雨がパラつく中国GP。コースはおなじみ、「上」の字レイアウトの上海国際サーキットです。
フロントロウは、ベッテル、ウェバーのレッドブル勢。
スタートでアロンソがベッテルの前に出ます。
が、フライングではないかということで、審議の対象になります。
可夢偉選手はまたもオープニングラップでクラッシュの巻き添えを食い、リタイア。
な…何てツイテナイ!
セーフティーカーが出た間に、軒並みピットイン。レインタイヤに履き替えるようです。
路面は中途半端な状況ですが、レインタイヤを履いたマシンが順位を上げて行きます。
5/56 アロンソのスタートがフライングと判定され、ドライブスルーペナルティーが科されます。
トップはピットインしなかったロズベルグ、2位はバトン。
ベッテルはピットストップで時間を食い、順位を落としてしまいますが、次のピットインでハミルトンの前に出ます。
現在15番手のベッテル、果敢に追い上げます。
10 バリチェロ ←11 ベッテル ←12 ハミルトン
ベッテルがバリチェロをオーバーテイクして、10位に上がります。
ハミルトンもそれに続きますが、バリチェロも抜き返そうと食らいつきます。
先頭グループは、
1 ロズベルグ ←2 バトン ←3 クビサ
ハミルトンが、スーティル、ベッテルをパス。
レッドブルのマシンはストレートが伸びず、ベッテルはスーティルを抜きあぐねています。
その間にハミルトンはどんどん前へ。
13/56 ベッテルがようやくスーティルをパス。
15/56 ハミルトンは5位シューマッハーとバトル。
一度目のアタックは、シューマッハーが見事にブロック。
17/56 ハミルトンがシューマッハーをバックストレーとでパス。シューマッハーもすかさず抜き返しますが、最後はハミルトンが前に出ます。このあたりは車の性能の差もありますね。
今度はベッテルがシューマッハーに迫ります。
18/56 ベッテルがシューマッハーをオーバーテイク。レッドブルのマシンはマクラーレンのようにストレートが速くないので、コーナーでいきました。
5 ハミルトン ←6 ベッテル ←7 シューマッハー
20/56 バトンがロズベルグを抜いてトップに立ちます。ロズベルグは一度コースオフしたため、タイヤが冷えてしまったようです。
雨が強くなってきました シューマッハー、ウェバー、フェラーリ勢がピットインしてレインタイヤに履き替えます。雨が強くなる方にかけてギャンブル。
バトン、ハミルトン、ベッテルもピットストップ。また順位が大きく変わります。
6 ウェバー ←7 ハミルトン ←8 ベッテル
22/56 二度目のセーフティーカーが入ります。
雨が強くなり、マシンの後方に水飛沫が上がります
ハミルトンがペトロフをかわして4位。ルーキーペトロフも毎レース粘り強い走りをしています。
あちこちでオーバーテイク合戦。
1 バトン ←2 ロズベルグ ←3 ハミルトン ←4 クビサ
6 アロンソ ← 7 ベッテル ←8 スーティル ←9 シューマッハー
ハミルトンが今度はロズベルグに迫ります。
ハミルトンのアタックをロズベルグがブロック。
38/56 またも上位勢がピットイン。もう一度雨がきそうなので、フレッシュなレインタイヤに交換するようです。
48/56 ハミルトンのタイヤがいたんでいるようです。残り10周ないので、何とかもたせろとピットから指示が出ます。
1 バトン ←2 ハミルトン ←3 ロズベルグ ←4 アロンソ ←5 クビサ ←6ベッテル
52/56 ペトロフがシューマッハーをパスして9位に上がります。シューマッハーが抜かれる度に、放送席から悲愴な叫びが上がりますが、何だかミハエルが気の毒になってきます。ブランクもあるし、マシンも違うメーカーだし、メルセデスGPのマシンの戦闘力自体、今年はいまいちなのかなというところもあるので、黄金時代のフェラーリで走ってた時と単純比較するのは可哀想な気がしないでもありません。毎回ポイント圏内を走っているだけでもすごいように思うのですが。
今度はマッサがシューマッハーに迫ります。マッサはシューマッハーの一番弟子と言われるドライバー。いわば姉弟対決になります。マッサもシューマッハーをパス。
