銀座のうぐいすから

幸せに暮らす為には、何をどうしたら良い?を追求するのがここの目的です。それも具体的な事実を通じ下世話な言葉を使って表し、

ファビオ・ルイージの心の美しさ + 横須賀と鎌倉の芸術劇場は、相当に違うのだが、同じ名前を付けている。後発=鎌倉がルール違反だと思う私だが

2023-03-24 04:55:05 | 音楽

 昨夜は、夜の8時には、夕食も食べず(ただし、昼食を三時にたっぷりとっている)に寝て次の日は朝の4時半に起きました。やるべきことがいっぱいある。ただし、頭を使わない仕事をしながら、レコーダーの、録画時間を稼ごうとして、クラシッククラブ(NHK BSP )を開けました。

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副題1、『2023-3-23 朝のNHK BSP クラシック俱楽部は、王子ホールの【MARO ワールド】の放送だった』

 レコーダーの残り時間を気にして、「生け花の水きりでもしながら、それを、聞きましょうかねえ」と、簡単な気持ちで、開けた番組でした。が、最初に、篠崎史紀さんが、MAROワールドの、目的や意義について、三分程度お話をしたのです。

 それは、聞き甲斐のあるお話でした。しかし、15分から、20分語ってもらえば、ほかの、話も出てきたと思います。たとえば、裏に王子ホール開設者と、篠崎さんとの、個人的なお付き合いがあって、最初の目玉商品として、支援があって、企画が始まったとか、

 2004年当時、篠崎さんは、NHK交響楽団内で、忸怩たる思いがあったとか? 

 私はN響の会員でもないし、NHKホールに生演奏を聴きに行くほどの、音楽ファンでは、ないのですが、別方向のエピソード、例えば、東京音大の学長が、選挙で選ばれたというエピソードなどから、そこまで、推察ができるのですよ。あ、は、は。・・・・・音楽・および、N響の・・・・・通の方に、質問をしたいが、相当すごい頭を、私が持っていることがお判りでしょう?と・・・・・・

 まあ、ともかくのこととして、2023-3-24の朝、4時45分ごろ、私は篠崎さんの、お話を三分程度聞いたわけです。

 NHK BSPの朝の番組の方に戻ります。それで『ああ、そうだったのですか? まあ、結果が、よくて、ようございましたね』と、思いました。王子ホールそのものがコアなファンで囲まれたファミリームードいっぱいのホールです。小さいので、そうなるし、銀座の、一等地で、地下鉄駅、二つの駅から、近い、または、有楽町駅から近いという、好立地な条件も加味して、そういう風になっています。

 まあ、生活に不安のない、富裕層が集う大き目のサロンというわけです。ロビーで、ワインも提供されます。むろん、ただではないが、ほかのホールで、ワインが飲めるホールは、そうそうは、ないでしょう。コーフィー、紅茶は、コロナ禍が収まれば、提供される・・・・・はずのところは、多数あるはずですが・・・・・

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副題2、『私は、2021年の秋に、「40回、出演要請があった」と、ご本人が、言っている、反田恭平君の、TV出演、特に、NHKTV内インタビューに激しい違和感を抱いたから、今朝、聞いた、MAROワールド設立の目的に特別な意義を感じた』

 さて、私が、マロさんのお話を特別に、興味深く聞いたのは、2021年の、ショパンコンクールの後で、NHKテレビ内だけですが、反田恭平君のお話を聞いて、激しい違和感を感じたので、その事への、これが、対照にある例として、考えるからです。

 反田君は、自分の人生の目的として、「クラシック音楽の演奏家(特に後輩たち)の生活が成り立つ様に働きたい」と、言いました。「いま、交響楽団を、若手で、作っています。将来は、音楽を教育する施設=大学?を作りたい」とも言いました。

 マロワールドも、主に弦楽器だけですが、全部で、10人前後のお仲間です。ただし、すでに、ある程度の地位を確立した青年たちを招いているので、彼らに、生活上のサポートを与えるのが目的ではありません。室内楽を演奏したい。ヨーロッパの、サロンみたいな感じで、というのが、目的です。

