョバンニ」が「ドン・ナアンナ」の寝込みを襲いに行ったところ、失敗しアンナの父(騎士長)に見つかり、騎士長を殺してしまう。その後も、ドンジョバンニの悪行は止まる事無く続き、ついには騎士長の亡霊に闇の世界に連れ去られてしまう。というストーリーです。シリアスな部分も有・喜劇的な部分も有、とても面白い公演でした。(ちなみに日本語訳は、舞台袖の両側に電光掲示板で表示されます)
出演者は、女たらしのドン・ジョバンニ役に「大島幾雄」  騎士長の父をドンジョバンニに殺されるドンナ・アンナ役に「佐藤しのぶ」  ドンナ・アンナの婚約者ドン・オッター・ヴィオの役に「錦織 健」  女たらしドン・ジョバンニを憎みながらも恋心を断ち切れないドンナ・エルヴィーラ役に「澤畑恵美」  ドン・ジョバンニの従者レポレッロ役に「池田直樹」  ドン・ジョバンニに殺される騎士長、ドンナ・アンナの父役に「志村文彦」  村娘ツェルリーナ役に「足立さつき」  ツェルリーナの婚約者マゼット役に「三浦克次」他と日本を代表するオペラ歌手が集まり素晴らしい公演でした。
オペラの公演時間は3時間で少し長いのですが、余りの迫力と素晴らしい歌や演技に、時の経つのを忘れ聞き入っていました。私的には、騎士長の亡霊がドンジョバンニを闇の世界に連れて行くバリトンの場面が大好きなので、生で聞けて感動ものでした。(左写真佐藤しのぶさん)
観客の年代層は結構高く、なかなか見れない素晴らしい公演なのに、若い人が少ないのは少し残念でした。公演終了後も再三のカーテンコールに大満足の1日でした。



風横丁・ライブ

2006-09-08 19:10:28 | 音楽
9月6日(水曜日)PM8:00から、地元西条の居酒屋「風横丁ぷうよこちょう(当店のお得意先)で「モーガンズバー」というバンドのライブが有りました。












メンバーは3人でギター&ボーカル時々クラリネット:秋本節さん ベース時々ウクレレ:BUN岡嶋 キーボード時々コメディアン:井山明典さんといった編成に成っているバンドです。ここ風横丁では定期的にライブが行われます。ブルース・ジャズ系を中心に、なかなか面白いバンドが多く個人的にも大変楽しみにしています。今回の「モーガンズバー」ライブは初めて聴いたのですが、色んな意味で面白いバンドでした。音楽自体は、非情に沢山のニュアンスも感じる曲で「ビートルズ」や「サザンオールスターズ」っぽい曲調のものや、ブルース・ジャズ・フォークなども感じる結構楽しい味付けがして有り、乗りもよく面白いライブでした。バラードもとてもよく、風貌からは想像もつかない(ごめんね・・・秋本節さんの切ないロマンチックな詩が絶妙にマッチしていました。特に「MARS」というバラードはよかったです。トークも非情に面白く、特にキーボードの井山さんが強烈なボケをかまし、ギターの秋本さんが突っ込み、ベースの岡島さんがぼそぼそと話す3人漫談のようで、吉本興業かいと突っ込みたくなる位の面白さでした。(さすが関西系ミュージシャン)NEWアルバムCD「cauliflower」カリフラワーを購入して帰りました。そのアルバムの中に「おかしくて・切なくて・楽しくて・哀しくて、それでいて聴く者をハッピーで優しい気持ちにしてくれる。」と書いて有りましたが、まさにその通り。是非次回も見に行きたいと思っています。
ちなみに左写真は、開店前カウンターでのマスターの写真です。以前は「オン・ザ・ウインド」という名前で旧国道2号線沿いに有りましたが、現在はJR西条駅のすぐ側に移転してこられました。駅から徒歩1分西条にお越しの際はご利用して見て下さい。優しいマスターが出迎えてくれます・・・・・。