55/56 ウェバーが滑った隙をついて、ペトロフがパス。ルノーのマシンは今年、仕上がりがいいようですが、ペトロフのドライビングも素晴らしいです。
リザルト
1 バトン(マクラーレン)
2 ハミルトン(マクラーレン)
3 ロズベルグ(メルセデスGP)
4 アロンソ(フェラーリ)
5 クビサ(ルノー)
6 ベッテル(レッドブル)
7 ペトロフ(ルノー)
8 ウェバー(レッドブル)
9 マッサ(フェラーリ)
10 シューマッハ(メルセデスGP)
11 スーティル(フォース・インディア)
12 バリチェロ(ウィリアムズ)
13 アルグエルスアリ(トロ・ロッソ)
14 コバライネン(ロータス)
15 ヒュルケンベルグ(ウィリアムズ)
16 ブルーノ・セナ(ヒスパニア・レーシング)
17 チャンドック(ヒスパニア・レーシング)
※ リタイア… トゥルーリ(ロータス)、ディ・グラッシ(ヴァージン・レーシング)、デ・ラ・ロサ(BMWザウバー)、ブエミ(トロ・ロッソ)、小林可夢偉(BMWザウバー)、 リウッツィ(フォース・インディア)、グロック(ヴァージン・レーシング)
今回はマクラーレンが1-2フィニッシュ。
こういう難しいコンディションの時のバトンの判断力というのはピカ1ですね。
ハミルトンも彼らしいアグレッシブな走りで、怒濤の追い上げを見せてくれました。
初ポイントのペトロフの走りも光っていました
可夢偉選手は、不運続きで精神的にきついと思いますが、負けないで下さいね
給油がないと、マシンの本来の戦闘力がクローズアップされるように見えます。
強豪チームは途中でどんなに順位を落としても、気づけば上位にきてますもんね。
オーバーテイクが多いのは面白いのですが、どちらが勝つのか、ちょっと結果が見えているところがあって、それが心なしか虚しいです
開幕フライアウェイは今日で終わり、次からヨーロッパラウンドが始まります。
序盤の結果をもとに各チームアップデートをしてくるので、勢力図に変化が生じるかどうかも注目ですね。
心配なのは、アイスランドの火山の噴火。空の便が麻痺してしまっているので、この状態が続くと、F1にも影響が出そうです。
日本では、バイクのレースが、選手が来日できないので中止になったそうです。
気候にも影響を与えそうなので、早く鎮まってほしいです
それは。。
最初は買おうと思っていたんですよ。
決勝レースのチケット。。
この先どんな影響が出てくるのか、考えるのがこわいです (゜ー゜;
予選でも決勝でもどっちか1台はいい場所につけていますよ
それでも、私はフォース・インディアのファンですけどね
今は良くも悪くもフォースインディアとハミルトンが盛り上げてくれていますよね
スーティルがブロックしまくって上位の戦況を変えてきましたね、さすがはミスターレインマン
しかし・・・・ポイントゲット出来ずは残念ですが・・・・・
可夢偉の加害者がリウッツィだとしって怒るに怒れず(笑)
ハミルトン、序盤3戦はは彼が格差あるF1の2強をかき回していたように感じます
ハミルトンがレッドブルとフェラーリの間を割って入らなきゃもっと順位が明確なしょーもないレースが増えていたように感じますね
でも、まだ彼は未勝利なんですよね・・・・
相方は2勝もしているのに
素敵な作品ですね。
見せていただき、siawase気分です。
爽やかさな感じ、・・・・・・。
いいものですね。
いつも、コメント&応援ポチに、恐縮です。
なかなか調子の上がらず、チームへの不満も口にしているシューマッハが心配です。
おっしゃる通り、トロ・ロッソも今年はいいところにつけるようになりましたね。
スーティルは、ポイントまであと一つだったのに、惜しかったですね。彼にはどんどんひっかきまわしてほしいですね。
ハミルトンはオーバーテイクはしまくっているけれど、表彰台の真ん中に届きませんね。
焦って07年のようなことにならないといいのですが。
siawasekunさん
半袖はちょっと早いかなと思いましたが(笑)
例年なら、今頃半袖の人もちらほらいたかもしれませんが、今年はなかなかそういう気候になりませんね。
ヤスさん
マクラーレンは、ハミvsアロというのもありましhたからね。
バトンばかりが勝つとちょっと心配になっちゃいます。
シューマッハーの車はシャシーを変更するらしいので、それが功を奏してくれるといいですね。