 一方で、反田君の、2021年秋の、非常におおきくビジネスと、結び付いた、発言を聞いて、「あなた、何言っているのですか? まだ、音楽家としての、成熟もきたしていないのに?」と、激怒に近い感情を抱きました。

 ここからですが、24日の深夜書き始めたので、文体が、いろいろ、変わっています。自宅にいないので、このままでご容赦ください。スマホの電源が、切れると、インターネットが、不通になるので。

 反田恭平が、若手音楽家を糾合して、作った交響楽団というのについてなのだが、「すでに、存在している交響楽団・・・・仮に、EFG交響楽団と名付けてみよう。そこの音楽監督に彼が招かれました」というのだったら、私は、何も言わない。むしろ、祝福をしたい。しかし、彼が、作ったとなると、あなた、20人か、それ以上の数、たとえば、30人程度の人生を引き受けて、何もストレスを感じないで、居られるのですか?」と問うてみたくなる。

 そこに集まった人は、今のところ、生活費の面では、親がかりの人が多いと、推察している。が、彼らが、30歳を超えるころからは、親から、独立して生きるだろうから、月に50万円程度の、所得を、各人に与えないといけない。それが、一生続くのだ。いや、反田君は、「メンバーは、腰掛でいいのです。彼らが、次の段階として、ウィーンフィルに入ったり、N饗に入ったり、読売交響楽団に入るのを手助けできればいいのです」と、いうのだろうか?

 だけど、25人いるメンバーが、次から次へと、抜けていく、そういう交響楽団で、いい演奏が、できますか? それに、嫉妬というものも当然、置きますよ。「え、あの人N響に入れたの? 私の方がうまいのに、どうしてあの人が選ばれたのかしら?」と、内心で、疑問に思う人も当然出てくるでしょう。

 他人との関係って、こちらがお金を払う関係だと、うまくいくのです。それから、お金が全く絡まない段階でも、うまくいくのです。しかし、就職という最も確実にお金が稼げる手段で、他人と、かかわってしまうと、すごく重い責任が出てきます。反田君は、それをわかっていますか?

 彼は、自分の名声で、企業の、寄付行為を、仰ぐことができると、思っているのでしょう。

 それは、10年ぐらい有効かもしれない。特に私が批判をすると、CIAが支援をしますからね。例えば、石塚雅彦さんです。彼は、パーシモンホールには、顔が利くかもしれません。ご近所のはずです。いや、これは、単なる私の推測ですから、本当のところはわかりませんが。

 ともかく、コアな、ホールが、パーシモンで、獲得できたとしても、お客を獲得できるのでしょうか?

 「まあ、二か月に一回、5万円程度の、出演料を渡すという形でいいんです」と、かれはいうのかしら。「よりどころがあるだけでも、良しとしてください。演奏家は、会社員と違って、よりどころがないですよね。僕が作った交響楽団名を、使ってください。それを名刺の中に、印刷しても、いいですよ」という程度の、話かもしれません。

 それなら、成り立っていくでしょう。画家もそうだけれど、音楽家、は、個人事業主で、他人から、尊敬をされないところがあります。

 特に、お金の面では、半分素人の人が多いはずです。ご近所の子供にピアノを教えるシロガネーゼとして、かつ、夫の給料で、生活のオオモトを支えていると、言う人が多いでしょう。この夫と、言うところに妻と、入れてもいいのですが、芸術の仕事、一本やりで、稼げる人なんて、本当に少ないと思います。

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副題3、『反田恭平君のお父さんって、超・大物・富裕層なのかしら。そうなると、これは、ちょっと話が違ってくるのだけれどね』

 ところで、反田恭平のお父さんって、北海道に住んでいる、普通のサラリーマンでしょう。違うのでしょうか? 例えば、松下幸之助・級・の、創業者社長で、超富裕な、ひとなのでしょうか? 松下幸之助には、第二夫人は、いたのですよ。そちらにも、ちゃんとした中流の上、または、上流階級の、生活を与えて、お子様もいるのです。もしかすると第三夫人もいたかもしれない。

 まあ、そういう超・富裕階級の、隠されたお子様だったら、大口をたたいても、いいかもしれないので、私が間違っていたという事になります。

 でも、そういう有名人が、父親だったら、当然、すでに、公開をされていると思いますけれど、どうしても、秘密にしたい理由があるのかしら?

