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銀座のうぐいすから

幸せに暮らす為には、何をどうしたら良い?を追求するのがここの目的です。それも具体的な事実を通じ下世話な言葉を使って表し、

湘南海岸のカラスの話

2009-08-11 09:11:40 | Weblog
『カラスの話』

 夏休みに入りました。ところで、今日のお話は、今年の五月の連休中の話です。三日に息子が一緒に会食しようといって来たのです。それで、回転寿司の店に行きました。夫婦・二組で、話をしたわけですが、

 息子が「今朝ね、僕の家の傍の海岸で日向ぼっこをしていたら、カラスが飛んで来たのだけれど、口にお菓子をくわえているんだ。それがプラスチックの袋に入ったままなんだ。『どういう風に袋を破るのかなあ』と思って見ていたら、何と、砂を掘って埋め始めたんだ。それでね。後でどうするつもりなんだろうと思って、傍まで行って見ると、ちゃんと目印があるところだった。CDの空き箱が捨ててあるところだった」といいました。
 
 私は頭の中で、『今はボランティアー活動が盛んだから、海岸清掃運動の結果、その空のCDケースはごみとして人間に拾われてしまって、カラスは目印が無くなって困るんじゃあないかなあ』と考えました。

 それをいおうかなあと考えている間もなく、息子が笑いながら、「僕はね。それが、判った途端、掘って食べてしまったんだ。いたずらとして、そのお菓子を。するとね。カラスがまた、仕入れに行ったんだよ。新しいのを。バーベキューをしているグループのところに行って。そしてまた新たに埋めたんだ」と。それで、四人で笑いながら、カラスがどれほど頭が良いのかを、再認識しあいました。

 最後に蛇足も蛇足ですが、海外に住んでおられる方のために付け加えますと、今の日本ではスーパーで縦が30センチ、横が20センチぐらいの袋に入れて、不二屋のキットカットとか、森永のエンジェルパイとか、ロッテのキノコの山とか、いう、プレッツェルやビスケットにチョコレートをまぶしたものとかが、中にさらに小さな、しかし、しっかりした子袋に分けて入っているのです。

 で、その小さな袋なら、カラスが口にくわえて運ぶのなど、お茶の子さいさいなのです。カラスはイソップ物語の昔から、外国でも、日本でも、頭が良いのでした。

     二〇〇九年五月三日に、これを書き、ブログにアップロードを今する。
もし、既にアップロードをしていたら、ごめんなさい。

                 雨宮 舜
コメント
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