ドン・ジョヴァンニ

2006-08-26 18:00:43 | 音楽
まだ1ヶ月半先ですが、10月18日(水曜日)PM7:00から広島大学内「サタケメモリアルホール」でモーツァルトのオペラ「ドン・ジョヴァンニ」が行われます。プロデュースは、あの錦織健さん*勿論本人もオペラに出演されます。他のメンバーの方も、佐藤しのぶさんを始め、日本オペラ最高のキャストといって過言ではない方々です。〈オペラの詳しい内容・公演地・キャスト他は、ここをクリックしてそのページの「ドンジョヴァンニ」をクリックして下さい〉オペラというと、日本では何か「敷居が高い様で、中々見に行こうという気に成らない」というイメージが有ります。しかしながら個人的には一度触れてみると、ストーリ事態もそんなにも複雑ではなく、結構面白いものだという感想を持ちました。文化の違いは勿論有りますが、ヨーロッパに行ったとき感じたのは、小さな子供もごく自然に日常クラシック音楽・オペラなどに接しているという事でした。だからという訳ではないのですが、一度ご覧に成る事をお勧めします。
私もえらっそうに言って居りますが、オペラが面白そうだなと思ったのは、モーツァルトの生涯を描いた映画「アマデウス」を見てからなのです。この映画にも「ドンジョヴァンニ」の一場面が登場しますその後オーストリア・ウイーンに行く機会が有りモーツァルトのオペラ「フィガロの結婚」や他の歌劇を、何幕かを聞かせてくれる2時間弱のミニコンサートを見る機会が有り、生で聞いて尚一層魅力を感じました。モーツァルトですと、私もDVDで「魔笛」などを鑑賞したりしていたので、地元西条でこれほど本格的なオペラが見られる事も、めったに無いので是非言ってみようと、先日チケットを購入しました。今から楽しみです。



ボサノヴァ

2006-06-29 17:45:02 | 音楽
梅雨の中休みで、三日間日差しが有ると蒸し暑く、少し動いても汗に成りいやな季節です。しかし6月も残りわずか、来月に成るといよいよ夏本番に成って来ます。その太陽ギラギラの季節に成った時、私が聞きたくなる音楽がボサノヴァなのです。ボサノヴァやサンバはそもそもブラジルの音楽ですが、サンバがにぎやかでエネルギッシュな陽気なダンス音楽に対して、サンバはおとなしいリズムで、「イパネマの娘」や「いそしぎ」に代表される、何処か気だるさの有るロマンテックな曲が多く有ります。左の写真は「ゲッツ/ジルベット」というボサノヴァのアルバムです。これは1963年3月ニューヨークの録音(私が生まれた2ヶ月後の録音ですが)され、参加メンバーのジョアン・ジルベットg・voギター・ボーカル)スタン・ゲッツtsテナーサックス)の名前が取られたアルバムです。外のメンバーもジョアンの奥さんアストラット左上から2番目写真・彼女のソロアルバムvoボーカル)ボサノヴァ生みの親の一人アントニオ・カルロス・ジョビン(pピアノ)「イパネマの娘」の作曲でも知られるトミーウイリアムスbベース)ミルトン・バナナdsドラム)など、そうそうたるメンバーです。tsスタンゲッツは白人ジャズプレーヤーで、軽快な独特のサウンドを持つ名手です。本来私はジャズの方を聞きますので、スタンゲッツ経由でボサノヴァとは出会いました。そのゲッツがギタリストのチャーリー・バードによってボサノヴァを知り、彼と共に1961年に出したアルバムが大ヒットその後このアルバムが吹き込まれこれがグラミー賞獲得し、このアルバムの中の「イパネマの娘」がシングルカットされミリオンヒットと成りました。上から2番目のアルバムはアストラットのソロアルバム
「The Shadow Of Your Sumil」日本名「いそしぎ」これがまた色っぽい声の気だるい雰囲気で、少し静かになった昼下がりの海辺といった雰囲気で、何とも云えない心地好く耳触りの好いサウンドです。3枚目のアルバムは、やはりスタンゲッツのボサノヴァアルバムですが、これはニューヨークのジャズクラブ「カフェ・ゴー・ゴー」で64年に録音されたライブです。トロピカルで柔らかな風を感じながらも、ライブのドライブ感も有り乗りの良い曲も入っています。
いずれにせよ暑い夏場、少し日が傾いて来た頃海辺でクーラーではなく外の自然の風を感じながら「ボサノヴァ」聞きながら よく冷えたシャンパンを飲むなんていいですね~。(ここはビールじゃないっすヨ。やはりシャンパンですぜ・・・)今年の夏は是非一度「ボサノヴァ」を聞いてみて下さい。まったりとした日曜の昼下がりを体験してみて下さい。