 さて反田君のお母さんは、大変ポジティブに、ほめて、ほめて育てたそうです。私は、学校内いじめ事件に、大きな関心を抱いている人間ですが、いじめられる子は、親に看過されて育っているので、むろん、ほめてもらった機会が少ないのです。

 で、反田君は、その正反対です。で、その誉め言葉の中に、「あなたは、今のところ、苗字が違うけれど、本当のお父様は、あの有名な、〇〇さんなのですよ。だから、あなたも、この国をリードできる、立派な人材なのです。ピアノの世界でも、人に勝って当然だし、世の中に役に立つ仕事をグングン進めていいのです」と、教えているのかしら?

 いや、世の中って、50代の非常に優れた男性と、出会う可能性のある、20代とか30代の女性も、いる世界です。仕事上の縁とか、学習上の縁でです。大学教授とセミナーのメンバーとしてとか。会社社長と、秘書の関係とか? しかし、それだけ、年齢差があると相手には、当然、妻がいますね。

 そういう時に、50年以上前までの、若い女性は、第二夫人となったのです。しかし、最近は、違ってきました。特に、自分に、きちんとした、しかも、高額の収入のある女性は、第二夫人とはならず、子供を妊娠したら、相手とは別れて暮らし、お子さんを育てることに意欲を注ぐ人が多く出てきていて、お子さんもまた、優秀です。「万智ちゃんを、先生と呼ぶ子らのいる、神奈川県立橋本高校」の作者も、そうですよね。

 ヤマザキマリさんの母親も、弦楽器奏者だと、聞いていますが、そういう人生を選んだ人ですよね。去年の冬になくなったとか? そして子供世代が、もう、六十に近いでしょう。でも、ヤマザキマリさんがあれほどに活躍をしているのをみると、

 別の(あの男性)が気の毒ですよね。集中的リンチに等しい記者会見(わたくしは見ていなかったが)で、妻よりも愛人を優先したと、みなされてたたかれ切って、芸能界から、干され切っている男の子のことです。山の中で、自給自足をしているとか、ネットで出ていました。マスコミには、偏波がある。ものすごい偏波がある。

 反田君に戻ります。こういう想像=父親が、大物富裕層である=が、もし当たっていたら、反田恭平の発言は、傲慢ではないと、なります。親世代で、すでに、勝ち組なのだから、子供世代ではさらに大きな仕事をするのは当然だと、なりますか?

それでも、私は、抵抗したいです。

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副題4,『反田君の母親なのだけれど、反田君を愛していることは、わかる。

 けれど、音楽の素養が深くない模様だ。技術のことではない。精神のあり方だ。音楽とは、あらゆる芸術の分野で、もっとも神に近いフィールドだと、だれかが、語っている。それを、反田ママは、知らない模様だ。そして、恭平君にも教えていない。他人に優越することの大切さは教えている。だが、音楽が、神様の、存在を一般の人に知らせるものだと、言うことを教えていない』

 私は、それを多分だが、後藤節さんの自伝の、【雨の歌】の、あとがきか、何かで、見つけた。あとがきで、後藤節さんを、推奨している、人物が、伝聞として、それを書いている。

  ここから先、私は、自分の個人的体験を書いています。しかし、それが、敵さん(=CIAエージェントにとって、大ごとだったらしくて、今システム異常が、起きてごたごたしました。それを恐れてではないのですが、ファビオルイージについて書いたものをお読みいただきたいので、その部分は、後ろに回します。

