イタリアが世界３位の力を見せる

　　　　　　　
「バレーボールマガジン１０月号は、加奈さんの表紙＆加奈さんのポスター付きだヨ！」
「ポスターのもう一方の面はカオル姫なんだけど、なぜか下半身だけ。どうやら、来月号に姫の上半身と加奈さんの下半身がついて、合体させると特大ポスターになるようです」
「ウーン、ファンの心理を上手くつかんだお商売上手な戦法だネ！」

　ＷＧＰ岡山ラウンド：イタリア　　日本
昨日の勝利で決勝ラウンド進出に王手をかけた日本。今日は、元祖ＩＤバレー、世界３位のイタリアと対戦です。
イタリアは、日本に強い、チェントーニ、ピッチニーニ、トグットらのベテランをメンバーにそろえます。
日本のスタメンは、竹下、大山、高橋みゆき、荒木、杉山、木村　リベロ：菅山
柳本監督は、「今日はセンター線が止められるだろうから、大山の決定率がポイント」と話していたそうです。加奈さんも、「今日はブロックを打ち抜く」。思い切りのいいスパイクに期待です。

第１セット
日本のファーストポイントはエリカさん。
加奈さんが上手くブロックアウトを取って続きます。
この大会、全く勢いが止まらないエリカさん。イタリアがデータをとっていないはずはないんですが、やはり止まりません。行け、行け、エリカさん
イタリアはシンさん狙い。
日本は、イタリアの前衛狙いのサーブですが、今日はサーブミスが多いです。
そのうち、チェントーニがのってきて、ポイントが離されていきます。
１８－２５で、第１セットはイタリアに奪われます。

第２セット
６－６までは競り合った日本ですが、そこからイタリアに連続ポイントされて、離されます。
やはり、サーブミスが多いです。
川合「日本は狙うことを意識しすぎてサーブの威力がなくなってますね」
サーブで崩すイタリアと、サーブがミスになるか威力のない日本。この差がものをいったのでしょうか、１９－２５で、第２セットもイタリアがとります。

第３セット
加奈さんにかわってマリさんがスタメンです。
レシーブが乱れているので、マリさんの守備力に期待したようです。
そのマリさんが先取点をとります。
日本、このセットもサーブミスが出ます。
ただ、イタリアにもミスが出るようになりました。
日本はマリさんの投入で守備が強化されたのか、センター線やコンビ攻撃が使えるようになり、互角に競り合います。
２１－１９で、マホさんがワンポイントブロッカーでＩＮ。イタリアのポイントで、シンさんがコートに戻ります。
日本は終盤まで競り合いますが、イタリアに振り切られ、２３－２５で、イタリアにストレートで敗れます。

まだ「格上」との戦い方が課題の日本。
基本的な負けパターンは、サオリンかシンさんを狙われてレシーブが乱れ、攻撃も単調になったところを、高いブロックで押さえ込まれる、という形のようです。
格上相手の時は、ミスも多くなりますね。サーブで崩そうとしてミスになったり、レシーブが乱れたせいでスパイクもミスになるのでしょうか。
ただ、課題が見えれば対策も考えられるはず。
明日のブラジル戦は、とにかく、前回と同じ負け方をしないでほしいです。
きっちり修正してリベンジし、決勝ラウンドにいこう、ニッポン！