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大山加奈選手、岩隈久志選手、ライコネン選手、浅田真央選手、阪神タイガース他好きなものがいっぱい。幸せ気分を発信したいな

恐怖の水飲み婆

2017-09-17 21:15:30 | 体で覚えるシリーズ


 草木も眠る丑三つ時、トイレに起きて来てみれば、ごく、ごく、ごく。
夜な夜なベッドに起き上がり、水を飲んでる音がする。
ベッドの側を通ったら、「お水入れてきて~」と、水飲み婆の声がするぅ。
空になった吸い飲みは、ひい、ふう、みい、よ、五つなり。
さっきいっぱい水入れて、置いたばかりじゃないかいな。
言われるままに、吸い飲み洗い(これが、けっこう面倒くさいのだ)、お水を入れて戻ったら、すぐに取り上げ、ごく、ごく、ごく。
今飲み終えたばかりなのに、憑かれたように飲み干すの。
困った、こまった、水飲み婆。

母が最近、こんな感じで恐怖の水飲み婆になってしまいました
昼夜が逆転してしまったようで、夜になってあたりが寝静まると、起き上がって水をごくごく。
飲んだら、ポータブルトイレへGO。
こんなの繰り返してたら、寝られませんよね
言い聞かせても、子供返りしてしまったようで(それも、反抗期の子供だ)、ちっとも言うこときいてくれません。
あるいは、その場は「わかった」と言うんだけど、すぐ忘れちゃったり、最悪のパターンは、飲んだ水をわざとこぼして、「寝間着とりかえて~」。大きな声でわたしたちを呼んで叩き起こそうとする。
あのね。こっちも寝たいの。
介護が本当にやりきれなくなるのって、こうやって段々ききわけがなくなってくる頃からかもしれません。

でも、「こういうことがわかっていたら、もっとやりようがあったのに、可哀想なことしたね」と、後で言いたくないので、原因を色々調査中。
一つには、睡眠導入剤みたいなのを入れるタイミングが、母が眠りたいタイミングとずれていたところがあります。
一番眠い時に眠れなくて通り過ぎてしまうと、やたら目が冴えちゃうことってありますよね。
実際、上手くタイミングが合って、ちゃんと眠りにつくと、夜中に目がさめても、あんまり変なことしないでまた寝てくれます。

また、たまたま聴いたラジオで、高齢者のそういう行動の原因を説明してくれたので、メモメモ
中には、思い当たることもあります。

1 体の状態
 ・栄養不足(毎日同じような食事になっていないか)
 ・日中の刺激不足
 ・逆に、刺激過剰(隣近所の物音なども、わりと影響するそうです。そういえば、最近、お隣に住む人が入れ替わったなあ)
 ・体のどこかに不快感がある
 ・同じ薬ばかり続けていないか

2 暮らし方
 ・ささいなことでいいので、希望・楽しみをつくる(「桜が咲いたら見に行こうね」などでもいい)

3 心の状態
 ・自信を失わせない(できないことにばかり目を向けないで、できることをほめる)
 ・不安、さみしさ
 ・屈辱を与えない(相手は人生の大先輩。敬意を持って接する)


何が楽しくて気持ち良く感じるかは人によって違うので、とにかく、しっかり聴いてあげる。
しゃべりにくくなっている人でも、こちらがじっくり聴けば話してくれるようになるそうです。
介護する人がよかれと思うことではなく、本人の本心を聴いてあげることが大切。

では、どんな聴き方をすればいいか、そのコツはまた来週のお楽しみ~…って、1週間も待ってらんない~(^^;;

とりあえず、栄養補給の点滴を受け、最初の眠剤がすべった時のための安定剤を処方して貰いました(同じ種類の薬を続けても、興奮するだけなので)

ああ、早く水飲み婆の霊(?)に去ってほしい。

そんなこんなで、ブログ更新が滞ってしまいました。
その間もアクセスして下さった皆様、本当に感謝です
いつもありがとうございます m(__)m m(u_u)m




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