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副題5,『ここから先、ファビオ・ルイージというイタリア出身の指揮者について触れたい。そのお話しぶりは、自然で、・・・・・たぶん、謙虚な方で、・・・・・しかも、素人には、見えない、または、聞こえていない真実が、いっぱい含まれているので、聞くのがとても楽しい』

 今度N響の指揮者に、ファビオ・ルイージというイタリア出身の人が、就任します。この人をNHK、もしくは、N饗は、大いに押したいと、思っているらしくて、この前、この人の密着取材番組が、15分程度、放映をされました。

 チューリッヒの湖畔の自宅で、香水を作るのが趣味だそうです。【ゆず】という日本製の香油もありました。香りを含む油分類の原材料の、ガラス瓶が、500本以上、もしかすると、1000本は、ありそうな、実験室内で、白衣を着て、細い細いピペットで、数CCずつ、3~5種類の、香油を、混ぜていくのです。それがね。大変わかりやすい説明付きで、開示されましたが、独学だそうです。

 ピラミッド状に作り上げていくのだそうです。揮発性において、重いもの、中程度のもの、軽いものと、重ねていくのだそうです。ゆずなどの柑橘類は、軽い方だそうです。

私は香水は使わない人間ですが、化学屋だから、高砂香料の株は持っています。株主総会に行ったら、野依さんが、社外取締役か、顧問かをなさっていて、10人乗りぐらいのエレベーターで、ご一緒しました。あれも、CIA側が図ったワザとの仕組みだったかもしれません。しかし、なにはともあれ、ノーベル賞受賞者、野依良治と、同じエレベーター内に居たのです。

 その時に、私は、自分が、化学屋だからこそ、野依さんの偉さがわかっているので、さすがにビビりました。

寺島しのぶに話しかけるという様な態度がとれなくて、「野依さん、私は笹井芳樹さんは、他殺だと、思うのですが、野依さんはどうお考えですか?」と、言う質問はできなかったのです。野依さんは背は高くないし、テレビで見るよりも、お顔も怖くないですよ。でも、話しかけられませんでした。平等主義と個性優先主義を貫いている私も、化学の世界での、野依さんの偉さの前では、借りてきた猫でした。それに、エレベーターに同乗したのは、時間にして、たった、三分ぐらいですから、スタップ細胞疑惑を持ち出すのは、無理でした。

 もう一度、香水作りに戻ります。ファビオ・ルイージは、その趣味の世界に、ものすごいお金をかけています。

 昔、平山郁夫さんの、鎌倉・二街道のアトリエが、NHK日曜美術館で、公開をされました。広くて、白木づくりで、清潔そのものです。で、壁に、ずらっと、ガラス瓶(500グラム用らしい)に入った、日本画用の絵の具が、並んでいるのです。岩絵の具って、粒子の大きさで、色が変わるそうで、したがって、500色以上はあると思います。もしかしたら、千色です。

 平山さんのアトリエが、30畳か、40畳だったのに比較をすると、ファビオルイージの実験室は、細長い5畳程度です。そして、収集された、原材料は岩絵の具と同じガラス瓶に入っています。ただし、50㏄か、100㏄のサイズで、それらは、平山郁夫家の、総資産と、同じくらい高いものだと感じました。そして、清潔すぎる平山家よりも、狭い空間に、冷蔵庫とか、ラベル印刷用ワープロとか、いっぱいガラス瓶以外のものがありました。だけどだからこそ、人間臭い暖かさを感じました。

