お久しぶりです
まいどのことながら、変わらぬアクセス、本当に感謝しております m(__)m
さて、タイトルの「復興」ですが、「何の?」と思われるかもしれませんね。
はい、6月の大阪北部地震です。
地震は6月なのに、今頃復興?とおっしゃるなかれ。
うちのM市内だけでも、ものすごい数の家が被害を受け、工務店は大忙し。
「仕方ないから、前からあれこれ頼んでくれているところを優先して、一見さんはよっぽど緊急性のある修理以外は断っている」ということ。
それでも注文が多いので、中には、工務店さんの自宅が雨漏りしているのに、お客さんの家の修理に駆け回っているなんてところも。
うちも最初は7月末頃工事の予定でしたが、思いがけなく損壊が大きいことがわかって延期。その間に他の注文が入ったりして、どんどん月日がたってゆきました
こちらも、当初の見積もりを大幅に上回ることになったので、資金を調達しなくっちゃです。
ニュースでも時々やってますが、「半壊」「一部損壊」の罹災証明では、事実上公的支援は受けられません。
でも、ものがものなので、たとえ一部損壊でも修理費は百万単位になることもあります。
母が元気な頃、「家のお金だけはとっておかなきゃだめよ」と一つ口座を作っておいてくれたのですが、とっても間に合いません(^^;;
(そこへ誰かさんが、骨折して、入院だの、手術だの…(^^ゞ)
うちの場合は、災害にあった人のために無利息で融資してくれる制度を利用することにしました。
災害から何か月以内という期限があるので、できるだけ早めにね。
早めにやっても、これがまた大変なんだ
市役所とも連動してるんで、色んな書類を揃えなきゃなんないし、結局申請までに二か月ぐらいかかりました。
そして、11月末になり、ようやく工事を始めることができました。
一番損壊がひどい部分が、よりにもよってトイレだったんで、特に最初の週は悲惨でした(T_T)
あ、ここから飲食注意です
朝は大急ぎで身支度して、近くのコンビニにダッシュ
夜は、家に帰ってもトイレが使えないので、できるだけ長く外にいて、どこかの公衆トイレに行ってから帰宅。
ちょうど、今入院中の母が使っていたポータブルトイレがあるので、夜中はそれを使いましたが、やっぱり不便ですね。
ポータブルに水と消臭剤を入れて使うのですが、後始末が簡単なように、トイレットペーパーはゴミ袋に別に捨てた方がいいです。
日頃、お尻を洗うのになれている場合は、ペットボトルなどに水を入れておいて、トイレットペーパーを濡らして拭くと、ちょっとは洗浄感があります。
でも、トイレの場合、ドア一つ隔ててすぐのところに人がいてもあまり気にならないけれど、むきだしのポータブルではやっぱり、周りに人がいるとやりにくい。
あと、大きいのは外ですませてこないといけません。捨てるところがないから。
大きいのって、実は匂いがすごいんですよ。母のも、おむつについた分はできるだけかきだしてトイレに流してから、おむつ専用のゴミ箱に捨てていました。つけたまま捨てると、すぐに動物がくるのよ
でも、近所のコンビニのトイレで、よく工事のお兄さん達と鉢合わせしました。
ご近所もまだまだ工事中なのね。
うちはようやくトイレが使えるようになって、やれやれです(;^_^ゞ
ただ、内装がまだなので、大工さんが来ている間はトイレ難民なの。
こんな具合に、復興には時間がかかるものようと身にしみたことでありました。
今回はこのへんでええかのう(←大河見終わったとこ)