 それほどに、お金をかけた、趣味を持ちながら、それでも、学校を開きたいとか、自分の交響楽団を作りたいとは、言いません。

 ファビオ・ルイージが素晴らしいのは、演奏の合間に語るお話が、独特で、かつ聞きやすいのです。『そうですか、なるほどねえ』と思うお話ばかりです。

 特にシューベルトの解釈については、驚くばかりでしたが、その通りだろうなあと、思いました。ルイージの解釈で、私がひかれた点は、「シューベルトは、甘くて優しい(または、易しい)音楽だと、思われていますが、実は、知性が高い人で、演奏家にとっては、謎が多い、わかりにくい作家なのです。シューベルトは、自分の考えていることを、簡単には、見せません。彼が目指しているところとか、目的としているところとか、私たちに伝えたいと、思っているところが、なかなか、わからないのです。とても、とても深いのです」・・・・・という部分です。

 なーるほどと思いました。私は、シューベルトについては、即興曲は大好きです。特に142番の第三曲は、13歳の時から、好きな曲となっています。アンダンテですが、演奏家によって、スピードが違うので、レオンスカヤのものが一番、好きです。五枚ぐらい違う演奏家のものも、買ったけれど、ほかの演奏家のものはだめです。ただ、内田光子と、ブレンデルもCDを出しているはずですが、お茶の水で、中古を探しても、見つかっていません。ブレンデルは、テレビかラジオで、聞いたことがあるのですが、ちょっと、すぴーどがはやかったかな? 内田光子が「死ぬときは、シューベルトを聞きながら、死にたい」といったそうで、それは、ピアノ曲の筈で、特に即興曲90番と142番・全8曲を指すのではないかなあと、推察しています。

 しかし、そんな私も、シューベルトの歌曲は、だめなのです。NHKが、有名な歌手の歌う、演奏会を、日本語の、訳詞付きで流しても、その番組を、二度再生することはないのです。

 それを私は、今まで、北の方の曲だからだわ。きっと、私には、南の国の歌の方が合うのよと、考えていました。『北の国って(まあ、オーストリアも山岳地帯は寒いですからね)、寒々しくて、重々しいのよ』と思っていました。

 ところが、この間、仲道郁代が、グリーグを弾くのを聞いたのです。共演は、小林研一郎指揮の読売交響楽団です。すごく引き込まれて楽しめました。特にお隣が、小林研一郎を、100回は聞いているという人で、聞き方が、上手だったし、そういう猛者なのに、威張らないで、けんきょな人だったので、なんか、その影響もあったのかもしれませんね。

 ところで、ここで、余談ですが、仲道さんのピアノのブランド名がわからないというところから、お隣との会話が始まったのです。その人も知らないピアノだと、言うので、ホールの人に聞くと、彼女は、ご自分の、ピアノを持ち込んでいたそうです。そういえば、サイズが、ことさら長かったのですが、YAMAHAだそうです。だが、ロゴが、違っていました。帰宅してから、ネットで、調べると、仲道さんは、浜松で育ったそうです。それで、YAMAHAが特別なロゴ入りの、かつ、アクションが、長いものを作ってあげているのでしょう。ともかく、心理的な環境としては、非常にいい席でした。

 私は、テレビだと、もう、シンフォニーは聞くのが億劫だと、言う人間です。音楽の専門家ではないし、楽しみのためですし、80を超えていますから。ただ、ホールを見に行くつもりだったミューザ川崎で、グリーグのピアノ協奏曲、#14をつよく、引き込まれながら、楽しく楽しく聞きました。

 私ね、この一月から、藤田真央、仲道郁代、牛田智大と、三連続で、ピアノを聞いています。藤田真央、仲道郁代の演奏会は、大変あつく盛り上がりました。牛田智大は、曲目選定が、素人向けではなかったとか、横須賀だったからか、本演奏中は盛り上がらなかったのです。シーンとしているという感じ。しかし、彼はアンコールで、頑張ったので、アンコール二曲目(バッハのシャコンヌ、ブゾーニ編曲版)20分程度では、観客の、20%がスタンディング・オベーションに入りました。そこで、熱量が上がったのです。結果、私は、・・・・・へーっ、今、音楽会って、歌舞伎座と同じですね。聴衆が、みんな演奏家のファミリーと、化している・・・・・・と、思いました。いいことです。

 もう一度、ファビオ・ルイージに戻ります。彼は、幼いころ、特別に体が、弱かったそうです。で、親が、スポーツではなくて、ピアノでも習わせようと、思ったのですって。でも、それって、一つのマイナスですよね。人生に、谷は、ある。誰にでもあると、思います。ルイージにとって、幼児期が谷だったのです。だから、あんまり無理をしない人生を送っています。

 頼まれた仕事を丁寧に、こなしているうちに、今がある。そして、N響の主任指揮者というのも、雇われた任務ですよね。だけど、とても楽しみにしている仕事なのだそうです。

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副題6、『高齢の人の晩年の、美しい人生という事で、つぎにロッシーニに入ります』

 ロッシーニはイタリア生まれですが、フランス政府が、「どうか、フランスに住んでください」とお願いをして、広い庭がある、大きなお館を提供します。ロッシーニは、遺言で、そのお館を、芸術家のための、老人ホームにしてほしいと、言い残します。彼の遺産は、むろん運営に提供されていますが、それだけでは足りないので、フランス政府、および、各方面からの寄付で、運営をされているそうです。

 ロッシーニは、とても、良い仕事をしました。芸術家って、独身の人が多いので、晩年に支えてくれる人がいないでしょう。それが、きの会う、友人が見つかりやすい、大きな老人ホームで、暮らすのはとても幸せです。

 しかし、お館を、自分のお金で、買ったわけでは無いのです。だから、順当なら、返却をするだけですね。だけど、老人ホームにしてほしいと、願ったのは、自分が晩年になって、(彼が妻帯者であったか、どうかを、私は知りませんが)、独身の芸術家で、制作やら、演奏ができなくなった人の受け入れ先が、必要だと、思ったから、提案し、実行をしたのです。

 反田恭平君に言いたい。・・・・・・あなたね。2021年の秋に、おっしゃった、数々のビジネスライクな発言を聞くと、ショパンコンクールって、あなたにとって、金を儲けるための起爆剤だったように聞こえてきますよ。非常に嫌な感じを受けます。やめてください。あなたご自身の名誉のためにも・・・・と。

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副題7、『ここで、音楽会用のホールについて、語りたい。牛田智大の、横須賀芸術劇場で、鎌倉芸術劇場のプログラムをもらったので、二つを比べたい。同じ名前を関しているのに、非常に違うので、それを批判をしたい』

 横須賀芸術劇場で開かれた、牛田智大の、演奏会で、もらったチラシの中に、鎌倉芸術劇場で、開かれる、フジコヘミングの演奏会の広告が入っていた。

 で、鎌倉芸術劇場に対して、それの、

 コンセプトが、中西レイ主導で、で来ていると知っているが、ロビーに、広いスペースを取っているくせに、美術画廊が、小品しか飾れない構造(=引きがない)になっているので、どうして、中西レイ以外の人の意見を入れなかったのだと、怒りが、深いので、それを語っておきたい。もしかしたら、私が、実は大物なので、

 神奈川県立美術館を葉山に移動をさせたのと、並行的に、美術家を冷遇する、施設を作りましたか? と、思うし。

 また、中西レイは、ご自分が、ヒット作を次から次へと、生み出し、大収入を上げた人なので、たくさんの、音楽ホール実見したり、テレビで見ていると、考えられる。たとえば、地方で、開かれる、公演でも、それに、ご自分の作品をうたう歌手が出ていれば、聴衆の拍手如何などを、知るために、ご覧に、なっていたと、考えられる。だから、いわゆる公会堂形式の舞台は、知っておられると思うけれど、

 ヨーロッパの、オペラハウスとは、音楽ホールを知らないで、主張をされたと思われる。

 それは、それで、かまわないのだけれど、劇場の名前を、鎌倉芸術劇場と名乗るのだったら、これは、困っちゃうなあと、言うたぐいの命名だ。

 横須賀芸術劇場は、天井のシャンデリアこそないが、劇場そのものは、ヨーロッパの古い劇場を、なぞっている。

 金ぱく、こそ使っていないが、えんじ色の壁と、灰色に近い白の柱コンビネーションは、とても、美しい。富裕な都市、横須賀(米軍に対する、日本国内からの、思いやり予算がある、また、自衛隊がある。また、最も華やかな時代の、日産自動車がある。浦賀ドックもあった)と、もっとも、勢いの強かった時代の堤義明氏の、経済的集合があり、

 かつ、芸術家としての、野島稔を、尊敬した、劇場として、設計がなされている。同じ名前、=芸術劇場を、使っているので、そういう劇場かと思って、訪問をした、私は、鎌倉芸術劇場に、大いに裏切られた。鎌倉市には、納税組織としては、大きな団体が、ない。だから、主に、市民税と、国庫扶助等で、できていると思うのだけれど、

 先行している、横須賀芸術劇場の、芸術劇場と、言う名前を使わないで、欲しかった。画廊も含まれているのだから、鎌倉(市、市民)文化センターでよかったのだ。または、芸術センターとしてほしかった。劇場だけではない、画廊も一緒なのだから、特にそういう命名にしてほしかった。

 行ってみて、大いに裏切られた気分を味わったから。がっかりしている。これから先は言うのをやめておきましょう。もったいない設計である。非常にもったいない設計である。・・・・・とだけ言っておこう。

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副題8、『ここで、豆腐や鵜飼いで、行われたひどい罠を、語りたい。それは、歌を、テーゼとして、作り上げられた罠だったので、何度も書いているのだが……』

私は、、実は、自然に歌が口の端をついて出てくる人だ。それは、40年は前の、京浜急行の中でも、起きた。品川から、北久里浜に帰ってくる途中のことで、通勤の帰りのサラリーマン(主に男性)でいっぱいだった。そこで、突然、トスカから、アリア【恋に生き、歌に生き】が出てきた。小さい声で、歌ったが誰にも注意を受けなかった。

 2013年のことだった。わたくしを含むICU10期卒の人が、6月の13日だったか、日曜日に大学に招かれた。懇親会の前に、まず、チャペル(千人ぐらい収容できる)で、礼拝が行われた。三曲ぐらい讃美歌をうたって、外へ出ると、招待客ではなくて、平素から、この教会に所属している人(女性)が、つかつかと、近づいてきて、

 「あなたは、天与の美声を持っています。霊南坂教会に行きなさい。そこの、QUIREに関さんという三期卒の人がいるので、頼っていって、そこに入れてもらいなさい」と、言われた。わたくしは関さんを知っていた。6歳年上だが、知っていた。で、いいお話だなあと思ったが、実行は、していない。霊南坂教会に、日曜日に行っていないし、そこの聖歌隊にも、いまだ、加わっていない。

 ICUチャペルというのは、天井がとても高くて、気持ちがよいので、普通の場合よりも、大きな声が出た。それで、8m四方の人は、私の声に気が付いてくれたのだった。それは、今から、10年は前で、70歳の時だった。これをブログで諸いたからこそ、

 次の年に、豆腐屋【うかい】のお茶大付属高校のクラス会で、歌を使ったいじめが、計略をされてしまった。伊藤玄二郎(裏にいまだ生きている井上ひさし】⇒ 栗田玲子(有名な画廊のオーナー、教育大学西洋史学科卒のはず。で、イタリア通、ヤマザキマリさんとも、親しいはず) ⇒、宇都宮和代 (お茶大西洋史学科卒、イタリアに一年間、研修に行っている。高校教師になってからだと、記憶している)とか、

 いまだ生きている井上ひさし(上智大学卒)⇒ 中島加奈子さん(上智大卒。有名な幼児向けお受験塾の経営者)、

 伊藤玄二郎 ⇒ 高野悦子(岩波ホール支配人・・・・ポルトガルに強いと、言う意味で、伊藤玄二郎と、共著がある) ⇒

坂本きっこ(冨山房インターナショナル社長にして、神保町にある高級な喫茶店、Folio の経営者・・・・伊藤玄二郎とも、出版社社長・どうし・として、親しいはずだし、高野悦子さんとも、神保町の町内会とか、ロータリークラブとか、で、親しいはず・・・・・

 そして、こちら雪の下の住民前田夫妻ともフランス文学を通じて、親しいかもしれない、金子美都子聖心女子大教授(名誉というのか、元というのか?)などが、からんでいる、凝ッタ凝ッタ罠でした。まあ、襲われた私は、びっくり仰天です。

 しかし、それについて、ほぼ正しいことを書いたために、井上ひさしは、私をさらに追い詰めようとして、中島加奈子さんに、北久里浜まで、遠征をさせて、歌わせたのでした。石川さんちという、私たち夫婦が持つ40年前の、住家の、西南にあるお隣の二階で、中島加奈子さんが、二回ほど、来訪して、歌ったのです。

 井上ひさしとしては、自分の愛玩物である、高野悦子とか、坂本きっことか、中島加奈子を、分析され切ったので、激怒して、壊滅的に、私を、やっつけようとしたのだと思います。一人暮らしの、石川さんが、昼間はディケアに通っていて、無人になる、建売住宅に、中島加奈子さんを入れて、二階で、アカペラで歌わせたのです。

 モーツァルトのフィガロの結婚から、ケルビーノのアリア【恋とはどんなものかしら】です。上智って、ドイツ語が強いのです。だから、完璧なドイツ語で、全曲を、6分ぐらいうたったのです。2015年のことでした。

 私は中島加奈子さんの、同窓会上の住所が、三多摩だったので(しかし、現在では、港区あたりに引っ越しているのかもしれませんが?)まさか、そこで、歌っているのが中島さんだとは、思わず、

 北村充子(音大を出ていないのに、横須賀市立根岸小学校のPTA合唱指揮者となっていた。で、やりて中のやり手として、人々の噂の対象となっている。「在日だからね。特別に勝気なのよ」などと、私はママ友たちから、聞いて居た。・・その結婚の形式=中学生で、担任を結婚相手として、射止めたほかで、やりて中のやりて、としてとても有名。彼女を、対、私いじめよう弾丸として、動かしたのは、在日の組織を支配している井上ひさしか?、それとも、杉本正子さんか?)・・・・恐るべきやり方で、1985年の夏休みにいじめてきた。)さんか、彼女のお嬢さんだと思っていました。それであっても、中島加奈子さんであっても、その歌は、実は、いじめようの悪意に満ちたものだったのです。

 しかし、私は、それが、わかっていても相手の悪意なんて、あまり気にしないのです。お歌そのものが好きだから、悪意があろうがなかろうが、いい声だったら、いい影響力があるので、私もつられて歌いだすのです。2015年当時、私たち夫婦は、敷地が、60坪ある庭で、花や野菜を作っていました。だから、草取りをしながら、しゃがんで歌うのです。おなかがつぶれている。胸も前傾姿勢だから、つぶれている。だから、歌うのには適していないのです。

 しかし、他人がいい声で、先導をしてくれたら、こっちも気張ることもなく、声が出てくるのです。そして、中島さんとは違って、全曲を覚えるなんて、やりません。プロとして、だれかの前で、歌うという意識はないからです。そして楽しく、楽しく、30分ぐらいうたいました。曲は、12~15曲です。その結果、中島加奈子さんは、わかってくれたのです。わたくしが、本当に自由自在に歌っていて、それの陰には、人に優先しようとか、勝ちたいと、言う気分など、全くないこと。・・・・・を。

 ただ、同窓会で、歌うのは、前衛アーチストって、人を驚かすぐらいの、冴えが、必要なのですよ。それで、ちょっと、日本人離れをしているが、同窓会で、歌うのであって、級友に勝つために歌うのではないのです。

分ぐらいかな?

 


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